ありがとう集会のあとに残ってくださった老人会などの方々18名に、3年生が、昔の暮らしについてインタビューをしました。事前にお聞きしたいことをたくさんメモしておいて、インタビューしたのですが、3年生にとってびっくりするようなお話がたくさんあって、目をまん丸にして聞いていたり、メモをとる手が止まって「ほんと、そうなの。」と確認したり・・・。
「給食では、どんなものがありましたか?」「昔は、給食がなくて、お弁当だったんだよ。」「えっ、給食がなかったの?」「そうだよ。だいたい麦ごはんだったかな。」「おかずは、ミートボール?」「とんでもない、ミートボールはなかったのよ。」「おかずは、卵焼きがごちそう。ないときは、うめぼしやつけもの・・・」。
「これをはいて学校に行っていたんだよ。」とわらじを持ってきてくださっていました。裸足ではくと、「ちょっと痛いかも。」「僕はちょうど気持ちいいよ。」「ちょっと小さいかも。」
「昔はね、田植えと稲刈りの頃に学校がお休みの日があったのよ。」「えっ、いいなあ。」「お休みと言っても、田植えや稲刈りの手伝いを一所懸命するのよ。」「みんなも鎌で稲刈りしたでしょ。鎌だと時間がかかるので、家族総出で稲刈りをがんばらないとなかなか終わらないね。」「そうか、鎌で刈ったとき、かたくて大変だった。」
たくさんのお話をしてくださって、子どもたちは今まで知らなかったことを新たに知ったり、授業で勉強したことを再確認したりできたようです。ありがとうございました。