廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

クリスタルレイク

2009-02-03 15:05:00 | 廃墟C


 クリスタルレイク、そこは、林の中の未舗装道路をしばらく入って行った場所にある時代に置き去りにされたゴーストタウン。
 鴉がガァガァと鳴いており、獣なのだろう、藪の中でガサガサと音がしていた。勿論、人っ子一人居ない。





 木々が邪魔して、建物に近付くのに苦労する。


 玄関の木製のドアは、かなり腐っており、開けようとドアノブを引っ張ったところ、ドアごと崩れ、頭と肩に木片が落下して驚いた。


 


 入ったところである。

 シーンと静まり返り、冷たい空気がピーンと張り詰めている。

 既に床を見た時点で、抜ける恐れがある事が分かった。





 足元には石油ストーブがある。





 早速順番に観て行く事とする。





 洗濯機がある。





 その前は、風呂場である。
 湯沸かし器と浴槽を見分した感じでは、やはりここは1990年位から放置されているのだろう。





 そして廊下に戻り、ゆっくり歩く。
 
 ミシッ、ギシ、ギシ、と床が鳴る。





 食堂である。
 別荘、昔の保養所と言った感じである。









 この炊飯器は、80年代初頭のものではないだろうか?

 ベテラン管理者さん達の若い頃は、この型が家にあったのではないかと思う。









 その奥は台所である。













 向いの部屋へ行ってみよう。





 ソーファーがある。

 囲碁の台と碁石が入った入れ物がある。


 


 金鳥の蚊取り線香は、煙が鬱陶しいが、風流で好きなので、今も使っている。

 キンチョールは、ゴキブリ退治に使う事もあるが、数時間後に生き返る。
 蟻には効く。

 子供の頃キンチョールで生体実験を行った事があるが、フーライ○は、おいしそうにペロペロ舐めて、翌日平気でまた来た。
 ブタの場合は、散々舐めた後、ぶっ唐黷ス。数時間後に見に行ったら、元気にしていたので、ご褒美にさつま芋を沢山あげていたら、飼い主のおじさんがやって来て「ゴラァ!こんなに芋喰わせやがって、死んじまうぞ!」と怒られた。
 そして、おじさんの畑の近くで、基地を作って、かぼちゃを取って来て、料理を作ってるつもりで切り刻んでいたら、またおじさんが僕らを見つけて「ゴラァ!かぼちゃ泥棒か!しかもこんなに切り刻みやがってよう!」と怒られた。僕らはお詫びの印に手土産を持ち、おじさんのところへ行った。「おじさん、いつも迷惑ばかり鰍ッてごめんなさい、これお礼です。」
 「そうかあ、分かればいいんだよ^^何かなぁ?^^....ゴラァー!こりゃあクソだ!おめえら許さねえー!」
 とこんな思い出がある。




 
 お、ありました。ありました。





 これは年代物ですよ!

 70年代~80年代のステレオ

 70年代ロックなんかをこんなので、聴いたのだろう。

 タイマー時計

 黒電話









 この二階への柔な階段は後のお楽しみだ。





 階段横の座敷部屋です。
 物はありませんが、畳が綺麗です。






 


 隣の部屋です。
 天井の皮が剥がれて、垂れています。









 畳は綺麗です。





 いよいよ二階へ上がります。
 板が弱くなっていて、折れそうでハラハラします。

 ギシ、ギシ、ギシ、ギシ





 大部屋です。





 床がしなります。ミシッ、ミシッ、ミシッ
 抜けないか心配です。

 私は身軽なので、わりとヒョイヒョイ行っちゃいますが、大柄な方達は、危険です。





 マットがあります。

 外で待機している隊員はなんか落ち着かず、車の外へ出ては辺りを伺っている「林の中を人が歩いているんだが、顔に袋みたいな物を被ってる、ほっかぶりかな?とにかくヤバイ、早く引き上げよう!」

 「了解!」





 帰ろう。クリスタルレイクなんで、林の向こうから浮「人がやって来ないうちに出よう。





 また撓る階段を下りて行く。






*商店の保養所らしいが、小ぶりで観る物はあまりなかった。
 別荘や保養所を廃墟の様になるまで、放置する企業は多い。
 余分な物をカットし、凌いでゆく。
 環境的には、人っ子一人居ない淋しい場所で、好みである。
2009/02/01キムラ、ハヤト

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