初期の手掘り穴が藪内に埋もれているはずなので、今一度周囲を注意深く確認していたところ、同行者が斜面の藪の中から石碑の様なものが頭を出しているのを発見した!
私「あ!もしかしたら、噂に聞いていた”藪の中に埋もれてしまっていて確認が難しくなってしまっている大久保長安の石碑”かもしれない、よし、斜面を登って確認して来る!」
H「そんな物が!はい気をつけて下さい!」
小さな沢を越え、崩れやすい斜面を登り、ようやく辿り着いた。
私「やっぱり石碑だ!大久保三見守長安と彫ってある!」
H「石碑があったんですね!」
私「え!?何だこりゃ!穴があるぞ!!」
H「え!?穴ですか!!」
私「すげえ!かなり古い坑道だ!」
H「坑道が!やりましたね!」
私「四角く掘ってある、中は荒れてないよ!歩ける!奥から風がビュービュー吹いて来るよ!」
H「何処かに出られるんですかね!」
私「大久保長安が責任者として掘っていた時代の採掘坑の一つだろうね!貴重な体験が出来た!」
H「こんな場所にあったんですね!他にも埋もれているんでしょうね!今日はラッキーでした!」
*当金山に付随するその他の廃墟は、目次より「続・大仁金山」「廃神社」等を閲覧下さい。
2011/05/07合同
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