年が明けて１月１日は、 またまたホテルで観光タクシーを呼んで
貰って出発。 目指したのは伊豆長岡の温泉まんじゅうと伊豆の国
パノラマパーク。
温泉まんじゅうは、 「どこか開いてる店で良いです。」と運転手さん
に言って、 以前買った所と違う店に連れて行ってくれたけどお店に
よって味が全然違うんだなぁ。 どこのでも良いかと思ったが、 私は
やっぱり「黒柳」さんのが好きだわ～。 でも日本全国の温泉地で温
泉まんじゅう売ってるけど伊豆長岡でしか買った事が無い。
伊豆の国パノラマパークは、 うちの子がまだ小さい時に１度行った
事が有ってその時は「かつらぎ山パノラマパーク」だった様な気がする。
伊豆の国市が出来て可愛い感じにしたんだね。 頂上も空中公園とし
てきれいになってた。 ここに行く途中少し遠回りして通って来た三島
の町から見えるド迫力の富士山から遠ざかり、 ここからは裾野まで
きれいに見え優しい姿をしていた。 天気が良くて「富士山が見えて
ラッキー！」って思うのは何故だろう・・・。 他の山では無いね。
２日、 大きい荷物はホテルから自宅に送り身軽になったところで、
MOA美術館へ。 旅行社のツアーに良く見る「MOA美術館」の文字。
そんなに有名なのかぁ、 いっぺん行ってみるかぁ。 行って良かったぁ。
建物の造りが面白いし、 見晴らしも良く、 久し振りに獅子舞も見られて
旅の終わりになんかすごい満足した。
娘が「名古屋に帰る前にもう１回金目鯛の煮付けを食べたい。」と言った
のでお昼はそれに決め、 タクシー呼んでどこか店に行って貰えば良いわ
と言う事になった。 ３１日に運転手Aさんに貰った名刺がそのままコートの
ポケットに有ったので、 特にAさんを指名する事無く電話して待っていたら
迎えに来てくれたのはAさんだった。 「お名前聞いてひょっとしたらと思った
んですよ～。」 あっらっら～。 Aさんに「熱海駅に行くんだけどその前に金目
鯛の煮付けが食べられる店に寄りたい。」と伝えると、 「ああ、 多分あそこ
今日やってると思いますよ。」と連れて行ってくれたのは、 熱海駅前の海鮮
料理の「海山」（みやま）さん。 Aさんは「じゃぁ、 お気を付けてー。」と去って
行った。 今度熱海に行った時はきっとまた乗せて貰おう。（ちなみに観光タ
クシーは湯河原も熱海も４時間で２万２千円位だった。）
「海山」さんの入り口では干物の店頭販売もしている。 中に入ると割と広くて
（ついでにトイレの中も広かった。）、 私達は迷わず金目の煮付け定食を注
文した。 私達のは半身だが１匹丸ごとの煮付け定食も有った。 半身でも
かなりのボリュームなのに・・・。
食事を終えてもまだ新幹線の時間には間が有ったので、 熱海駅前の商
店街のお店を一軒ずつ見て回った。 結果、 家でも食べようと１匹丸ごとの
金目の煮付けの冷凍を買い、 静岡茶を買い、 焼きたてのせんべいを買い、
ちょっとずつ試食もし、 歩き疲れて和菓子屋さんの甘味処でお茶と甘い物を
頂きながら休憩。 新幹線の時間まであと１時間ちょっと、 「そろそろ新幹線の
切符を出しとかないと・・・。 家の鍵は・・・。」と考えていたら、 母が「私って家
の鍵何処やったんやろ？」と一言。 それ聞いてじわじわ思い出した！ 「あーっ
！ ホテルの部屋の金庫の中だー。」 母は部屋に着いてすぐ財布の入った
袋と、 鍵・携帯の入った袋を金庫にしまい、 食事に行く時財布の入った袋だけ
を取り出し、 その後触らず仕舞いだった。 すぐホテルに電話し取りに行って間
に合った。 電話を取ったフロントの女性が「まだ熱海市内にいらっしゃったんで
すかぁ？！」とびっくりしていた。 そうだよね、 朝１０時頃チェックアウトしたのに
まだ熱海にいたとはね。 私達タダでは帰らんの。