ここは禅僧の修行道場らしいです。
まぁ~酔いもさめたおっさん2名と一番年だけは若いが微妙にアルコールが残ったおばさん
と ずっと酔っ払いの相手させられている運転手のお姉さま(大先輩に運転させてました)
どうにか 門をくぐって中へ
座禅草がひっそりと咲いていました。
この赤い場所が七堂伽藍…丁度人間が座禅組んでいる様になっているんですって
頭が法堂(一番上)、心臓が仏殿(その下)、左手が庫院(厨房)、右手が僧堂、腰が山門、左足が浴室、右足が東司(便所)です。
まずは吉祥閣にて 禅師から永平寺についての説明をしてもらい後はフリーでの見学
写真は 修行僧以外は 何を撮ってもかまわないって事で撮りまくりました。
傘松閣…説明を受けた2階にあり160畳敷の大広間。
格天井は 昭和5年文展・帝展に入選した南画の大家144名による230枚の花鳥図
ここは承陽殿
道元禅師(54歳)の御霊骨と二代尊の御霊骨が奉祀されていて曹洞宗の発祥の根源
奥の屋根の下の彫刻の右左
あ゛
んっ…
阿吽の龍が見守っていました。
まだ雪も残る山間地…
手前の幹の大きさ…700年以上も受け継がれている禅寺の静けさを感じられました。
山門側から朱雀門を見上げた位置
西方を守護する広目天
南方の増長天
東方の守護神 持国天
北方の多聞天
四天王が外部から進入する悪魔をさえぎってくれているそうです。
ここの修行はこの山門から入って修行するのですが 真冬ぞうりを履いて山門にたたずみ
開けてもらうまで大変だったと説明されていた 禅僧が語ってくれました。
数人一緒に来て、門をたたくが直ぐには現れず 何故来たと詰問
修行に来たというと なにもここでなくても言いだろうと…やる気=声の大きさって事で
凍えながらのやり取りが辛かったそうですが…開けてもらってからが修行。
磨きぬがかれた階段。
スリッパ履き辛くて 裸足で歩いたけど靴下あまり汚れていないのにはビックリ。
若い雲水さんたちが沢山作業していましたが彼らが凍えながら門をたたいたんだと
思うと 今の若造顔には思えなくなっていましたよ。
…なにせ、朝ごはんからビールで始まった我が同行者…少し反省。
触ると料理が美味くなるらしい。大庫院(厨房)の前に下がっている大すりこぎ棒
ここで笑えたこと…ここに200人以上の僧侶が自炊して暮らしているってことは
保健所が衛生点検に入るよねぇ~えぇ~とぉ~250人以上だと
管理栄養士必要じゃないのかって 職業病的 話に花が咲いたのですが…
保健所は入るけど 栄養士はいるのかな?????
まぁ~メチャクチャ楽しい二日間の思い出に付き合ってくれて ありがとさん。