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エリカとテスラ

2010-12-05 22:42:06 | 経営
電気自動車が注目の的になっている。エリカ、テスラともに電気自動車に関する言葉でエリカは慶応義塾大学が中心になって10年ほど前から作っている電気自動車でステラはシリコンバレーにある電気自動車のメーカーだ。
ともに電気自動車だが一方は市販されているのに対しエリカは市販の予定はないらしい。エリカスポーツは一回の充電で400kmほど走行価格は日本円で1200万。今までの大手自動車メーカーがコンパクトカーの電気自動車であるのステラは高級車で支持を集め数千台を売った。開発メーカーはステラ・モーターズ。ベンチャーの創業者が今度は電気自動車で今までの自動車の開発コンセプトとは違うところから手掛けて成功した。
エリカは日本の自動車メーカーや関連企業が集まって従来の自動車の改良型を作るのではなく電気自動車そのものを開発し技術を蓄積するという目的であったらしい。それゆえか試作段階にとどまっている。
アメリカ・シリコンバレー発のステラ・モーターズは商売にしとエリカは試作に止まる。このちがいがどこから生じてくるのか、開発に着手した時期によって違いが生じたかも知れない。エリカの開発に着手した時期はこれほど電気自動車の環境が整っていなかったが潜在需要が見えた時期にステラは始まったことがこの違いを生んだかもしれない。日米の経済環境も違い、ベンチャーが育つ環境に違い、そして大学の研究者が中心であったこととベンチャー経営者という違いもあるだろう。
しかし、テスラの高級電気自動車と違い既存の自動車メーカーがコンパクトカーを電気自動車として販売することを考えると電気自動車はいままでの自動車とは異なる戦略が潜んでいるかもしれない。
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