■石川県小松市のイメージキャラクター「カブッキー」に出会う
5月の大型連休中に北陸地方に出かけたのだが、その際に「ご当地マチキャラパスポート」の収穫があったので記録しておく。石川県の南部に位置する小松市のイメージキャラクター「カブッキー」である。小松市には歌舞伎「勧進帳」の舞台となった安宅の関があり、カブッキーは登場する「弁慶」をモチーフとしたキャラクターだ。小松駅前には弁慶と富樫のブロンズ像のミニ版が設置されている。
石川県のご当地マチキャラはカブッキーのほかにも「のとドン」が登録されている。当ブログのエントリーからは漏れているが2012年に出会っているので、本エントリーで紹介しておく。
■ホーム画面で豪快に飛び六方を披露
カブッキーには好物の小松うどんを食べたり、歌舞伎の飛び六方を演じたりするアクションが設定されている。キャラの部屋の背景には5月に行われるお旅まつりの曳山八基曳揃えの写真が使われているが、背景に写真が使われているのは珍しい。iコンシェルのインフォメーション通知もこの画像だ。
しゃべってキャラも用意されているが、まともな答えが返ってきたのは名前と好きな食べ物、誕生日、踊りくらいで消化不良な印象だ。好きな言葉「難関突破!」とか小松市のキャッチコピー「いよっ 小松」くらいは話してほしい。
■「乗り物のまち」をプチ堪能
カブッキーが小松市の「歌舞伎のまち」を象徴するキャラクターなら、「乗り物のまち」を体感することができる施設が小松駅近くにあるのであわせて訪問してきた。駅の東側にあるこまつの杜は、建設機械メーカーのコマツ(小松製作所)が整備した学習施設だ。ここでの目玉は、チリの銅鉱山で稼働していたという世界最大級のダンプトラック「コマツ930E」である。全高7.3メートル、タイヤだけで3.8mあり、最大積載量は297トンという桁外れの迫力を間近に感じられる。
もうひとつ、かつて北陸本線で特急列車として活躍したクハ489系の先頭車両が展示されているのが土居原ボンネット広場である。駅の西口を出て北に数分の位置にあるのでこちらも訪れておきたい。
今回のカブッキーが32キャラ目の出会いとなり、レベルは10のまま変わらないが称号は「マチキャラプチ大名」になった。…あれ?似たような称号があったようなと思ったら、それは「マチキャラプチ武将」だった。武将から大名に確実に昇格している。すると次は「マチキャラ大名」になるわけだな。
【参考】
- 四日市市のご当地マチキャラ「こにゅうどうくん」に出会う (2018/8/18)
- 知立市のご当地マチキャラ「ちりゅっぴ」に出会う (2017/4/29)