「・・・宇宙人やったとは・・なぁ・・。」
「どえらい話になって来よりましたで~。」
「わはは。そんなん大した事とちゃうって! オレらの近所やったら、しょっちゅうあるで、そんな事。なんか緑色の顔したオッサンがおるなぁとか思っとったら、何十万光年向こうの星から来たとか。」
「緑色の顔したオッサンって・・私の事ですか?」
「いやいや、ごめんごめん、キミとちゃうで。」
「しかし・・・大ざっぱな宇 . . . 本文を読む
「いつ来たかは忘れたわ。・・・っていうより計算出来ひんねん。オレの元々おったトコと、ここでは時間の流れ方がちゃうし。」
「・・・。」
「どこから・・ちゅうのは・・こっちで言うとリゲルっちゅう星、知ってる?
あの近所やねん。小っさい星やねんけど。」
「・・・ほたら・・師匠・・・宇宙人やん・・・。」
「オレから見たら、キミらも宇宙人、いや、人やないから宇宙生命体やで。」
「・・・たしかに。 . . . 本文を読む