ぽつぽつ ひとり言

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旅の話  長崎

2012-03-30 22:54:47 | 日記

 去年、 5月27日出発の添乗員付き「西九州海岸物語3日間」と言うツアーに参加しました。 メンバ

ーはいつも同じ母と私と娘。 この時も前半非常に天候が悪く、 ずっと傘を差し見たい所が見られず

写真も撮れず、 なので少し天気が回復した最終日が一番印象に残っています。 初日は名古屋から

博多まで新幹線、 そこから先は観光バスを利用しまず向かったのは、 佐賀県唐津市のマリンセンタ

ーおさかな村での昼食。 お土産等も売っているので店内を一回りし次は同じ唐津の鏡山展望台へ。 

晴れていれば唐津市とその向こうに広がる唐津湾を一望出来るとの事でしたが雨雲に覆われて良く

見えませんでした。 添乗員さんから鏡山に伝わる「松浦佐用姫」の悲恋の物語を聞かせて貰いまし

た。 山を降り海沿いに長く続く虹の松原へ。 日本三大松原の一つだそうで、 防風林なので長い年

月強い海風を受けてねじ曲がって生えている松が何本も有りました。 次に寄った有田ポーセリングパ

ークには実際のドイツ・ツヴィンガー宮殿をモデルにした大きな宮殿が建っており、 有田焼きの作品が

展示されているのですが、 ちょっと・・・良く分からないテーマパークだったなぁ・・・。 (ここで結婚式も

出来るらしい。) 出発までかなり時間が余ったので雨から逃れレストランで手作りパンとコーヒーで休

んでました。 ここから長崎県佐世保市の藤山神社までは結構長い事かかりました。 この神社、 いか

にも歴史が有りそうで県指定の天然記念物の巨大な藤の木が有り花の良い香りが漂っていました。 

この日の観光はここで終わり。 佐世保の「ミュゼアリゾート佐世保 弓張の丘ホテル」と言う随分山の

上に建つおしゃれなホテルで1泊。 二日目も雨。 一旦佐賀県に入り鹿島市の祐徳稲荷神社へ。 日

本三大稲荷の一つらしくかなり大きな神社で、 土砂降りの中でも大勢の参拝客が居られました。 再

び長崎県に戻り、 雲仙地獄に到着、 昼食後地獄めぐり。 (火山国の日本には方々に「地獄」があ

る。) 雲仙ロープウエイで展望所まで行きましたが雨がひどく普賢岳も何も一切見えなくて、 でも代

わりにロープウエイ乗り場の周りは「みやまきりしまつつじ」の可愛い花で一面覆われていて、 それが

見られただけでも良かった。 次に諫早市のカステラセンターに寄った後、 バスはこの日宿泊する「ホ

テルモントレ長崎」が有る長崎市内へ一路走ってこの日の観光は終わり。 夕食は中華街までぶらぶら

と傘を差しながら歩いて行ってちゃんぽんやら皿うどんやらその他色々長崎の味を堪能して来ました。

三日目・ツアー最終日小雨が降ったり止んだりの一日でした。 帰りの電車に乗るまでフリータイム。 

ホテルから自宅まで荷物を宅配便で送り身軽になって、 また歩いて中華街へ。 もうちょっとゆっくり散

策してみようと中華街をあっちへ行ったりこっちへ行ったり適当に何か食べてみたり。 ホテルの周りに

も気になるお店が有ったのを思い出し、 歩き回ってから昼食を取る為に一旦ホテルに帰りちょっと休

憩。 フロントで観光タクシーを呼んで貰うと女性の運転手さんで、 女性客と言う事でホテルの方がそ

うして下さったよう。 運転手さんと相談して帰りの電車に間に合うようにコースを決めいざ出発。

          

           まずは孔子廟・・・日本で唯一の本格的な中国様式の孔子廟だそうです。

           熊本・菊池市の泗水孔子公園にも行った事が有りますが、 そちらは大き

           な孔子の石像が有る本格的な中国様式の「公園」でした。

       

 

         

            グラバー邸・・・さすがに大きな屋敷と広い庭。 庭には立派なあじさい

            の花がきれいに咲いていた。 「フリーメイソンのマークが刻まれた石の

            柱がこれ」と、 運転手さんに教えられた。

 

                    

                グラバー邸にはディズニーランドの隠れミッキーのように隠れ

                ハートが3つ有って、 娘の手が触っているのがその一つ。

                後の2つは庭の石畳のどこかに。 これも運転手さんに教え

                て貰いました。 観光客の人はあまり知らないとの事。

 

 出島、 眼鏡橋はタクシーの中から見てシーボルト記念館へ。 ここは私が一番行きたかった場所。

何故かと言いますと、 シーボルトの弟子に伊藤圭介と言う方がいまして、 この人は私の出た小学

校の当たりの出身でして授業でも郷土の偉人として習ったんです。 (今はどうか分かりませんが。) 

校庭には二宮金次郎と共に銅像が有りました。 長崎でシーボルトから本草学を学んだ医者で有り日

本で第一号の理学博士で有り植物学者でも有る。 名古屋の東山植物園には伊藤圭介記念室が有

り、 私はこの部屋が好きなんですよ。 伊藤圭介と同時に学んだシーボルトにも興味を持っていたの

でシーボルト記念館に行けて良かったー。 伊藤圭介の写真も見つけたしなんかそれで満足した。 

 長崎観光はこれでおしまい。 長崎駅でツアーの方々と添乗員さんと合流し、 特急かもめ30号に乗

って博多へ、 そして新幹線で名古屋へ帰って来ました。 長崎はまた行きたい町ランキング(私の中で

は)NO.1に輝いています。

         

             特急かもめ30号・・・こっちは最後尾。 アゲハの幼虫に似てるなぁ。 

                         車内のデザインが凝ってる! おしゃれ!

 

         

                  かもめの座席・・・本革製は珍しい、 豪華な気分。

 

          

                 かもめの反対側に止まっていた諫早行きの電車。

                 きれいなブルーが印象的。