巡・金田一耕助の小径―ミステリーラリーに参加<清音駅>

2010-12-11 22:49:26 | 日記帳
以前から楽しみにしていた巡・金田一耕助の小径という
横溝正史ゆかりのイベントに参加してきた

倉敷市真備町は横溝正史が疎開していた町。
そしてここで本陣殺人事件はじめ数々の名作ミステリが生まれた町。
金田一耕助や横溝正史好きにとっては外せない町です。

まずはスタート地点である清音駅を目指す。
検索してたけど、どうも清音駅付近に駐車場はなさそう。
ということで、JR伯備線で一駅なので倉敷に車を置いて
一駅電車に乗ることにした。

しかし意外なことに倉敷駅前の一番大きな駐車場が満車。
別の駐車場を探している間に電車一本乗り遅れてしまった。
一本乗り遅れると、次は20分後とかそういう世界なので
これは痛かった。

仕方なく電車待ちの間に清音駅で買う予定だったガイドブックを
倉敷観光案内所で購入。
ついでにエコバッグとかいっぱい持ってるのについつい
イベント限定のロゴバッグも購入。

そして意気揚々と電車に乗り込む。
これが意外とよかった。
駅前からちょい田舎の住宅街へ、そしていきなり自然の中へ。
山のそばを流れる川(後で調べると高梁川というらしい)
がなんとも美しい。

当初は一駅ならタクシーでも使おうかと思ってたけど
この景色と距離を考えると(タクシーだと支払いはいくらに
なっていたんだろう…)素直にJRに乗ってよかった。
本陣殺人事件では金田一耕助はこういう情景で
白木静子を観察していたのかな、と楽しく妄想。

そしていよいよ清音駅に到着。
ここが名探偵・金田一耕助が初登場する「清―駅」です。

伯備線の清―駅でおりて、ぶらぶらと川―村のほうへ
歩いてくるひとりの青年があった。


この風采があがらない人物こそが金田一耕助なのです
知らない人がみたら、ただの田舎の駅にすぎないのでしょうが
わたしはひたすら感動━━━━!!



イベント中とあって、金田一耕助ファンの方がすでにちらほら。
観光地によくある例の顔に穴があいた写真撮影用の板があり、
お祭り気分が盛り上がる。
予定ではここで駅前にあるおいしいとクチコミがあったパンを買う予定
だったけど、時間がなくなったため残念ながら断念。
しかしこれが結局昼食抜きになってしまう羽目になろうとは。トホホ


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