文字フォントの切替はフィーチャーフォンでは当たり前の機能だが、これまでの多くのAndroidスマートフォンには搭載されておらず、root権限を取得してようやく実現できていたらしい。もっとも、真に実用的な機能かと言えば決してそうでもないので、3D映像と同様にオマケを楽しむくらいの余裕がちょうどいい。
![SH-03Cに搭載されている文字フォント](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/db/3cd4da1bef05bbf5a5471170f8e411cd.jpg)
![このフォントで設定しますか?](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/37/3c3b6a3729a384f5f9df9517d23f14eb.jpg)
「設定」→「サウンド&画面設定」の中にある「画面設定」の1項目として、「文字フォント切替」は存在する。選択できるのは、「モリサワ新ゴR」「LC明朝」「SHクリスタルタッチ」「Droid Sans」の4種類だ。Android標準のDroid Sans以外に、ゴシック、明朝とPOP系を一通り揃えている。
フォントによって、見た目がどう変わるのか、順に紹介する。
(左)標準フォントのモリサワ新ゴR。(右)LC明朝。
![SH-03Cの標準フォント「モリサワ新ゴR」](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/88/4a35bbdc9bace19aff9600cf7bfd2c29.jpg)
![SH-03Cに搭載されているフォント「LC明朝」](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/96/835832666a8214ca1c23df5fd7a17e45.jpg)
(左)SHクリスタルタッチ。(右)Droid Sans。
![SH-03Cに搭載されているフォント「SHクリスタルタッチ」](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/fa/56cb6ce8b86aeb2e34b101e92131ec61.jpg)
![SH-03Cに搭載されているフォント「Droid Sans」](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/de/42fd3478e5bf34ffd3c841e3c376333e.jpg)
現時点では、メーカーサイト等からのフォントダウンロードには対応していないが、スマートフォンユーザーの裾野が一層広まれば、将来的にはダウンロードに対応した機種が発売されるかもしれない。
個人の感じ方の違いがあるとは思うが、Android標準の「Droid Sans」よりは、「モリサワ新ゴR」の方が私は読みやすく感じる。大きく感じられる文字デザインと、Droid Sansよりも若干細い線のおかげだろうか。
スマートフォンを使う以上、文字は必ず目に入るものだ。読みやすいフォントが標準で搭載されているか否かも、百花繚乱のスマートフォンを選択するポイントの一つと言えるかもしれない。
【参考】
- GALAXY SIIIのフォントをあれこれ設定してみる (2012/9/8)
- P-01Bで使えるフォント (2010/1/21)