ぽつぽつ ひとり言

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懐かし  海外旅行の思い出話  シアトル2

2012-04-11 04:52:47 | 旅行

 A子ちゃんの叔父さんと叔母さんには色々な所へ連れて行って貰った。 叔母さんは働いていたので忙しいのにその合

間を縫って私達を各所へ連れて行くのは本当に大変だったと思う。  ある1日はフェリーも使って車で何時間も掛かって

タコマ山に登り雄大な景色と山自体の大きさに感動して帰って来た。 (タコマ山・・・その土地に住むインディアンがタコ

マと呼んでいる。 別の名前はレーニア山。 裾野が広がっている様から日系人はタコマ富士と呼んでいる。) また別の

日は、 フェリーでカナダのビクトリアに渡り花で飾られた歴史の有る美しい町を散策したり、 博物館を見学したりしてゆ

ったり過ごした。 夕食はビクトリアの港近くのドイツ料理のレストランで。 日本では見たことの無い大きなソーセージを

何とか食べ切りお腹がぱんぱんになった。  カナダに連れて行ってくれたのは私達二人だけで旅行会社に行って失敗し

たからかも知れないと後でA子ちゃんと話し合った。 またある日は叔父さんの友人から借りた船で叔父さんと家の前の

海に鰈を釣りに行ったが、 体長50cm程のサメかそのサメに半分かじられた鰈しかあがって来なくて叔父さんはすごく

悔しがっていた。 もう少し時期が遅いと鮭が釣れるそうで友人と釣りに行くのが楽しみだと叔父さんは言っていた。

 私達2人は、 日本へ帰る3日前に叔母さんの家を離れシアトルのYWCAのホテルに移った。 これも叔母さんの勧め

で、 「後は2人だけでやって見なさい、 何事も経験が大事だから」と。 そうずーっと、 叔父さんと叔母さんに世話を掛

けっ放し甘えっ放しだった。 ただ叔母さんが車でホテルに送ってくれた時、 「私の友達が日本からワシントン大学に来

ている留学生を紹介してくれたからその人に会いなさい。」と言ってくれた。 そして叔母さんとはそこでお別れした。 留

学生のM子さんがその日の夕方、 ホテルまで車で迎えに来てくれた。 M子さんが通っているシアトルに有るワシントン

大学の中を車に乗ったまま見せてくれたが、 なんと言う広さ! まあ驚いた、 自然が多く広大な公園のようだった。 ワ

シントン大学を後にしM子さんが仲間と借りている一軒家にお邪魔させて貰った。 M子さんと日系人の方合わせて男女

5人位で共同生活していて、 夕食に皆さんが作ってくれた大盛りのカレーライスをご馳走になり少しおしゃべりしてから 

M子さんがホテルまで車で送ってくれた。 M子さんは次の日午前中にまた迎えに来てくれる事になっていた。 M子さん

から注意された事が有って、 4番アベニューから下には行かない事と、 夕方4時以降は出歩かない事。 アベニューと

ストリートどちらも通りではあるが、 シアトルの町は坂になっていて坂と平行に走っているのがアベニュー(坂の下から

上に向かって1番2番と付けられている。)、 垂直に走っているのがストリート。 4番アベニューより上に官公庁や銀行

等の建物が有りそれより下は港に近く治安が悪い、 そして夕方4時になると一斉にそれらの建物で働く人の仕事が終

わり全てシャッターが下りてしまい人通りが無くなるので、 ますます危険になるからなのです。  私達はしっかりとそれを

肝に銘じた。  

 

       

            

 



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