871piano工作室

ピアノ調律修理が本業。
趣味の凧や工作の話題など。

夏野菜カレー

2008年08月17日 22時45分00秒 | Weblog
盂蘭盆の行事がすんだ。

墓参り、お迎え火、お坊さんにお参りに来ていただく、
家族や親戚が集まり食事(今年はこれはなくご近所の食事会に変更)
送り火、花火(娘や息子の友達が来て、盆の間に2回もやった)

昨日と今日は特に用事もなく、お供えのお下がりのお菓子をつまんだり、
ぐーたらしたりウクレレ弾いたりしてすごした。

お供えのなすびと、もらいもののゴーヤを油で素揚げにして、
冷蔵庫の残り物のイカ、エビ、ピーマン、などを炒めて、
カレー粉をまぶし、台所に置いてあるスパイスをぶちこみ、
ホールトマト缶でけっこうおいしくまとまった夏野菜シーフードカレーが、
今日の昼ごはんでした。


たんじょうびネタ

2008年08月04日 05時48分47秒 | 
パソコンのファイルを整理していたら、
10数年前につくった童話のような、旅行記のような、
うちの子への手紙をパソコンに入れてみたのが出てきた。


かおりちゃん、たんじょうび おめでとう。
プレゼントは送れないので、
かわりにブレーメンへ行った時の話を書きました。

1995.5.1

お父さんより



きょうは休みなので、ブレーメンまで、1日だけの旅をしようと思い立ちました。ドイツ語でキップを買うのはたいへんだけど、「ブレーメン1まい」と、指を あっちこっちに 動かすと、「?・・(ドイツ語)・・?」なんか言ってくれるので、分かったのだなと思って「あーそうそう」と返事をすると、キップを作ってくれました。
汽車の発車予定の 8時17分まで、パンを買ったり そのへんをぶらぶらしていると、バイオリンや フルート、たいこに らっぱ、いろんな楽器を持った子供たちが 集まっていました。どこへ行くのかなーと 思って見ていると、なんと お父さんが乗る汽車と 同じホームに向かって 行きました。もう人がいっぱいになってきたので、これは 乗りおくれたらたいへんだと、あとにつづいて 汽車に乗りました。



汽車の中は人でいっぱいで、お父さんは 他の人たちと同じように デッキに立って、窓の外や すわっている人のようすを 見たりしました。みんな おかしを食べたり、ジュースをのんだり 大きな声で話をしたり、にぎやかです。
1時間ちょっとで ブレーメンの駅です。ホームに降りて さあどっちに行こうかな と、ぐるっとあたりを 見わたしました、ちょっと寒いけど、いいお天気です。
そうそう、楽器を持った子供たちは?と さがしても、あれっ もうどこへ行ったのか、一人もみえません。



お父さんは 地図と磁石を持っていたので、古い教会と市庁舎と、その前のマルクト(マーケット)広場をさがしながら 歩きました。途中に ラッパを吹く人と ブタの 大きな像があって、その前で 写真をとりました。
もうちょっと行くと マルクト広場かな、と思っていると パイプオルガンのような音が聞こえてきたので、おかしいなこんな所で と見てみると それはオルガンではなく、アコーディオンを 少年が道ばたで 弾いていたのでした。



アコーディオンの音が マルクト広場じゅうに聞こえて、その中で 植木やくだもの、骨とう品などが いっぱいに広げられていました。おなかがすいてきたので、プラムを5個ほど 2マルク20ペニヒで買って、かじりながら ぶらぶら歩きました。カメラの調子が 途中から悪くなって、リュックにしまい込んでいるので楽です。



もうすぐお昼かなと、ソーセージやパンやビールを売るスタンド“インビス”をさがしていると、とつぜん教会の鐘が ゴラーン ガローン グローン ゴローン と、大きな音で 昼を知らせて(いるのかどうかはしりませんが)鳴りはじめました。教会の一番てっぺんの窓があき、だれが引っぱっているのか 大きな鐘が グラーン グラーン ゆれています。



教会はレンガ造りで ものすごく高く大きく、横の道を歩くと 空がぜんぜん見えないくらいです。
石畳の小道を 奥へ奥へと入っていくと、ガラス細工や ぬいぐるみ、置物とか時計、銀細工 などなど 窓いっぱいにならんで、その中では職人さんが いっしょうけんめい 作っています。
あっ 凧だ、ドイツの凧がいっぱい並んでいます。コイノボリの ふきながしのような物も ぶらさがって、風でゆれながら クルクル廻っています。ひとつダイヤ形で、カラフルな凧を おみやげに買いました。
店の横の道から 右へ曲がったら 少し広くなっていて、白いテーブルが並べられ、何人かの人が コーヒーをのんだり、おしゃべりをしたり、ビールをのんでわらったり、のんびり一日をすごしています。バイオリン フルート ベースのトリオが、ビールをのんでいる人のまわりで ポルカのような音楽を 体をふりふり 演奏しているので、音楽の人も ビールをのんでいる人も 顔が真っ赤になっています。



そうだ グロッケンシュピールの鳴る時間に 間に合うようにと行ってみたらもういっぱいの人が集まっています。でもだいじょうぶ よく聞こえることでしょう。はしっこの方でまっていると その時間になる少し前ごろから 小さな音で、コロン クロン コロン と はじまりました。陶器でできた鐘なので 思ったより小さな音でしたが、みんな静かに聞くので いい音できこえました。
そろそろ帰る時間です。その前に近くに流れている 広い川をちょっと見ておきたくなったので、ヴェーザー川の橋まで行くと 河原でなにかやっています。なんか古くっさい 変な物がならべられ、骨とう市でしょうか。売れ残りを そろそろ車に つみ込んでいる時間でした。



駅へ急いで歩いていると 反対側から ストリートオルガンの、かわいらしいけど息たえだえの、プーポッポッ・プーポッポッ という音を先頭に 数人の人が やっぱり帰りを急ぐように歩いているのと すれちがいました。
ひょっとしたら朝会った 楽器を持った子供たちは、みんなこの町で 音楽を奏でる人になって、又どこかの町へ帰っていくのかな?
―ハメルンからいなくなった子供たちかもね。―





おわり。






こうちゃんへ、

おじさんはじてんしゃにのってやってきます。

なにをしにやってくるかというと、

どうぶつのせわをするためです。




サル、オットセイ、カバ、アザラシ、セイウチ、トナカイ、

いろんなどうぶつがいるので たいへんです。

あったかいところに すんでいたどうぶつや、

さむいところにすんでいたどうぶつ、

それぞれたべるものが ちがいます。

 


おじさんのじてんしゃの おとがきこえると、

サルがみみを そのほうへ むけます。

おじさんのながぐつの おとがきこえると、

オットセイがあつまります。

おじさんがえさのはいった バケツを

もってあるくと、せいうちが ついてきます。

バケツのなかには、イワシやアジ、イカ、

いろいろはいっています。(そうそう ドイツでは、

イカのことを “ティンテンフィッシュ”

インクのさかなと いうんです。)



ぞうにはバナナやリンゴ、キャベツなど。

とりもいっぱいいるので、

オレンジやきのみや ぶどう。

リスやマラは そこらじゅうに いるので、

かってにきのみや くさなどを たべています。

くじゃくもいっぱい あるいています。



おじさんはぞうの せなかに、こどもたちを

のせてあげたりもします。



あそうそう、きょうりゅうも いるんです、

ほんとうです。おとうさんはみたんです。



ハーゲンベックどうぶつえんは

ドイツのハンブルクに あります。