フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

初音聴きました。

2019-03-14 06:55:28 | 俳句


 < 下萌(しもたえ)の姿は見えじ初音聴く  花木柳太 >

 きのうは幾分寒かったがいい天気だった
 初音はウグイスが初めて鳴く声をいいます。
 
 下萌は一面の枯野だったあたりも春の訪れと
 ともにほのかな緑色を帯びはじめます。
 近づけばそれは枯れた草の下の新芽なのです。
 
 おや、と思いました。鶯が鳴いているのです。
 水面の木立の中で鳴いているようです。
 いくら目を凝らしても見えはしません。
 
 まるで、人間の来るのを待っていたかのように鳴きます。
 得をしたような気分になりました。

 ホーホケキョとのどかな春の畑で鳴いていました。
 続けて、ケキョケキョケキョと鳴けば
 「ウグイスの谷渡り」と言うそうです。

 春一番がとっくに吹き、桜も咲こうとし
 もう、山からメジロも降りてきているでしょうか?
 
 
コメント
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