今朝、掃除機をかけていたところ、どこかから”ピー ピョロロンロンロン”というような音がしているのに気づきました。
家の中からかなと思いましたが、よく耳を澄ませてみると、その音は外からのもののようでした。
最初、どこかの家の車かバイクの防犯ブザーが鳴っているのかと思いましたが、それにしてもずいぶん長く鳴っているので、外に出てみました。
外に出てみると近所の人たちが４～５人集まっていて、その音の出所を探しているようでした。
私も家の前から、その人たちの様子を見ていたのですが、みな上を見上げています。
どうやら、１つの電柱からその音がしているような雰囲気でした。
一人の人が
「どうすればいいの？どこに連絡すればいいの？」
と言っています。
誰かがその音の出所に電話をしようとしているのだと思い、私は掃除の途中だったので、家に入りました。
その後、掃除が終わってもまだその音がしていたので、再度、外に出てみると、そのとたんに音が鳴りやみました。
そこにいた人たちは、
「良かったね」とか「ありがとうございます」「若い人は違うわね。」
などと言って、三々五々自分の家に帰っていきました。
その中に私の家のお隣の人がいたので聞いてみたところ、あの音はその人たちが集まっていた場所近くの自転車の防犯ブザーだったそうです。
やっぱり・・・
と思いました。
最初、防犯ブザーみたいな音だなと思っていたのですが、みんなが上を見あげて電信柱を指さしているので、私もそこから音がしていると思い込みました。
たまたま若い人が通りかかり、音の出所を特定したとか。
自転車の持ち主に話をして、音は消えたということでした。
それで、
「やっぱり、若い人は違うわね。」
という話になったようです。
私がその場所へ行って、音の出所を特定できたかどうかはわかりませんが、みんなが上を向いて「そこそこ！」と言っていたので、そのように思い込んでしまいました。
集まっていた人たちは、みなほぼ私と同年齢の人なので、音に対して、わかりにくくなっているんだと思いました。
年を取ると高音が聞こえなくなるというので、それに類することなのかなぁと思いました。
