苦節九年

９年前の五月に３００円で買い求めた老爺柿の盆栽。

お安い理由は実がならない処分品だったから。

老爺柿は実を鑑賞する盆栽らしい。

ところが、桃栗三年柿八年というのか、
なんと今年その老爺柿が八個の実を着けた！

まさに苦節九年！

　　

買った時の姿がコレ↓

　　

確かに昔のほうが盆栽らしい形はしている。
最初の四、五年は全く花もつけなかった。

途中で一度地植え状態の一年を経験していて、
その時は、葉も大きくなり、新しい芽が地面のあちこちから出てきた。(^^;

その年に花をつけ初め、それは結実までには到らなかった。
その後、また鉢に戻した。

それから数年で一個か二個の実を着けるようになって今日に到る。

このまま、来年も８個以上の実を着けるのかどうか？

子供を別の鉢に移してあるのでそれも大きくなってきた。
複数の鉢を並べると、受粉しやすくなるのではないかと勝手に思っている。

この子供が結実するまでまた苦節九年？かもしれないが。(^^;

盆栽は年寄り好みかもしれないが、確かに気の長い趣味だ。(^^;