昨日は、弟の四十九日の法要でした。
予報は、雨模様でしたが、朝のうち降っていた雨もやみ、家を出る頃は、青空が出始めていました。
今までも普段会っていた訳ではないので、日常にまぎれて弟のことは忘れていますが、ふと思い出し、弟がいない寂しさに胸が痛くなります。
そういう現実から目をつぶって生活している自分を感じます。
前日、携帯にメールが入りました。
友達からだったのですが、一瞬、弟からのメールだと思いました。
実家の法事の前日には、弟から確認のメールが入ることがあったので、いつものことのように思いました。
そして、もう、弟はいなんだと改めて思いました。
弟の奥さんも元気そうでした。
何とか元気でやっていると言っていました。
甥も姪もいるし、猫のはじめもいます。
姪は近くに住んでいるので、毎日のように自転車で実家を訪れているようです。
それに奥さんにはSMAPの草なぎ剛君がいます。
弟の奥さんは草なぎ剛君の大ファンです。
甥の話では、時間があればネットで剛君のあらゆる記事を探し、夜遅くまで読んでいるとのこと。
公演があれば、電話と首っ引きでチケットを取り、映画が上映されれば、何回でも見に行くそうです。
生前、弟が
「草なぎ剛関係のCDやDVDの数は半端じゃないよ。オレの給料はほとんどそれに使われているんじゃないかと思うくらいだ。」
と言っていました。
半分あきれてもいたのかもしれませんが、奥さんの趣味として、「好きにやっていればいいさ」と思っているように感じました。
以前、剛君が飲酒の挙句全裸になり警察に連行されるという事がありましたが、そのことを弟は、帰りの電車の中の新聞で知ったらしい。
そして、家に帰るなり、
「草薙剛が逮捕されたらしいね。笑っちゃったよ」
と、言ったところ、奥さんが、怒って、怒って、何日か口を利いてもらえなかったと言っていました。
「あの時は、私も心配になって電話したら、電話口で泣いていたくらいなんだから、そんなことを言ったら、怒るに決まっているでしょう。」
と私は言いました。
3月の福島の葬儀のときに、弟とそんな話をしたのを思い出しました。
普段、頭の片隅においやっていた弟の事でしたが、四十九日の法要が近づくにつれて頻繁に思い出し、胸が痛くなる日々でした。
弟が主人公になるなんて、未だに信じられません。
両親が亡くなってもこれほど悲しくはなく、後を引くこともなかったのに、弟の死は、それほど私にとって大きいものでした。
突然の事だったからだと思います。
納骨の時、お寺の人が墓石の蓋を開けると父と母の遺骨が見えました。
そこに弟の遺骨が入りました。
私たち、4人家族のうちの3人が入っているお墓。
みんないなくなっちゃんたんだなと、改めて思いました。
自分も悲しくて辛いんだけれど、弟の家族の悲しみは計り知れないと思うので、それを思うと、私の悲しみなんて何てことないと思います。
でも、やっぱり弟がいないのは、悲しい。
予報は、雨模様でしたが、朝のうち降っていた雨もやみ、家を出る頃は、青空が出始めていました。
今までも普段会っていた訳ではないので、日常にまぎれて弟のことは忘れていますが、ふと思い出し、弟がいない寂しさに胸が痛くなります。
そういう現実から目をつぶって生活している自分を感じます。
前日、携帯にメールが入りました。
友達からだったのですが、一瞬、弟からのメールだと思いました。
実家の法事の前日には、弟から確認のメールが入ることがあったので、いつものことのように思いました。
そして、もう、弟はいなんだと改めて思いました。
弟の奥さんも元気そうでした。
何とか元気でやっていると言っていました。
甥も姪もいるし、猫のはじめもいます。
姪は近くに住んでいるので、毎日のように自転車で実家を訪れているようです。
それに奥さんにはSMAPの草なぎ剛君がいます。
弟の奥さんは草なぎ剛君の大ファンです。
甥の話では、時間があればネットで剛君のあらゆる記事を探し、夜遅くまで読んでいるとのこと。
公演があれば、電話と首っ引きでチケットを取り、映画が上映されれば、何回でも見に行くそうです。
生前、弟が
「草なぎ剛関係のCDやDVDの数は半端じゃないよ。オレの給料はほとんどそれに使われているんじゃないかと思うくらいだ。」
と言っていました。
半分あきれてもいたのかもしれませんが、奥さんの趣味として、「好きにやっていればいいさ」と思っているように感じました。
以前、剛君が飲酒の挙句全裸になり警察に連行されるという事がありましたが、そのことを弟は、帰りの電車の中の新聞で知ったらしい。
そして、家に帰るなり、
「草薙剛が逮捕されたらしいね。笑っちゃったよ」
と、言ったところ、奥さんが、怒って、怒って、何日か口を利いてもらえなかったと言っていました。
「あの時は、私も心配になって電話したら、電話口で泣いていたくらいなんだから、そんなことを言ったら、怒るに決まっているでしょう。」
と私は言いました。
3月の福島の葬儀のときに、弟とそんな話をしたのを思い出しました。
普段、頭の片隅においやっていた弟の事でしたが、四十九日の法要が近づくにつれて頻繁に思い出し、胸が痛くなる日々でした。
弟が主人公になるなんて、未だに信じられません。
両親が亡くなってもこれほど悲しくはなく、後を引くこともなかったのに、弟の死は、それほど私にとって大きいものでした。
突然の事だったからだと思います。
納骨の時、お寺の人が墓石の蓋を開けると父と母の遺骨が見えました。
そこに弟の遺骨が入りました。
私たち、4人家族のうちの3人が入っているお墓。
みんないなくなっちゃんたんだなと、改めて思いました。
自分も悲しくて辛いんだけれど、弟の家族の悲しみは計り知れないと思うので、それを思うと、私の悲しみなんて何てことないと思います。
でも、やっぱり弟がいないのは、悲しい。