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はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

会社は呪われている?

2011年10月07日 | わたくしごと
私の会社は少人数の会社です。

数年前、輸送業界の不振から急激に仕事が減り、私の会社もずいぶん人を減らしてしまったので、現場の人間も少なくなっています。
一人で全部を賄っている現場もあります。
なので、忙しい時は事務所の人間が手伝い、それでも間に合わなくなると、以前退職した人に臨時でアルバイトに来てもらったりして、仕事を納めるということもよくあります。
それで今までは何とかなっていたのですが、8月くらいから予想外に注文が増えました。
人手が足りない上に材料も入りません。
納期が迫って、お客さんからは催促の電話。

私の会社で使う主要な部品の一部は、中国で作っています。
以前は国内でやっていたのですが、価格の面で折り合いがつかず、単価の安い中国で作ってもらうことになりました。
ですが、向こうのやり方は、国内での仕事とは違って、なかなか思うように品物が入ってきません。
不良品も多かったりします。
なので、その部品に関しては、前もって多めに注文しておくのですが、それも限度があります。
あまりたくさん注文しすぎて、大量に在庫として残るようなことになるのも困ります。
その辺の駆け引きが難しいのですが、今回は、こんなに注文が来るとは予測できずに、通常の仕入れをしていました。

何度も催促して、やっと品物が出来上がり、日本に運ぶ段になりましたが、船便では日数がかかってしまうので、航空便に乗せてもらうように頼みました。
ところが、それが相手に伝わったのかどうか?
そう頼んだのにもかかわらず、「船に乗せた」と連絡が来ました。
乗せてしまったというなら、取り返しがつきません。
海の上にいるものをどうすることもできません。
仕方なしに船の到着を待つことにしました。

ところが・・・
間に入っている商社の人がやってきて、
「中国側の人が、荷の量が多すぎるからと、品物を勝手に次の便に回してしまった」
と言って来ました。
「それなら、航空便に切り替えて欲しい」と言いましたが、中国は国慶節で休業になるので、その間は連絡がとれないということでした。
結局、品物は、何日か後の船便に乗せられたようで、品物が入るのは、最初の予定の一週間後ということになってしまいました。
最初の予定でも、遅すぎて困っていたのに、勝手に便を遅らせられて、届くのはその一週間後。
あちこちのお客さんに連絡して、納期を延ばしてもらい、なんとか了解を得たばかりなのに、今度はそれからまた一週間延びてしまうことになり、社内はイライラムード。

そんな時、一人で仕切っている現場の人のお母さんが突然亡くなりました。
お母さんは一人暮らしで、一週間前に電話したときは、いつも通り元気そうだったというのですが、それから2~3日経ったある日、突然亡くなってしまったそうです。
たまたま訪れた近所の人が見つけ、組合長さんに連絡して、近くの親戚に連絡、そして、会社の人に連絡が来ました。
死後数日経っていて、その頃はまだ気温も高かったので、腐乱がひどいとのことでした。
警察で検死をした結果、特に事件性はないとのことで、そのまま火葬することになったそうです。
3日くらいは、出社できないだろうなとそれなりの予定を立てていたところ、お母さんが残した土地や家などの相続の問題のために当分会社には出てこられないと連絡がありました。

その現場は、その人、一人でやっています。
社内でも、その人しかできない仕事もあります。
納期はとっくに過ぎています。

事務所の人間や社長が、できる範囲で仕事を続けましたが、いよいよ日にちが迫っています。
お母さんを亡くした現場の人は、全然出社する意思はなさそうです。
いちかばちかで、最後に残した仕事を社長がやることになりました。
私の会社の製品は、もともとは、社長が一人で開発した製品です。
現在の仕事は、社長が現場の人たちに指示して教えたものです。
最近は社長が現場の仕事をすることはありませんでしたが、やってやれないことはないと思いました。

でも、社長は最近、ずっと体調が悪くて、病院通いばかりです。
本当は現場の仕事などできる状態ではないのですが、他に誰もできる人がいないので、社長も無理をして現場の仕事を手伝っています。
そして、何とか社長がやれそうと、目鼻がつきそうになった時、突然動力が落ちました。
古いエアコンの室外機が原因だったようです。
電気がこなくなったので、機械が動かなくなり・・・

それは、電気屋さんに連絡して、現場の機械だけは、動くようになりましたが。

そんな時、「少し前に納めた製品の仕様が違っていた」とお客さんから連絡があり、別の現場の人が借り出され、修理に出かけることになりました。
しかも、それは、私の会社のミスではなく、間に入った会社のミスなのですが、お客様は神様なので、私の会社が出張修理をして泣くことになりました。
なので、そちらの現場の仕事も、予想外の出張のために納期が遅れることになってしまいました。

昨日は、社長は病院。
社長の奥さん同様の経理の女性も同行しました。
そして、私以外の事務所の人間は、納品や品物の引取りで出かけ、営業マンもクレームの修理の人と同行しました。

パートさんは、別の工場で仕事をしているため、私は一人で事務所にいたというわけですが、昼間とはいえ、私一人だけで、会社にいるのは初めてのことで、ちょっと気味が悪かったです。
私のために、工場は全部戸締りして出て行ってくれたらしく、知らない間に人が入っているという心配はないのですが、ちょっと物音がするとビクッとして、覗いて見るという感じでした。

エアコンが壊れているので、かなり蒸し暑い。
新しいエアコンを買ってくれることになったので、それは良かったのですが、電気屋さんが忙しいらしくて、エアコンがつくのがいつになるのかわかりません。

納期はまたまた延ばしてもらったようですが、1社だけ、「来週半ばまでに1台だけでも入れて欲しい」と言われていて、それが間に合うのかどうか微妙なところです。

それにしても、重なるときは重なるものだなと思います。
泣きっ面に蜂?
弱り目に祟り目?
事務所の上司は、
「お払いでもしてこようかな?」
なんて言ってます。
これだけ、悪いことばかり重なると、何かに呪われているような気になってくるものです。

来週になって、品物が入り、現場の人も復帰してくれば、何とか順調に稼動してくれるのではないかと思うのですが。
そうそう、
エアコンも早く入って欲しいです。





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