ウルトラマンマックス 第10話 「少年DASH」

今回は、コバ隊員メインの話ということで、これまでのヘタレ気味な印象を改善できるかがキモでしたねｗ

まず、今回はOPのスタッフテロップから触れていきたいと思います。

　脚本　黒田 洋介

最初見たときは思わず見返してしまいましたｗ
別にしらなかったわけじゃないのですが、すっかり忘れてましたｗ
アニメ畑の人を持ってくるってのはなかなか興味のある試みですよね。
聞くところによれば、この人も「いい黒田、悪い黒田」とはっきりしているようなことも聞きますので、一体どうなるのかといった感じで見てみましたｗ

で、結果から言いますと、

　無難にまとめちゃったなぁ、もうちょっとはっちゃけたのを期待してたのですが...

って感じですね。
スクライドみたいな激しいものから、それこそ萌え系なものまで手がける氏ですから、
これは特撮に「合わせた」って感じなんですかね。

でも、それが全部悪いと言うわけではなく、ちょっと期待からはずれちゃったなって感じなんですよねｗ
お話としては結構良かったと思いますね、王道をいってる感じでしょうか。
それは、これから語っていきます。

冒頭のUDF施設の社会科見学、考えたものですね。
正直、DASHマザーの遊覧飛行ってのはどうかと思いましたが、
計器類がちゃんと見学モードになってたのはなかなか細かいし考えてるなと思いました。

そして、その見学に来ていた、DASH博士　まさゆき君。
ほほえましいくらいの憧れ、過信は実に少年って感じでしたね。
遅刻常習のコバへの苦言なんか、実はごもっともだったりｗ
この点ではコバの言い訳はちょっといただけなかったですね^^;

そして、メタシサスを捕捉するためにまさゆき君に協力をお願いする時のコバのセリフ、

　「俺たちは決してあきらめない。何度失敗しても絶対に地球を守ってみせる！」

これは素直に燃えました。いいセリフですよね～。
でも、その前の、

　「DASH隊員だって人間だ。失敗だってするさ。」

コレはいただけないですね。
要は意識の問題ですよ。やっぱり地球を守る隊員としては、完璧を求めてもいいんじゃないでしょうかね？^^;
はなっからコレいっちゃだめですよｗ

ただ、問題点はここだけでして。
その後のコバの活躍を見て、

　「何度失敗しても絶対あきらめない男になる！」

と言って、コバを目標にするまさゆき君は良かったですね。
王道的な感じですが、それがまたいいといった感じでしょうか。

今回の戦闘にも注目しますと、話が話だけにマックスはおまけ的な感じでしたねｗ
やっぱり、

　板野マジック全開なダッシュバード

これですよね～。とてもかっこよかったですね！
特に、メタシサスの場所を知らせるための、V字飛行とでも言うのですかね、
あれはおおーって感じでしたｗ

あと、主題歌の２番使用。
やはり、主題歌かかると強制的に燃えさせられますｗ
戦闘のかっこよさとあわせてすごい良かったと思います。

と言った感じで、全体的には結構満足な出来になっていたと思います。
ただ、思い切ったものが足りなかったなと言う感じです。
黒田氏がまた登板することがあるようでしたら、今度こそそこら辺を期待したいですね。