かなり前に廃線隧道の記事を投稿しましが、その路線の続きです。
御殿場線(廃線区間) 開業1889年(明治22年) 廃業1943年(昭和18年)
又、1934年(昭和9年)まで東海道線として運用されており"丹那トンネル"の開通で役目を終え、御殿場線になりました。
そして戦時中の事情で、複線から単線になりました。
(手前の人物は廃好き仲間)
美しい隧道がありました。
扁額は、見当たりませんが、立派な作りです。
これは凄い、煉瓦作りです。
来る時近くに派出所があったので「トンネル入りたいので、いいですか?」と尋ねたら「いいけど、前に焼○自○があったんだよ、気をつけてね」と言われ、怖かったです。^^
サーチライトに照らされ、煉瓦の色が美しく冴えます。
コンクリートの部分がありますが、昭和になり補修補強したのでしょう。
部分的に防護柵が設置してある場所もありました。
地面は、意外と綺麗ですね。
退避場所
前回行った隧道は、隣の現役線へ抜けていましたが、ここは抜けていません。
とにかく歴史を感じる美しさです。
水が湧いていて、地面がぬかるんでいる場所もあります。
出口です、割と短いトンネルです。
前方にある巨大な壁は何でしょう?!
冒険感が出て来ました!
遺跡探検の様です。
穴が開いている様です。
この景色いいですね!海外の遺跡の様です。
外側から観てみます、素晴らしい遺跡です。
ここ何で穴開けたんだろう?重厚な壁作って、また穴開けて(笑)まだ列車走ってるのかな?雰囲気あるけどね
(手前の人物は廃好き仲間)
ホラー写真になっちゃってますが、当時は蒸気機関車だったので、煤で真っ黒です。
入って来た方向へ戻って来ました。
赤い煉瓦の柱?が藪に埋もれています。
しっかりした作りです。
橋台でしょうか?
隧道を出た所から小山方面を眺めていますが、右前方の藪に覆われた土手に橋台が残っている様です。
廃線と言うか廃隧道も中々重厚な作りと歴史の重さがあって良いです。
明治に建設したのですから、今より土木機械がない時代なので、人力作業で大変な苦労があったことでしょう。
(Camera/panasonic DMC-TZ3/投稿キャプテンハヤト/撮影したまま画像編集なし/20090731)