華麗なる腑抜けの世界

倦怠感溢れる日々を称揚しつつ

靖国

2006-07-07 17:41:45 | 日記
 おとつい(水曜日)、靖国神社に行ってきた。その前に野暮用があり、その野暮用が野暮用で済まなくなった為、九段に着いたのが17時を過ぎていた。しかるに就遊館の見学は叶わなかった。
 しかし何度見ても立派な神社である。また小さい頃この近くに住んでいたし、神田神保町にもよく行くので、実に親しみのあるところでもある。みたま祭りが近いということもあり、灯籠の飾り付けなども既に始まっていた。薄暗く、小雨も降っていたが人の足は絶えておらず、お勤め帰りの人たちや学童たちもが参拝をしていた。外国人観光客の人も多かった。死者に対して敬意の念を持つということは、人間にとってあまりにもありふれた感情である。私の靖国論は然るべき時期に開陳させていただくが、死者の死を惜しむ気持ちは美しいものである。
 


▲靖国にて、榊の苗を分けていただいた。吉松喜三・元戦車隊長がお育てになり、靖国に奉納されたものだそうだ。500円で分けていただける。それを拙宅の庭に植えた。画像が悪いが、上のものである。これに水を与える都度、私は平和を思うのであろう。

 
▲上野の山ではなく東京理科大を臨む大村益次郎。ばりばりの理系・マス大村は、ばりばりの理系大学を見つめる。靖国の大村像は手に双眼鏡を持っている。私が理科大の学生なら落ち着いて勉学できん。


▲休憩所にいた猫。かなりなついている。まさか「ご神猫」か(わけないか)。カメラを向けても動じず、カメラ目線だったので、撮らせてもらおうと思ったら、尻を向けられた。こういう「聖域」の場合、撮っていい所といけない所があるから、十分気をつけなければならない。マスコミもそこんとこは留意して欲しい。

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