大阪水曜ほっと集談会一世です。
冬季北京オリンピックが始まりました。
サラリーマンという競技でメダルどころか、飛ぶ前に失速し今年定年で何とか参加賞くらいは貰えそうな私です。
開会式は最新のデジタル技術を駆使した映像ですばらしかったのですが、あまりにも整然としすぎて違和感も感じました。
冬季五輪と言えば、長野オリンピックを想い出しますね。
日本ジャンプ団体の金メダルは、本当に感動的でした。
1998年の長野五輪スキージャンプ・ラージヒル団体で、日本は"4年越し"の金メダルを獲得しました。
猛吹雪の中1994年のリレハンメル五輪(ノルウェー)で優勝を逃した辛い体験を背負い出場した、原田雅彦選手の、ふなき~ぃ(船木選手)という心からのつぶやきが鮮明に焼き付いています。
祈りとはあのような行動をいうのでしょうか?
日本全体が嫌な雰囲気の中で、原田選手だけは笑顔で最後まで金が取れると信じていたと思います。
その後の会見でそれぞれが個性的なジャンプをしながら一つにまとまっている姿が印象的でした。
お互いをリスペクトして個性を大切にしながら一致団結出来れば最高ですね。
とらわれの最中に於いては自分で自分の感覚に確信が持てず、ドクターショッピングをしていた時期がありました。
自分で自分が信じられないので、何かによりかかろうとするのですね。
会社という組織に過剰に適応しようとしていたかつての自分とも重なります。
かつて尊敬する先輩会員から、一世さんも時間はかかりますが必ず変化する時が来ますと言われたことを思い出しました。
その言葉に導かれて、よろよろと森田道を歩いてきた私です。
今あたらためて自分の感覚を信じるということについて私なりに真剣に考えています。
2021・2・5 一世