
大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日の仕事の休みにとても不思議なことが起こった。
前日のプレッシャー満載の仕事に疲労困憊し、フラフラした状態で車を運転していた。
そしてある駐車場に車を停止した途端、瞬時に隣に停止した車から声が聞こえた。
「どうしたんですか」と尋ねると、「給油口が開いています」との返事が返ってきた。
その瞬間鳥肌が立った。
びっくりするような笑顔の美女であった。

走行中私の車の給油口が開いてるのに気が付いてわざわざ車で追いかけてきましたと言われるのである。
普段は、美女どころか銀蠅さえもよってこない年齢である。
(ほっといてくれ!) 心の声
名前も連絡先もわからないのでお礼のしようもない!
あれは幻だったのか?
40年前に出会いたかった。
もしかしたら観音様の化身か!
(何でやねん!)心の声
森田を学んで40年以上、最近偶然とは思えないような不思議なことがどんどん起こる。
20代~30代の悩みを聞いてくれる茶のみ友達ができた。(笑)
仕事で万策尽きたかと思うと協力者が現れる。
それどころか上司から仕事のことで相談される。
(ちなみに私は何の肩書もない非正規社員)
生活の発見会に於いても、最近あるプロジェクトを遂行しようと思うと予期せぬ協力者が現れた。
今の私には、樹木希林さんが言われるように若い頃のような邪心がほとんどない。
(嘘です、少しはあります。)
ひとえに、かつての自分ように心の問題で苦しむ人々のお役に立ちたいという思いである。
これも樹木希林さんの言葉を借りれば、※心の中で相手に頭を垂れていることも多い。
還暦まで自分が自分がと、我を張り、相手の立場で物事を考えることが少ない人間であった。
森田の学びも右から左で、相変わらず森田博士の言われるヒネクレの見本のような人間であった。
それが肉親の死や病、人間関係の摩擦により磨かれ少しづつ、皮膚から森田を吸収し私の中で変化してきたのかもしれない。
私のような素直でない人間にも森田はこうして光を与えてくれた。
恐るべし森田療法!
2023.2.25 一世
※樹木希林氏著「樹木希林120の遺言」宝島社より一部抜粋