玉陽庵 算命学ブログ

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天中殺と天剋地冲

2015年01月03日 | 算命学 あれこれ
またもやこの話かーと思われた方、ごめんなさい(笑)

算命学に興味をお持ちの方は、何度も耳にする単語だと思いますし、
どちらも恐ろしげなイメージを持たれていると思います。

それでは、後天運(大運、年運)でどちらの現象の方が大きく現れるか、
ご存知でしょうか?

まずは、大運(10年運)。

大運天中殺は、ある意味神様のくれたチャンスの時期でもある、
というお話は、以前もさせていただきました。

ただ、運勢の上限だけでなく下限も無くなってしまう時期なので
運勢のピークを迎えた後、大運天中殺の最後の5年くらいは
運気が荒れますし、上手に本来の自分に戻れなければ
大きな運気の低迷期に突入してしまうこともあり得ます。

この大運天中殺に対し、、少年期、青年期に訪れる大運の西方天剋地冲と西方納音は
因縁解脱の意味もあり、人生におけるかなりの激動、変化をもたらします。

このような意味でも、大運における生日干支との天剋地冲、納音は、
激動や変化が最大とされ、大運天中殺よりも大きな現象となるのです。

ちなみに、暦の関係で、必ず6旬目に生月干支との天剋地冲が出ますので
そちらの効力はあまり考えなくて大丈夫。

まずは生日干支、次に生年干支との天剋地冲があったら
人生に変化が訪れる可能性大なので、少し心構えが必要です。

この辺りまでは、ある程度予想通りだと思うのですが。

問題は年運。

私もお教室に通っている頃は、天剋地冲は最大の破壊条件なので
当然年運でも一番現象が激しく出るのが天剋地冲だと思っていたのですが。

いざ習ってみて驚いたのは、現象が最も激しいのが「天中殺」で
「天剋地冲」は次点だったこと。

考えてもみて下さい。

天剋地冲は、何十年かに1度くらいの頻度でしか現れませんが
天中殺は誰にも等しく、12年周期でやってくるのです。
しかも、1年限りではなく、2年も!

年運は、現実です。

「気」のものである大運での天中殺や天剋地冲(生日&生年干支)は、
廻ってこない方も多くいらっしゃいます。

ただ、年運に天中殺が廻ってこない人は存在しないのです。
しかも人生における影響が非常に大きい。

どのような人の人生においても、「天中殺」の現象を
逃れられるか、逃れられないかは、大きなポイントになります。

だからこそ、このブログでも繰り返し「天中殺でしてはいけないこと」や
「天中殺にしても良いこと」などで、その時期の過ごし方をお話して参りました。

「天中殺が怖いのなんて知ってる」と思っていらっしゃる方も、
ぜひもう一度天中殺期間の過ごし方について確認してみて下さい。

正しい過ごし方を熟知している方は、天中殺に入る前にするべきことをして、
いざ天中殺に入ると、ひたすら受け身に徹します。

分かっていれば、特に苦しい身の処し方ではないはず。
面倒くさがりの人だと、「ただひたすら来た仕事を受けるだけで良いから楽~♪」
などという場合もあるとか(^^)

人生を大きく変化させかねない「天中殺」ですが、対応策を知っていれば
怖いこともなく、大きな難も逃れられるのです。

必ずやってくる「天中殺」に備えて、ぜひ正しい過ごし方を
知っておいて頂きたいと思います(^^)

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