はーちゃんの気晴らし日記

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大幅な遅刻の思い出

2015年04月02日 | 回顧録
”今年も初出勤に遅刻する新社会人が続出!? 人事に「もう来なくていい」と言われた人も”
昨日は、四月一日で、大手の会社の入社式もあり、新入社員の出勤初日でもあったため、ネットのニュースに、こんな記事がありました。

大抵の人は、一度や二度、遅刻の経験があると思います。
私は車通勤なので、何度か遅刻の経験があります。
原因は、事故渋滞です。
車だと、予測がつかない渋滞があるので、早めに家を出るのですが、事故渋滞に遭遇してしまうと、もうお手上げです。
でも、寝坊などの理由で遅刻をしたことはありません。

遅刻について色々考えているうちに、遅刻した経験を思い出しました。

仕事関係で遅刻をしたのは、若い頃に勤めた会社の面接の時でした。
高校時代の就職担当の先生から紹介された会社でした。
初めて乗った地下鉄路線で出口を間違え、方向音痴の私は、道に迷って、約束の時間までに会社へ着くことができませんでした。
当時は携帯電話などなかったので、公衆電話を探して、会社へ電話し、道を教えてもらいながら、何とか会社に着きましたが、30分以上遅刻したように思います。
それでも、高校の先生の口利きということもあり、そのまま採用になり、ラッキーでした。

同じようなことが息子にもありました。
今の会社の就職試験の時でした。
勤務先は、車で30分くらいの場所ですが、就職試験は、東京の事業所で行われました。
駅に降り立った息子は、初めての場所で右も左もわからず、私に電話をしてきました。
「もう、面接の時間は過ぎちゃったし、道はわからないし、このまま帰ろうかと思う。」
と。
私は、
「会社に電話して、道が分からなくて、迷っていることを話しなさい。」
と言いました。
そんな事がありましたが、息子は採用になり、現在に至っています。
似た者親子だなと、今になって思いました。

前置きが長くなりましたが、私にとって、もっともすごかった大幅な遅刻があります。
友達の結婚式に呼ばれた時の事です。
場所は、栃木県でした。
友達は千葉県の人ですが、ご主人になる人の実家が栃木県で、式はそこで挙げることになったようです。
私の知り合いの中にその結婚式に招待された人はなく、一度も行ったことのない場所へ、一人で行くことになりました。

宇都宮の駅を降りて、バスに乗るのはわかっていました。
私が、何故そのバスに乗ったのか、今は記憶が定かではありませんが、いつまで経っても下りるべきバス停の名前が出てきません。
途中、「作新学院」という高校野球の強豪高校の前を通ったのを覚えています。
不安になって運転手さんに聞いたところ、全然違う方角のバスに乗ってしまったのに気づきました。
次のバス停で下りて、また宇都宮の駅まで戻り、新たに目的の結婚式場に向かうバスに乗ったのですが、式場に着いた時は、すでに式は終わってしまっていました。
私は、受付を頼まれていたのですが、私が来ないので、仕方なしに別の人に頼んだと聞きました。
何とか途中から披露宴には出席できたのですが、友達には申し訳なくて、バツが悪かったなぁ。

その友達は、千葉にステキな家を建て、長男が産まれました。
私も結婚して、息子が産まれ、その家を訪問したこともありました。
両方の家族で泊りがけで海水浴へ行ったこともありました。
友達は、二人の男の子を授かりましたが、数年後離婚してしまい、その後は、中学校の教師をしながら、一人で、二人の息子さんを育てたようです。
何年か前に桜の季節に会い、お花見をしながら、久しぶりにお互いの近況報告をしました。
最近は、会うこともなくなりましたが、年賀状によると、定年退職し、元気で過ごしているようです。


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