はーちゃんの気晴らし日記

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持久走大会

2015年11月15日 | まめたろう
11月14日土曜日は、まめたろうの持久走大会でした。
初めての持久走です。
私の息子や娘の時代は、小学校1年生から持久走がありましたが、最近は、3年生からだそうです。
初めての事なので、まめがどの程度走れるか興味があったので、見に行ってみました。

3~4年生が1キロ、5~6年生が2キロ走るそうです。
最初に4年生が走り、次に3年生が走ります。
たいした距離ではないので、校門を出て行ったと思うと、すぐに戻ってきます。

まめは、家を出る時、
「1番を取りたい!」
と言っていたそうです。
でも、私たちは、
「10番以内に入れれば良いね。」
と話していました。

スタートをし、私たちの前を一斉に3年生が走っていきましたが、私は、まめの姿を探すことはできませんでした。
(トップの写真)
みんな帽子をかぶっているので、どれがまめなのかさっぱりわかりません。
娘が言うには、
「前の方にいたよ。」
と。
背が小さいので、最初は前の方からスタートだったと思います。
学校の外を走って、戻ってきた時も、私はまめがわかりませんでした。
娘に教えてもらって、まめの姿を確認しました。

まめたちは、こんな風にダンゴ状態で一斉に戻ってきました。


結局、まめは16位だったそうです。
この持久走大会は、完走が目的ということで、順位はつけないそうです。
なので、見学者が数えていないと、本人にも自分が何番目にゴールしたかはわからないようです。
学校内に戻ってきて、校庭を走っている姿を見ていたら、みな同じくらいのスピードで、特に競争心もなく走っているように見えました。
順位をつけないからかなと思いました。

息子や娘たちの時は、1位から全員、順番の札をもらって、上位に入った人は表彰されました。
でも、今はそういうことはしないようです。
運動は、順位をつけても良いんじゃないかなぁと私は思いますが、今は時代が違い考え方も違うようです。
それでも、見学の父兄は、思いっきり順位にこだわっていたし、自分の子供と他所の子供を比較し、一喜一憂していました。
そんな姿を見ていて、私の息子の持久走の時の事を思い出しました。

私の息子が1年生の時、初めての持久走で7位か8位だったと思います。
その時、息子が欲しがっていたソフトがありました。
それで、翌年の2年生の持久走の時に、
「もしも5位以内に入ったら、ファミコンのソフトを買ってあげる」
と、言いました。

がんばれば、何とか5位以内に入れそうだと思いました。
そのせいかどうか、息子は、がんばって4位になりました。
やはり、持久走は心の問題もかなり影響していると思いました。
5位以内に入って、そのゲームソフトが欲しいと思ったのかもしれません。
それとも、私がそんな事を言わなくても、その時は、5位以内に入ったのかもしれません。
というのも、その後も息子は卒業するまで、持久走はずっと上位に入っていました。
ご褒美の事を言ったのは、一度だけで、その後はそういう話はしたことなかったけれど、それでも、息子はがんばっていました。
ある年、走り終わった息子が、冗談交じりに
「5位以内に入ったんだから、何か買ってくれないの?」
と言ったことがありますが、
「あるわけないじゃん!」
と私は一笑に付しました。

あんなに頑張り屋さんだった息子なのに、今では、運動を嫌い、仕事はディスクワーク、通勤は車と、身体を使うことはなく中年太りになってしまっています。
困ったもんだ!

まめの話に戻りますが、まめの持久走大会の日は、ツブのサッカーの日だったので、まめは、学校から私の家に帰ってきました。
いつもなら、帰るとすぐに近所の同級生と遊ぶのですが、その日は、外に行こうともしないで、ソファにゴロゴロしていました。
「W君と、遊ばないの?遊んでおいで」
と言っても、生返事です。
その後、W君が、
「遊ぼう!」
と言って迎えに来ました。
まめは、あまり気が進まないようでしたが、出て行って、外で遊んでいたようですが、すぐに戻ってきました。
外では、W君たちが楽しそうに遊んでいる声が聞こえてくるのに、まめは、また家でゴロゴロしながらゲームをしています。
「どうしたの?何かあったの?喧嘩でもした?」
と聞いても、そんなことはないと答えます。
ずっと、そんな調子だったので、どこか体調でも悪いのかと心配になりました。

娘が帰ってきてから、そのことを話すと、娘がまめとしばらく話をしていました。
それで、どうやら、持久走の結果がショックだったというのがわかりました。
1番を取りたいと言っていたのに、かなり不本意な結果になり、まめなりに落ち込んでいたようです。

そうだったんだ~
あまり順位なんか気にしていないと思っていたけれど、まめなりに上位を狙っていたというのを知りました。
でも、そういう悔しい気持ちは大事だと思います。
それをバネに替えられれば良いね!
来年は、事前準備をして、がんばろうね!


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