はるうらら♪

徒然なるままに…
日常のつぶやき?

3月14日

2011-05-20 16:10:47 | 日記
4日目。
5時半頃、何かの気配で目を覚ますとダンナが携帯を見てました。

私が起きた事に気付くと、「今日、(近所の)スタンド8時頃から開けるみたいよ」と
ダンナの仕事の関係で、車関係の情報は結構早く入ってくるんです。

昨日、GS行列が出来てたの見たし、私の車は残りが少なかったので入れに行く事に。
「もう行くの!?」とビックリされたけど、「並ぶ」と水汲みをお願いして、そのまま寒さ凌ぎの毛布と暇つぶし&情報収集用にラジカセを持って出かけました

学校からは車で僅か1分くらいの所にあるスタンドなんだけど、行ってみるとすでに1km位の列が…
我が家のすぐ近くまで並んでました。


ただでさえ冷え切った車内、エンジンは切って待つから寒いのなんの。
ホッカイロと毛布で膝までは温かかったけど、足の先は…

そうこうしてる内にようやく陽が出てきて、7時頃には前から上の娘が歩いて来ました。
何かと思ったら、様子を見に来たらしい

さらに30分後くらいに、再び上の娘が…
今度は、配給されたパンとバナナを届けてくれました。

8時頃、今度はダンナが。
まだ始まらないのか聞くと、もう少しみたいとの事。
今から水を貰いに行くと、下の娘と出かけていきました。


8時半過ぎになってようやく少しずつ動き出し、私がスタンドに入れたのは10時頃。
開く前から待ってたから仕方ないけど、約5時間かかってガソリンを入れる事が出来ました
でも、その後戻る途中列を見たらとんでもない長さに。
早く並んでおいて正確でした。


水汲みに行ったダンナの方は…
まだ終わらず、戻ってきたのは12時近くでした。


避難勧告が解除されたとの報告があったので、体育館に戻りお昼の配給をもらった後、布団やら持ち込んだ食料やらをまとめ家に戻りました。

車から家に荷物を運び入れた後、ジュースが飲みたくなったので下の娘と自販機へ。
停電で自販機も使えなかったから、ジュース類は残ってました

海沿いがどうなったのか気になったので、戻る前に娘と2人で海の方へ足を延ばしてみました。
(徒歩2分くらいの所)


すると、まず目に飛び込んできたのは…
毎年夏になると、海に遊びに行った時に唐揚げを買ってた海の家が無くなってガランとした光景…
そこにあったのは、残骸だけでした…
そして、そこから海に目を移すと、砂浜には今まで無かったハズの大きなタンクが2つ流れ着いてました。

坂を下って左右には旅館が数軒あるんだけど、1階部分は浸水した後が…
片付けをしてる最中でした。

引越しの時に見に行ったけど、1階にはベニヤが貼られ営業されてませんでした
そのうち再開するのか、このままやめてしまうのか…


とりあえず避難所生活は終わったけど、復旧したのは電気だけで、ガスと水道はまだ…
我が家はプロパンだったから火は使えました。
でも、水は出ないので、洗い物を出さない様に食器にはラップやアルミホイルをセットして、できるだけ汚さない工夫をしました。


夜は、まだ余震も多いし、万が一のために家族4人一緒に寝る事に。
8帖間に布団4枚、ギッシリと敷き詰めて寝ました。


4日目はこうして終わっていきました。
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