■クリアケースが試供品でついてきます
HUAWEI P20 Pro HW-01Kには試供品としてクリアケースが同梱されている。まずは、このクリアケースに触れておこう。このケースは、柔らかみのあるTPU素材のソフトケースだ。透明度は比較的高く、内側に小さな凹凸があってモアレが出来にくい構造になっている。大きさは157mm×76mm×9.3mmで厚みは約2mm、重さは約17g。ストラップホールはない。フィット感は間違いないので、「とりあえず」つけておくには十分だ。
■ドコモセレクトブランドの追加オプション品
こうした試供品ケースがあるのを知りながら、ドコモオンラインショップでの購入手続きの際にあわせて購入したのが「HW-01Kメタリックハイブリッドケース」である。販売価格は2,592円(税込)で、マットブラック、マットブルー、マットレッドの3色が用意されている中から、マットブルーを選択した。パッケージには、製造元も販売元も株式会社NTTドコモとだけ表記されている。ドコモセレクトのブランドなので製品企画はドコモだとしても、どこかのメーカーのOEM品だと思うがドコモ以外の企業名の記載はない。
素材を確認しよう。側面がメタリックラバー塗装されたTPU素材、背面はキズがつきにくいようにコーティングされた硬いポリカーボネートで構成されている。このケースにもストラップホールはない。
ドコモオンラインショップの商品仕様では「重量39グラム」と書かれているが、どう測ってもケース単体では23g強で、P20 Pro(ドコモUIMカード挿入済)に取り付けると合計重量は205gになる。
取り付け時は音量キーや電源キーの側からはめ込み、取り外す際には下側の2つの角からケースを脱がせる手順で、いずれも難しい作業ではない。
ケースの大きさは、高さ158mm×幅77mm×厚さ11mmある。背面は出っ張ったカメラレンズとほぼ同じ高さだが、エッジ部分に若干の高さがあるので机に置いてもレンズが直接触れないようになっている。一方、ディスプレイ側のエッジは背面よりも高めにさらにデザインされている。
側面は本体形状に合わせてラウンド処理されている。背面の透明度も問題なく美しい本体色が透けて楽しめるが、反面、指紋がつきやすく、ホコリが目立つ点が気になる。
このケースは本体の音量キーと電源キーも覆う仕様だ。使い始めだからかも知れないが、キーの押下感が、かなり固く重くなる。
天面の2つの穴は赤外線センサーとセカンドマイクの穴で、底面は送話口(マイク)とUSB Type-C接続端子、スピーカーの部分がくり抜かれている。USB Type-Cケーブルの抜き差しで干渉するようなことはない。
■ベストチョイス!というほどではないけれど…
マットブルーの色合いは本体色Midnight Blueと、よくマッチしていると思う。数値上は幅が3mm広くなるだけだが、側面のTPU素材がやや固めなこともあって、取り付け後はかなりゴツいグリップ感になる。もう少し薄手のケースやホコリが目立たないケースも試してみたいが、ドコモオンラインショップやドコモショップで手軽に購入できる品としては、価格相応で悪くない選択肢だと感じている。
【参考】
- HUAWEI P20 Pro HW-01KにCellularlineのケースを装着してみた (2018/10/31)
- HUAWEI P20 Pro HW-01Kに機種変更 (2018/6/17)
- HUAWEI P20 Pro HW-01Kの購入手続きを完了 (2018/6/15)