頭痛の原因→歯茎の手術しました…

2007-06-27 00:42:53 | 日記帳
先日差し歯にしたところあたりが、どうも痛い。
歯の奥が原因っぽいけど、どの歯の奥か分からないくらい範囲が広い。
しかももう歯とかじゃなくて頭が痛い。
バファリンなしじゃつらい。

ということで虫歯治療中のお医者さんに相談。
原因はなんと歯茎と歯の間につまった食べカス。
???と思ったけど、先生曰く、意外と歯茎というのは薄くて、なにか炎症があると頭蓋骨に直結した痛みになるとのこと。
わたしの場合歯から離れる歯茎部分が大きくて、ゴミがつまりやすいとのこと。
そこでその歯茎部分を切って縫う手術をすることになりました。

しゅ、手術…こわいよ
しかも「体調整えておいてください」とか意味深なこと言うし。

虫歯の治療でさえびびって、先生に「そんなに怖いですか?」と聞かれるくらいなのに。

そしていよいよ開始。
まずは麻酔です。これは虫歯のときと同じ。ちょっと本数は多いけどガマンです。ううう~いま思い出してもムズムズする…

そして…あとは何やってるのかわからない
なんとなくいま切ってるのかな?と想像はするけど、何かわからない。
縫ってるのはなんか糸が唇にあたったから「あっいま縫ってるよ…」と思って冷や汗が流れたけど、痛くもないし何だかよくわからない
麻酔さんありがとう!!

結局30分もしないうちに終わった。
お金も3000円以下で済んだ。

なーーーーーーんだ
思いっきりびびってたのに!しかも頭痛からは開放されたし!
先生、手際よくやってくれてありがとおおおおお

でも昔、指の手術をした時に、手術より抜糸が痛かったから抜歯が恐怖


まさお君がくれたもの

2007-06-24 20:59:50 | どうぶつだいすき
ポチたまという番組をご存知ですか?TV東京系で放映されている番組で、動物系の番組の中ではわざとらしさがない番組で、わたしが一番好きな動物番組です。
その中で昨年末に亡くなってしまった「旅犬」まさお君。
訃報を知った時は、TVで見ていただけだったのに私もちょっとダメージを受けてしまいました。(けどyahooニュースで知ったんだよね。まさお君がyahooニュースになったのも少しびっくり。愛されていたんだね)
ちなみに千葉ロッテマリーンズでボールドッグとして愛されているエルフはまさお君の娘になります。

そんなまさお君とスタッフの愛にあふれた一冊。
時々着ぐるみされているまさお君を見て「まさお君嫌がらないのかな~」とか思ってたけど、それは誤解だとこの本を読んで確信しました。
あのコーナーはまさお君が引っ張っていってたんだね。

表紙からして笑ってしまうよね。まさお君笑ってるし。
松本君の面倒見てやってる感が出てるなあ。

もちろんまさお君の最期には涙ボロボロだけど、単にかわいそう、悲しいで終わらないとても心温まる一冊。
特にポチたまファンは必見の一冊だと思う


まさお君がくれたもの



凶笑面 蓮丈那智フィールドファイル-北森 鴻

2007-06-20 23:24:50 | 日記帳
民俗学なミステリは大好きなんだけど、なかなか探すのが難しい。
これはyahoo知恵袋あたりで誰かが「民俗学ミステリおしえて」と質問していたのに、誰かが答えていたもの。
見知らぬ誰かさん。聞いてもないわたしにも知恵を授けてくださってありがとう。

表紙はかなり魅力的ではないですが(個人的に)中身はいいです!民俗学については本格的です。マレビトとか聞いただけでゾクゾクする単語がいっぱい出てきます。民俗学に全く興味がないと、ちょっとすべる可能性もあるかも。解説はちゃんとしてくれているので知らない人でも安心だけど。

そして、探偵役の蓮丈那智。
男性が描くクールビューティー探偵っていう感じです。
ネットを見ていたら一度ドラマ化されていて木村多江さんが演じられたようですが、全くイメージが違うんですが!
でも個人的に蓮丈那智がジン飲むシーンがカッコイイので、わたしも自宅で飲むお酒をジンに変えました(笑)しかもジュース割り!(爆)

でもねーこれ短編じゃなくて、犯行の動機とか民俗学エピソード満載にして長編で読みたいよ。どれもこれも。ちょっと急ぎ足というか、そんな感じ。
と、いうわけで次はこの作者の長編を読んでみたいと思う


凶笑面




地獄の奇術師-二階堂黎人

2007-06-20 23:10:34 | 日記帳
ミステリは断然社会派より本格派なわたし。
一番のお好みはクリスティーの箱庭的世界。
横溝正史の民俗学的世界。
ホームズ的な天才奇才探偵が活躍する世界。

さて、初二階堂黎人です。
なんとなく作者のご大層なペンネームと狙いすぎなタイトルに今まで敬遠していたけど、挑戦。

探偵役は二階堂蘭子。
うーん こってこての名前と容姿。ついていけるかなあ、と思ったけど文章は意外と読みやすく。

わたしは
「あ」
「何?どうしたの」
「こんなところにナイフが」
のような会話のみで話がすすんで、しかも改行しまくって空白がいっぱいの文章は嫌いなのです。あとキャラ萌え狙いとか。

登場人物のネーミングから少々不安な予感がしたのだけど、杞憂でした。

それどころかかなり面白い!
誰もが感じることだけど、かなり乱歩な世界。
舞台は昭和42年。乱歩的世界が通用する最後の年代ということで設定されたのだとか。なんとなく納得させられます。携帯電話とか使ってはダメなのです。
と言いつつわたしは乱歩はそんなに読んでないのです。
好きな人には堪らない部分がわたしには少々アクが強すぎるというか胸焼け気味。
きっと学生の頃に読んでいたら嵌ったと思うんだけど。
でもやはり一度は名作といわれてみるものは読んでみるつもり。

二階堂黎人に戻るけど、この本、後ろについている解説がかなり面白い。
読んだことのある本については一行レビューを読むようで、未読については「読んでみようかなあ」と思わせる。
最後の方のP112参照などと書いてあるのは、検索機能がない本という媒体ではかなり親切。
「あの時あなたはこう言った」と探偵が言ったりしたら、えーどこだっけーって前の方のページをパラパラして最悪見つからなかったりもするし、パソコンの検索機能が欲しいと思ったりもするので、これはいいね。他の作品はどうなのかな?

肝心のトリックですが、これは少々ありきたりというか。
犯人も100頁いかない内にもしかして、と不審に思い大抵の人なら「指」の時点で分かってしまうと思う。
密室トリックも、おぼろげながら予想通りで、犯人の最後も予想通り。

こうして考えるとミステリ通の人には少々不満なトリックかも。
でもわたしは読み物として十分に楽しめたし、次の作品も読みたい!と思えたし、これは乱歩的世界を楽しむ本だと認識しているのでアリです。
買った本は手元においておくものと、ブックオフ行きになってしまうものがあるけど、これは間違いなく手元においておいてしばしば楽しむ本となることでしょう。


地獄の奇術師

初めてのボディジャム

2007-06-13 21:03:16 | 日記帳
通っているコナミでボディジャムという新しいプログラムが去年の秋くらいから始まった。
参加してみたいとは思ったものの、外から見学するとヒップホップ系の高度な踊り&スケジュール表にある解説には難度★★★強度★★★と、結構高レベルっぽいクラスであることがにおわされていて、参加を見合わせていたのでした。

しかし今日はなんだか新しいことに挑戦する勇気があったので、思い切って参加してみた。
その気持ちの裏にはしっかり「この季節にはスポーツクラブ初心者が多いから、クラスでも初心者が多いに違いない。しかもボディジャムはまだ始まったばかりのクラス。始めるなら早い内がいいだろう」という計算も働かせていたけど。

そしてドキドキのスタート
「今日が初めての方~」はーい 予想通り30人くらい人がいた中で、初めての人は自分含め5人くらいいた。これで少しは粗相が目立たなくなりますように…!
しかし、わたしはダンスとか全くの未経験。どんな恥をかくことやら。
とりあえず60分ヘラヘラごまかしていこうっと。

早速スタート!
説明には「アフリカ、ヒップホップ、サンバなどのダンスを混ぜて~」と書いてあったけど、はっきりいってどれがアフリカでどれがヒップホップなのか分かりません(恥)
おそらく一番最初のはアフリカ…?なのかな
なんとなくついていけたけど、これはまあ準備運動だろうし気を抜いてはいけない。

次は多分インド…?
もちろんできてはいないものの、それなりについていける。
もしかしてやれるかも…?

順番忘れたけど、多分次がサンバ。
これは学生の頃に体育の授業でやったから、ステップは体が覚えていた。
お陰でまあまあそれなりについていけた。
できないところはとことんできてなかったけど、笑ってごまかす。

次が多分ヒップホップといわれるものなのでしょう。
これが一番できなかったなあ。
頭では分かっているのに、体が…
そして鏡を見るとわれながら噴飯モノ。タコ踊りのような滑らかさもロボットダンスのようなシャープさもなく、ダンスでもなんでもなく、、お笑い芸人真っ青の愉快な動きでございました。ドラクエのパペットマンのふしぎなおどりとでもいうか。
さすがのイントラさんも「余裕ができたらご自分の姿を鏡で見てみてくださいね」とか言ってたが、鏡みても笑えるだけでどこを直していいものやら。

そんなこんなで60分。
感想なんだけど確かに難しいけど、できないんだけど、できなくてもエアロビクスみたいに間違ったのが目立たないのがありがたいプログラムだった。
適当に音楽に合わせて体動かしていれば、まあごまかせるというか(不真面目すぎるかな?)

あとやっぱり初心者が多いのでイントラさんの解説も丁寧だし、やっぱり一人だけ初心者じゃないのは心苦しくない(みんな慣れているクラスで一人だけ初心者だったら、やっぱりちょっとツライ。自分の為に解説してくれる時間があったりとかしたら特に)

そしてきっちり汗をかいた
この辺はさすがBTSJ。(今はレスミルズなんとかっていうんだっけ?)初心者でも汗かけます。

しかしたった一つの問題点が。
この先何回参加してもふしぎな踊りが改善されるとは到底思えないこと。
果たして上手に踊れる日がいつかくるんだろうか

映画「トロイ」を見て

2007-06-09 14:12:53 | 日記帳
録画していたトロイをやっと見た。
大作だったなあっていう感想。海外版時代劇ですね。
魅力的なサムライ精神をもった戦士達と戦。
当時の常識では軽蔑されるヘタレ。

このヘタレというのはいうまでもなくオーランド・ブルーム演じるパリス。
オーランド・ブルームはロード・オブ・ザ・リングで初めて知った美男。
この映画でも麗しすぎるお顔立ちが堪能できた。

この美男子ヘタレ君の不倫略奪により戦がおこり、平民はじめ父、兄も死に国すら滅亡してしまう。
正に「命懸けの恋」ってやつですね。自分の命ではなく他人の命っていうのが正解ですが。

大抵の人はこのパリスに嫌悪感を抱くと思う。
特にサムライ大好き日本人なら。

でもわたしはオーランドブルーム効果なのか、そんなにパリスは憎めない。
優秀な兄がいるという環境で、兄に対抗したり嫉妬することもなく愛し愛されていた弟。
ヘタレがたまたま面倒な家系や時代に生まれてしまったのだなあ、と。

戦闘シーンとか見るにつけ、参加している平民の中にも「殺し合いはイヤだ。何とか逃げたい。っつーかなんで自分が戦に参加しなくちゃいけないんだろう」と考えていたヘタレが結構いたと思う。
この場合ヘタレというより、人間として当然の考えとも思えるけど。

誰もがヘクトールのような冷静で己をわきまえた生き方ができるわけじゃない。
アキレスのように無知の知や生命を悟ったような生き方ができるわけじゃない。
仕事に対する取り組み方なんかでも、自分含めパリス人間は実は多いと思う。

そういう意味でもトロイ王の存在が興味深い。
ヘクトールの遺体を返してもらいたいと、アキレス陣地に乗り込む勇気はヘクトールに受け継がれ、判断の甘さと混乱はパリスに受け継がれ。
できた兄とだめな弟はまさにこの父親のDNAを受け継いでいたのだなあ。

映像的には圧巻の一言。美しく壮大。
女性陣もみんな美しかった。



トロイ