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通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

ゴミ出し

2021-02-26 | 通訳ガイド/everyday life


I enjoyed a 5 kilometers walk from my workplace to Shibuya Station yesterday to shun taking the subway.  Taking exactly one hour, I could save 170 Yen on a subway fare and burn 400 kcals as well!  The corner of a sidewalk along Toyokawa Inari Temple of Akasaka was overhung by a tremendous cherry tree in full bloom.




昨日の仕事帰り。渋谷まで約5kmの道を歩きました。途中、青山通りの豊川稲荷の桜が見事でした。写真の建物はいつ見ても美しい(個人的意見)渋谷スクランブルスクエア。ココの屋上展望台に行こう行こうと思って一年以上が経ってしまいました。




渋谷から東横線で自由が丘まで行きました。家までの道でこれまた小ぶりながら見事な桜を見つけました。




ソメイヨシノが咲く頃には気兼ねなく外出できますように。




The sign written in English posted on the fence of an apartment near Oookayama Station tells and warns foreign residents to take out the trash properly. I've heard that some people, especially people from outside Japan,  are prone to have no clue how to sort the things they throw into the categories. 



今朝、大岡山駅まで歩いている途中、"Combustible..."と手書きで書かれたサインを見つけ思わず脚を止めました。「可燃性の」「燃やせる」という意味を持つadjective、"combustible"は最近単語帳で覚えたばかりだったので。以前、バス車内などゴミ出しの説明の時は"flummable"や"burnable"という単語を使っていました。



ゴミ出し(分別含む)ができない人、意外にいますよね。←うちの義母と妻が以前そうでした(現在は時々ペットボトルが入ったゴミ袋に壊れたプラ製のハンガーなどを混ぜている程度には改善された)。最初は何でこんな当たり前のことができないのかなあ?と思ったものですが、決して悪気があってやっている(分別できない)のではない人もいるということです。



ゴミの分別って苦手な人は苦手みたいなんです。でもうちの家族の場合は苦手というよりどうやら「覚える気がない」という要素も絡まっていたみたいですけどね😝。



日本に住んでいる外国人の人達にとっても日本のゴミ出しはとてもハードルが高いそうです。缶ゴミの出し方が分からないので缶詰や缶の飲み物を一切買わないと真剣に言っていた日本在住のアメリカ人女性がポッドキャストかVoicyで聴いていた時にいて、驚きと共に興味深く思いました。



昔見た、アメリカ(ロサンゼルス)のアパートの地下駐車場に設置されていた大型ごみコンテナ(日本の大きな建設現場に置いてあるような産廃ゴミ用の金属製コンテナに似ている)には生ゴミから大型家具までごちゃ混ぜで"24/7"(一日24時間、一週間いつでも)出せるようになっていて便利だなあと思ったものです。そんな環境から来たアメリカ人にとっては日本のゴミ出しはものすごく複雑に感じるんでしょうね。



「自分にとっての当たり前は必ずしも当たり前ではない」
年をとってくると頑固な面が出てきたのを感じる時があります。もっと寛容な心を持ちたいと思ってはいるのですがなかなかそれが難しいですね。そして外国人と接する仕事に就く身にとっても、これはとても大切なことで、いつも心に留めておくべきことだと思っています。「ゴミ出し」から発展してそんなことを思った今日の朝でした。



早咲きの桜?

2021-02-24 | 通訳ガイド/everyday life


It was a chilly and windy day yesterday compared with the day before or last Sunday.  I noticed a beautiful cherry tree in full bloom at the precincts of a local shrine.  I believe it is an early-blooming kind of species, but I just couldn't believe that it's been almost a year ever since I saw them last time.
 
昨日は風が冷たかったですね。近所の八幡さまの境内に早咲きの桜が咲いているのを見つけました。梅は全盛ですがもう桜の季節がやってくるのかあと染み染み思いました。




I also found these cherry trees in front of Oookayama Station when I was commuting this morning.  Their vivid pink flowers must be a similar kind to the famous Kawazu Sakura. 

こちらは大岡山駅前に咲いていたもの。鮮やかなピンクの花は河津桜系ですかね?




一昨日、霞が関付近を歩いていてJT本社ビルの前で足を止めました。通訳ガイドをやっていた時は毎日のように東京タワーの展望台から
“A tall building with an ashtray-like object on its top is the headquarters of Japan Tobacco Inc., abbreviated JT.”
("abbreviate"は最近覚えた。以前は"known as JT"などと喋っていたと思う)
と言った後、日本人の喫煙率やタバコの値段などを説明していました。



見下ろすのではなく下から見上げる形でJTビルをマジマジ見るのは初めて。長年ヘビースモーカーで禁煙するのは不可能と自分でも思っていた位の私ですらタバコはやめたほどですからJTの業績や日本のタバコ産業の行く末ってどうなるんでしょうかね?




道を挟んで反対側には霞が関ビルがあります。1968年に建てられた日本初の超高層ビル。今では周りのもっと高い建物群に埋もれてしまって「超高層」と言ってしまうには無理がありますね。昔NHKのプロジェクトX(多分)を観て、当時の壮大なプロジェクトに感動したことを覚えています。


※※※※※





娘が幼稚園の図書室から借りてきた絵本。お馴染みの「三びきのこぶた」。訳者の瀬田貞ニ、聞いたことあるなあ?と思ったら、今読んでいる”The Lord of the Rings”を日本語に訳した人でした。




娘に読んで聞かせていると…
最初の二匹の子豚は狼に食べられてしまい、レンガの家の子豚は煙突から落ちてきた狼を茹でて食べてしまう🤮という残酷な結末に驚きました。元々はこんなお話だったんですね。私なんかが子供の頃に馴染んでいたディズニーとかのはもっと穏やかな話だったはず。





The Lord of the Ringsがらみで💦
国会図書館の裏口で「ホビット専用」のような背の低い「通用口」を見つけ、びっくり‼️良くみたら門扉が格納されているスペースでした。一瞬、秘密の通路に抜ける入口なのかと思ってしまいました😂。




日課

2021-02-18 | 英語学習


This photo was taken in the same month but five years ago, February 2016.  The famous steep staircase of Atago Shrine is well-known for its divine benefit; you may get promoted by going up each step to the top.  Back then, I’d just found out that I failed an exam to become a guide-interpreter.  So I paid a visit to the shrine wishing to pass it next year. 



丁度5年前の今頃、通訳案内士の二次試験に落ちたばっかりの私はお腹が目立ってきた妻と東京タワーに行き、ついでに愛宕神社を訪れました。翌年の合格を願いながら「出世階段」を一段一段登った(ここの階段はめちゃくちゃ急なのでの「登る」という表現がピッタリ)ことを覚えています。



あれから5年…
通訳ガイドにはなれたものの現在は休業状態。そして5年前同様英語を勉強する毎日を送っています。ある意味5年前には想像すらできなかったことです。



☆朝
●英単語3〜5個iphoneアプリに打ち込み&暗記(15分)
●覚えた過去単語、2〜3チャプター分(1チャプター100語)の確認テスト(30分)
●英語喉2〜3レッスン(15分)
●英語ニュース記事(日本のニュース)2本(15分)
●英語ニュース記事(海外メディアの記事)1本(15分)

☆通勤時
●英語本読書(30分)
●podcastかvoicy視聴(30分)

☆夜
●英単語3〜5個iphoneアプリに打ち込み&暗記(15分)
●覚えた過去単語、2〜3チャプター分(1チャプター100語)の確認テスト(30分)
●英語本読書(30分)


↑↑↑
毎日の英語の勉強内容。これを昨年の10月辺りから4ヶ月位毎日続けてます。仕事中や家族の相手をしている時以外は結構英語にどっぷり浸っている日々だと思います。英語力の進歩はどうなんでしょうかね。自分ではあまり実感できませんが、こんな英語漬けの生活が苦ではなくなったことが一番の進歩だと思っています。

「あなたの趣味は何ですか?」
と聞かれたら
「ハイ!英語の勉強です❗️」
と言える位にはなったと思います。これは5年前の自分に自慢してあげたい👏。



しつこいですが、発音、発声の学習は「英語喉」を激しくおすすめします。
最近聴いた昨年9月29日付のKazさんのVoicyプログラム「英語喉オンラインサロンの紹介と発音の新しいコツ」でめちゃくちゃためになることをおっしゃっていました。

「前歯を見せて発声すると英語発音が明瞭に」
「喉のノイズを加えるといい」
「笑いを堪えるようにしゃべるといい」

この3点、特に「喉のノイズ(Kazさんが言われるルート音)」を常に響かすだけで喋っている音が途端にネイティブっぽい(というより日本人訛りから離れる)感じになるのが分かるんですよね。言葉ではうまく表現できませんが、ゴムまりが跳ねているような感じというか、心地よいビリビリした雑音というか…。今まではその「雑音」を時々客観的に感じとれる、つまり「どう出せるのか分からなかったが時々出てきてくれる」程度だったのが、このVoicyプログラムを聴いて開眼したのか、意識して出せるようになってきました。今度ソレっぽいものが録れたら紹介させて下さい。


※※※※※




No matter how busy in the morning, my wife neatly does our daughter's hairdo containing intricate braids every day.  




My daughter told me that her kindergarten teachers always wondered how her mom's done such a complicated hairdo every day.  Explaining like that, she seemed very happy and proud of it.



器用な妻は娘の長い髪を毎朝可愛く結びあげています(英語では"hairdo"といいます)。最近YouTubeなどで研究しているみたいでどんどん複雑になっているのが私が見ても分かります。それでも2、3分でパパッとやってしまうので大したもんだなあと思って眺めています。娘も毎日先生達に毎日褒められたり、女の子の友達から羨ましがられるのが嬉しいみたいです。




これは今日のやつ😻
 


TOTOとINAX

2021-02-14 | 通訳ガイド/everyday life


"The Supreme Court near Miyakezaka is the final arbiter of the law in Japan. "
「最高裁判所は日本の司法における最終裁定者です」


"arbiter"をこういうことに使う発想は私には湧いてこない…🧐。一昨日、出勤途中に新橋から歩いて国会前経由で三宅坂に出た後、最高裁判所の前で写真を撮りました(写真の空はフォトショ合成)。その時、最近単語本で覚えた"arbiter"の例文を思い出してそんなことを考えました。言い換えればこういう発想ができれば、思っていることを英語で自由に表現できるようになるのかもしれません。



富士山のバスツアーでは首都高都心環状から4号線に入った時、丁度最高裁判所が右手に見えてきます。

"On your right, a unique building with few windows is the Supreme Court of Japan, the highest court in Japan.  Just wanna make sure it's not a prison!"
「右手の窓が少ない変な建物は日本の司法府の最高機関である最高裁判所です。刑務所ではないですから!」

皇居を説明した後、こんな感じで簡単に説明すると出発直後でお客さんのテンションもまだ高いのかウケてくれます。いつか再びツアーができる日がきたら是非とも"She is the final arbiter in Japan!(裁判所にsheは使わないか🤔)などと言ってお客さんの反応を確かめたいと思います。



話は全然変わってトイレの話です。
先日勝沼のあるワイナリーで案内してくれた社長の奥様が愛知県常滑市の出身でした。私も知り合いの何人かが常滑にいて若い頃はよく遊びに行ったことがあり、常滑話でとても盛り上がりました。



その中で「そういえばこっち(関東)では伊奈のトイレって全然見かけないですよね?」と私が言ったら「そうそう!」と言ってウケながら同意してくれました。昭和の時代、愛知では「車はトヨタ、銀行は東海、トイレは伊那」と言われていた(出典不明)らしく、どこの家庭のトイレも公衆トイレも便器といえば伊奈の"Inax"ばかりだったそうな。常滑焼で有名な常滑を代表する世界的な企業、伊奈。地元の愛知県では絶大な勢力を誇っていたと思います。一方こちら(東京)ではトイレは"Toto(旧社名:東洋陶器)"ばかりのような気がしますがどうなのでしょうか(それともLIXIL傘下に入ってブランド名自体がなくなってしまったのか❓)?



硬い仕事の場でも相手が同郷だったり、共通の話題などがあると途端に和みますよね。常滑とINAXの話で大いに盛り上がり相手方との距離感が一気に縮まったのを感じ取ることができ嬉しく思いました。



※↓以下、汚い話が出てきます。ご注意ください。


そして勝沼でのトイレ話の流れで昨日うちのトイレ(TOTO製)を徹底的に掃除してみたんです。一応年末の大掃除の時も割と大掛かりに掃除しました。でも上の娘が最近ではすっかり自分でするようになり、それはそれで楽になったものの便器周りが汚れていることも目立つようになってきたのです。なので今回はウォッシュレットの便座をベースから外してひっくり返してみたんです。今のマンションに引っ越して約4年、初めてのことでした。



ッ❗️‼️



何が固まってこういったこんな得体の知れない汚れが生まれたのか?見るも恐ろしい汚れが、特に「脱臭フィルター」と表記されていた取り外し可能な網部分を塞ぐように付着していたのです。便座に座ると「ウィ〜〜ン」と換気扇のような音が下の方から聞こえてきますが、ここから聞こえてきたのか!雑巾を何度も洗いながら汚れを取り除いて、届かない奥の方は歯ブラシを突っ込んで掻き出しました。



掃除の中でもトイレ掃除の後は特に気持ちがいいですね。今回は特に達成感がありました。そしてフィルター部分をキレイにしたせいか脱臭の音がとても大きくなりました。「吸う」部分をひどい汚れで塞いでいたのだから当然ですよね。今後はこれだけ汚れが溜まるまで放置せずに定期的に掃除したいと思います。



もしご自宅のウォッシュレットに「脱臭」機能が付いているのに、脱臭フィルターなんて過去に見たことない!なんていう方。今なら間に合うかも知れません。我が家のようにおぞましい状態になる前に探してみることを強くお勧めします。




勝沼

2021-02-12 | 通訳ガイド/everyday life


静岡と神奈川の県境、乙女峠の見晴台から撮影した富士山。再度、雪化粧の富士山を撮影するため一昨日朝早く東京を出て富士山方面へ向かいました。8:00丁度到着。うっすら雲がかかっていましたがほぼperfect。ところが乙女カフェ駐車場の脇から見晴台へ上がる急な山道を、治りかけの腰で上がったら激痛が走りました。寒くて縮こまった姿勢で急に駆け上がったのが不味かったみたいです。




前回も行った山中湖対岸の小さな公園。湖面は一部凍っていました。逆さ富士がきれいでした。ただしここからの富士山は左側の宝永山のポコっとしたところ、右側のボテっとしたところがシルエット的にはダメですね。




御殿場から見た富士の姿もきれいですが雪の積もり方が微妙。総合的にはやはり河口湖対岸が一番ですかね。ここは前回見つけた長崎公園という絶景スポット。今週日曜日が異常に暖かかったせいで雪解けが進んでしまったのがちょっと残念でした。




河口湖から甲府方面へ抜ける国道137号線の新御坂トンネル手前の展望台より。トンネルを入るすぐ手前を右に曲がると旧道、そして太宰治の「富嶽百景」で有名な天下茶屋というお店が現存しています。今回寄りたかったのですが残念ながら積雪のためか旧道は通行止めになっていました。確か中学生の時に教科書で読んだ富嶽百景。作中、井伏鱒二が「ゆっくり煙草を吸いながら放屁なされた」という描写が今でも鮮明に記憶に残っています🤢。




今回富士山の撮影ついでに勝沼まで行ってきました。ワイナリー数軒を視察するためです。そしてワインといえば「ぶどう寺」として有名な大善寺がこの辺りの観光では欠かせないのだそう。ワイン一杯がついた拝観券が800円で販売されていました。




写真の山門は18世紀末に再建された古い建物。山梨県の指定文化財。新撰組の近藤勇が描かれた有名な錦絵にあるのがこの山門なのだそう。




ここの目玉は国宝のこの本堂。山門よりも遥かに古く、なんと13世紀の建立‼️関東最古の木造建築物らしい。同じく国宝である厨子(仏像を納める戸棚みたいなもの)に納められているココの御本尊様が「葡萄薬師」と呼ばれる薬師如来像と日光・月光菩薩像。秘仏で5年に一度のご開帳時にしか見られないとのこと。




展望台から甲府盆地を望む。南アルプスの山々がきれいに見えました。それにしてもこの辺りは葡萄畑と桃畑ばかりで田んぼがほとんど見られませんでした。そして盆地の傾斜面に畑がたくさんあるので段々になっていて、どの畑もきれいな石積みが見られたのも独特でした。あるワイナリーの方にそのことについて尋ねたら、この辺りは水捌けがとてもよく葡萄の栽培に適していること、そして花崗岩の産地でもあることを教えていただきました。



外国人が興味を持っている日本のお酒は圧倒的に日本酒、そして最近ではサントリー山崎、響などのシングルモルトウイスキーも人気です。一方、日本のワインの知名度はまだまだ低いです。でも海外のバイヤーやマニアの間では甲州(葡萄の品種)を使った勝沼の白ワインの評価は高いそうです。今回訪れたワイナリーは歴史もあり、日本酒の酒蔵にも劣らない魅力があると思いました。日本酒の原料であるお米と違ってぶどう畑がワイナリーに併設されている所が多いのも特徴ですね。ワインも全然詳しくありませんが今回のワイナリー訪問でとても興味が湧きました。