nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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地域包括支援センターはやはり介護予防の実施機関として位置付けれていた

2008-11-17 22:58:42 | 経営
わが社と地域包括支援センターとの関係を見直す時期にきたと感じたので改めて地域包括支援センターの役割とか位置とかの資料を見た。
地域包括支援センターが行っている業務は介護予防が中心というイメージになっているが資料を見てみるとそれもむべなきかなと思う。というのも地域包括支援センターの説明させているしりょうのほとんどが介護予防の中に収録させており、当初の目的とはずれが生じているように感じる。もちろん介護度の重度化を防ぐ、介護費用を抑制するという目的は覆い隠せるものではないが、その本来の趣旨は地域の問題を包括して窓口となる「地域包括相談センター」というものであったはずで、それが介護予防に重点が置かれすぎていることは否めない。
地域包括支援センターの本来業務を遂行するには総合相談・支援業務や継続的ケアマネジメント業務があって、もしくはそれらを遂行するための基盤を構築して、次の業務として介護予防という手はずであろうが、始めに述べたようにあまりにも介護予防に注目されたため準備が整わないうちに業務開始となったことが今日の地域包括支援センターの混乱が招機された原因かもしれない。

いまとなっては介護予防業務を行いながら基盤を整備していくという方法以外にこの混乱を収める方法はないように思える。

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