英亭*B Edition*

映画・舞台・TV・漫画など趣味全開で独断と偏見で、書き綴り……ます。

「拝啓、父上様」第1話

2007-01-18 20:14:18 | ドラマ(TV)
20070111木22:00-23:09/NBS,CX
「拝啓、父上様」第1話16:9

前作「優しい時間」も木10枠(同じく06新春ドラマ)で倉本聡脚本、映画「硫黄島からの手紙」での演技も評価が高く、「優しい時間」でも好演していた二宮和也は、前作での評価が高かったのか気に入られたのかで、本作では主演になりました。脇はベテラン勢がしっかり硬め、若手がそれに引っ張られる形です。

見習いで来た中川時夫(as横山裕(関ジャニ∞))がちとうざったくもありますが、そう言うキャラを演じているので致し方なし、と言ったところか。お嬢さん・坂下エリ(as福田沙紀)、リンゴを落とした少女(as黒木メイサ)も良い感じ。只、フランス語を話していた黒木メイサはフランス系には見えませんがッ(笑)。その後、妄想入って、砕かれる、何てのもありましたが、老舗料亭「坂下」が再開発に巻き込まれ生き残れるか云々と言う、明るい話ではないので、真面目一辺倒でなく、コミカルな部分があった方が楽しめるのかも知れません。

息子(田原一平(as二宮和也))に“ゆきのちゃん”と呼ばせる母・田原雪乃(as高島礼子)、所謂、シングルマザーで、郷里で出産して神楽坂に戻って来たそう。

見習いの中川と同居する事になり、彼が手紙を書こうとしているのを見て、一平が質問すると、家を出る時に父親に『出さなくても良いから毎日手紙を書け』と言われたので、手紙を書いている、との事。そこで、拝啓、父上様となる訳ですが、父が誰なのか分からない、見当にある4人が居て、実際の父親が誰であるのかというのがこの話のキーポイントにもなりそうです。否、これは面白く展開していきそうです。

実はこの設定、今読んでいる(途中で止まってますが(笑))新聞小説(信濃毎日・夕刊)と酷似しています。否、タイトルが「オー!ファーザー」と言うのですが、息子と母と4人の父親が同居している、母が大学時代に4股を掛けていたのだが、誰も気付かず、誰が父なのかも分からない、DNA鑑定はしたくはない。と言う事で、父と一緒に暮らしては居ないが、身近には存在している訳で、“4人の内の誰かが父親”ってのだけが酷似。


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