平和のための地球温暖化問題セミナー

先週の土曜・日曜は名古屋、東京で、地球温暖化を市民の「お金」で止めようという「温暖化防止おひさまファンド」の投資セミナーでした。おかげで休みなしで働きまして、今日は久しぶりの休日でした。気がつけば、５月ももう終わりです。
チベットでの中国政府に反発する「暴動」、そして北京オリンピックの聖火リレーへの抗議の4月から一転、5月はミャンマーでのサイクロン、そして中国四川省での大地震という自然現象の猛威を見せつけられることになりました。

ミャンマーのサイクロンが、地球温暖化による「気象異変」の一つであることは疑いようのないことだろうと思います。海水温の上昇は、ハリケーンや台風やサイクロンなどの熱帯性低気圧の発生頻度を高め、規模も大きくすると言われています。台風規模の低気圧が熱帯ではなく日本近海でも発生し、熱帯性と呼べない「台風」級の低気圧が昨年には見られましたし、それどころか雪をともなう冬の爆弾低気圧なんていうのも登場しました。

中国の地震と温暖化の因果関係は直結できませんが、大気の微妙な変化も地球全体で見れば大きな変化で、近くに何らかの影響を与えているのかもしれません。日本でもこの数年、あちこちで大きな地震が頻発しています。アジア全体が、なにやら揺れ動きはじめたように思います。

そんな中で、今年は日本で7月洞爺湖サミットが開かれます。地球温暖化問題と貧困がテーマです。
そこで私が関係する「平和への結集をめざす市民の風」では、政治セミナー第１弾として、この地球温暖化問題を取り上げます。詳細は以下の通りです。
来週の土曜日ですので、お時間のある方はおいで下さい。

【転送・転載歓迎】

第1回　地球温暖化問題から取り残される日本の政治
　　　　　―洞爺湖サミットで何をなすべきか―

講師：平田　仁子（ひらた　きみこ、NPO法人 気候ネットワーク運営委員）

1970年生まれ。米国環境NGO「Climate Institute」で地球温暖化に関する活動に
携わる。98年6月より気候ネットワークに参加。
NGOの立場から、国内外の地球温暖化に関する政策研究・政策提言・情報提供な
どを行う。共著『よくわかる地球温暖化問題　改訂
版』（気候ネットワーク編・中央法規出版）
気候ネットワーク：国内の地球温暖化問題に取り組む約160の団体、600の個人が
参加する環境NGO（http://www.jca.apc.org/kikonet/）。

日時：２００８年５月３１日（土）１４：００～１７：００
会場：神田公園区民館 神田司町２－２　電話 03-3252-7691
　　　　JR・東京メトロ銀座線神田駅から徒歩５分
　　　　東京メトロ丸の内線淡路町駅から徒歩５分
　　　　都営新宿線小川町駅から徒歩５分
　　　　※会場は「みどりの会」で予約しています
地図：http://www.city.chiyoda.lg.jp/service/00065/d0006550.html
参加費：８００円（前売り５００円)（なるべく事前に参加申し込みを）

２回目以降の予定

第２回 「拡大する格差社会と失われゆく憲法の精神」
　　　　～ワーキングプアと政治の無策～ （2008年７月下旬開催予定）
第３回 「小選挙区制は政治を良くできたか」
　　　　～あるべき選挙制度を考える～ （2008年９月開催予定）
　　　　※現職議員を招いたパネルディスカッションを予定
第４回 「東アジア共同体としての平和政策」
　　　　～憲法９条と北朝鮮問題～（2008年11月開催予定）
広島・長崎へのオプショナルツアー（2008年8月予定）

主催：「平和への結集」をめざす市民の風
後援：地球平和公共ネットワーク
協力：みどりの会
お問い合わせ先：政治セミナー実行委員会 電話番号：080-5373-0575（末次）
メール：join@kaze.fm　
URL：http://kaze.fm/