フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

零余子(むかご)

2021-11-13 18:49:04 | 俳句


   故郷の老いて食べたしむかご飯 





 
 「むかご」というものをご存知の方がいらっしゃるだろうか。
 そう、自然薯の葉の根元につく肉芽。
 まあ平たく言えば種ですね。栄養豊富ででんぷん質の固まりです。

 子供の頃、取って帰ると母親がむかご飯にしてくれたものです。
 直径は7ミリくらいでしょうか季節になると幾つも取れます。
 歳を取るとこんなものが無性に懐かしくなるものです。
 野に遊びアケビなどもよく採りました。
 
 < うれしさに箕(み)にあまりたるむかご飯 >(与謝野蕪村)

 和食店でこんなものを出されたら涙を流して?喜びます。
 懐石料理にさりげなく使うのもおつなモノだと思うのですが・・
 懐敷きとは懐石料理などに使う飾りですが
 秋などは自然薯の蔓にむかごなど生っていると私などは飛び上がって喜ぶでしょう。

 こちらは火曜日から4日ばかり雨模様でした。
 今日からは晴れの日が続きます。
 雨も有難いものですが晴れも有難いものです。

 今夜は土曜日、福岡はクリスマスマーケットが天神や博多駅で始まっています。
 いい夢など見て、ゆっくりお休みください。

 


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