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871piano工作室

ピアノ調律修理が本業。
趣味の凧や工作の話題など。

笛のちんだみ、その5

2006年04月01日 07時35分17秒 | 工作
水道管の笛は、切って穴をあけて、削って、
頭にふたをして、ちんだみして、
うまく鳴るようにすれば出来上がり、塗装はしなくてOK.

でも竹の笛は何かを塗らなければ、
息で竹が湿ってくると、鳴り具合が変化しやすい。
湿る~乾く、を繰り返すと、割れる心配も出てくる。

そこで、何を塗るか?
これまで作った数本の笛は、缶入りのラッカースプレーを吹き付けた。
竹の質感を感じたいので艶消しを少ない目に吹き付けた。
数ヶ月使っているが何の問題も無く、お手軽でいい。

だが今回は、昔の八重山の人はなにを塗ってたのかなーと、
少し思っただけで、深くは勉強せず、ホームセンターで手に入る、
柿渋を使ってみた、他にも、うるし、カシュー、べんがら、油びき(オイルフィニッシュ)なども候補だが、とりあえず今回は安い、簡単な柿渋でやってみた。
ぼろぎれで内側と外側、吹き口や指穴を丁寧に塗り、ふき取り、数回繰り返した。
思ったより早くねばりが出て乾く。
でも翌日見てガックリ!2本の内1本は割れた、原因は水分だと思う。
塗った時は水を塗ってるようなもんで、せっかく乾いていた竹が、
一気に水分でふくらみ弱いところで、はじけてしまったんだろう。

でも、生き残ったもう1本はその後少しサンドペーパーをかけて、
以前のようにラッカーで仕上げた。
2週間過ぎたが割れてない、今のところ調子は良好。

さー、次の笛は何を塗ろうか?

棚作り

2006年03月16日 22時59分23秒 | 工作
土日は、仕事とカブスカウトと、三線の月例会とで、
ほぼ全滅なので、日曜大工は平日する事になります。

今日木曜は三線のお稽古の日、それと家族がともだち連中と、
スキーに行くのをお見送りという事もあって、
一日休みにしたので、朝から「平日大工」に励みました。

もう1~2年まえからヨメに言われていた台所のレンジ台を、
ホームセンターでスチール製品を買うのをぐっとがまんして、
木製にこだわり、手作りした。
構想2年、製作半日、塗装はなしのえーかげんな「平日大工」でした。

あ、また今日も唄い込めなかった、、、、、


笛のちんだみ、その3

2006年02月08日 07時43分31秒 | 工作
先週仕込んだ水道管の笛の、穴を少しづつ削り、
笛のちんだみを進めています。

最初は唄口(息を吹き、音を出すところ)を楕円に広げ、
音が出やすいような形を探って、試し吹きしながら少しづつ削ります、
少し小さい目でストップしておきます。
(あとでまた少しづつ削ると音程が高くなっていくから)

次に指で押さえる穴を音程を確かめながら、
上下左右に削り広げていきます。
僕の場合近くにピアノが有るので、
ピアノの右ペダルを踏んで、(音が止まらず鳴り続ける)
四の笛の場合、ピアノでド、ファ、ドを鳴らし、
笛の「合」「四」「工」「七」を吹き、笛を合わせていく、
「合」だけは管の尻の長さを切り詰めていくか、
切らないで、管尻の裏側に小さい穴を開けて調整します。

だいたい合えばしばらく吹いたり眺めたり、
(この時間も楽しみ)
ちょっと不具合を感じたらまた少し削る、
先に書いたように、削れば少しづつ音が高くなるので、
慎重にするが、もし予想以上に高くなりすぎたら、
思い切って四→五にひとつ高い目の笛に変更する、

指穴の上面を面取りすると指当たりがよくなり、
穴を指で半分押さえたりし易くなると思いますが、
これは好きずきで面取りは多い目少ない目、
いろいろ試してみたいです。


水道管の笛

2006年02月03日 15時51分33秒 | 工作
今日から日曜まで、ボーイスカウトのスキーについて行くので、
朝から休んで、午前中にスキーの準備をし、
昼から少し時間が余ったので、笛作りの仕込をはじめました。

竹は今、乾燥させるため、眠らせているので、
手っ取り早い塩ビの水道管で作ります。

テープを貼り付け、参考にする笛(二、三、四)の穴の位置を書き写し、
細いドリルで下穴をあけたところです。
作業板の上には頭につめる木の棒が写っています、
この後の作業は企業秘密もあるので書かんとこかな~

日曜日に帰ってくるまで、パソコンさわれないので、
コメント頂いても、お答えできませ~ん、すみませ~ん、行ってきま~す。