お昼前…山間地に向かう準備をしていると…事務のMちゃんが
「ほっこさん お忙しいところ申し訳ないのですが 施設長がこの書類目を通す前に
是非 確認して頂きたいと…」
???…んっ…何??何時もの広報誌じゃないの??そのまま渡したら…??
Mさん…申し訳なさそうに…
「あの…中身を確認してみてください。」
へっ…中身って…何気なくめくった…
えっ…え゛ぇ~…えぇ~…
万歳してる自分が写っている…しかもだあ~
当時顔出し禁って言っていた二人並んでだ…
Mさんいわく…
施設長に これ見せたら絶対喜んで その辺にコピーして貼りまくるのではと
だから 事前に私に見せて判断を仰ぎたいと…
えらい!…えらいぞぉぉ~…
散々褒めちぎり(施設長以外は皆知っていたけどね)この広報誌は 存在しなかったって事で落ち着いた。
でも…まずくない…何故顔出ししないでと言ったのに…新聞出ちゃうわ…テレビ出ちゃうわ
事前の打ち合わせって…意味無いじゃん
これじゃ~ボランティアっても出来ないよ…何故って町内…ご近所にはこの病の事
内緒なのさっ…あぁ~この広報誌町内会にもまわってくるんだろうなぁ~
やだなぁ~開き直るしかないのかなぁ~でも…近所って…はぁ~やだなぁ~
だってさぁ~今 乳癌ってスーちゃん亡くなって…わりと旬の病気になっているし
同情や変な気遣い…やだなぁ~…元気印の近所のおばさんで居たかったなぁ
わたしゃ~もう…開き直るわ…
自分からは言わないけど…
知られたら…そうよって言うしかないな…
腹決まったわ。