は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

男性へのプレゼント

2005年03月29日 | weblog
最近、義理の父親が古希(70歳の誕生日)を迎えました。
そのお祝いに、何か記念になるものをプレゼントしようと思い、
デパートに出かけたのですが・・・なかなか良いものが見つかりません。
結局、何が欲しいかを聞いてから買うことにして、その日はお祝いの言葉だけ贈りました。

そもそも、男性へのプレゼントというのは、選ぶよりも探すのが大変なのです。
デパートの売り場面積など、女性モノの売り場が広島市民球場全体だとしたら、
男性モノ売り場はホームベースほどしかありません。
そして品数も、女性モノに比べると選択肢がほとんど無いような状況です。

私はプレゼントするのが大好き。
相手のことを思いながら、プレゼントを選ぶのは至福の時です。
自分のものを買う時はとても慎重になり、1つのモノを買うのに何件も店を渡り歩いて、
悩んで悩んで、下手すると1週間くらい悩んでいることもあります。
それに比べたら、プレゼントなど楽なものです。

でも、それは女性や若い男性へのプレゼントの時だけです。
年齢が高くなればなるほど、プレゼントの選択肢は限られてきます。
私が男性にするプレゼントは、ネクタイやサイフなどの小物であったり、
時にはスーツやジャケットなどの衣服も買うことがあります。
伴侶の服や持ち物は、ほとんどが私の贈ったプレゼントです。

大切な人には、長持ちするものを長く身につけていて欲しい。
好きな人には、上質のものを身につけていて欲しい。
そういう理由から、どうしても値段が高くなってしまいますが、
それは同じ理由で、値段など私にとっては全く苦ではないのです。

ところが、これが高齢者となると、全く別の問題が発生します。
まず、既にリタイヤしているため、ネクタイ等は必要ありません。
立派なサイフやカバンも、持って出かける機会などほとんどありません。
高価な万年筆などをプレゼントしても「ワシはこのボールペンでえぇ」と言うでしょう。

手ぶらで父のお祝いに行きましたが、子供たちが集まっただけで父は喜んでいました。
何か欲しいものがある?と聞くと、ワシは何もいらんヨと返されました。
とにかく集まってくれたのが嬉しいから、とお酒を飲みながら楽しそうに笑っていました。

こんなことでいいのかな?
プレゼント好きの私には、ちょっと物足りない気もするのですが、
父がそれで喜んでくれたのであれば良しとしましょう。
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