聖なる書物を読んで

現役JW29年目

若い皆さん、エホバはあなたの幸せを願っておられます

2019-02-22 | ものみの塔
今週末のものみの塔研究記事。

突っ込みどころ満載の記事でした。言ってることはよく分かるけど、あなたたちに言われたくないよ、みたいなのがいっぱいw。

1節。
「エホバは、あなたが学校で一生懸命に勉強して、自活できるようになることを望んでおられます」

ここだけなら、エホバは高等教育を受けて良い仕事に就くことを否定してない、と普通に結論できるはず。でも前後を続けて読むと、文章上は(高等教育を受けて良い仕事に就くことを)否定してないけど、暗に否定しているという、実にイヤラシイ文章。

2節。
「人間のアドバイスがどんなにもっともらしく思えても、神の言葉を無視したものなら、本当の知恵とは言えません」

うん、その通りだと思います。でもね、お前が言うな、ですね。組織(統治体)は自分たちの言ってることが、人間のアドバイスだとは思ってないんでしょうね。傲慢にも、自分たちは神の代弁者だとしているんですから。

3節。
「いつの時代にも間違ったアドバイスをする人がいます。人間に初めて間違ったアドバイスをしたのはサタンです。せん越で傲慢なサタンはエバに対して、どう生きるかを自分たちで決めればもっと幸せになれる、と言いました。とはいえ、サタンの動機は利己的なものでした。サタンは、アダムやエバやその子孫をエホバから引き離し、自分に従わせ、自分を崇拝させようとしていたのです」

まずね、サタンは「どう生きるかを自分たちで決めればもっと幸せになれる」なんて言ってませんよ。ツラッとしてうそ書いちゃダメでしょ。
ここ読んで、組織の父はやっぱりサタンだったんだぁ、と妙に納得しちゃいましたw。自分たちを崇拝させるために、せん越で傲慢にも、間違ったアドバイスをし続けてきた、というね。これ書いた人、これってまんま組織のことじゃん、とか思わなかったのかな。

5節。
「エホバは、ご自分を探し求め、ご自分に仕えるようになる人たちがいることをご存じでした」

そう思います。でも組織に仕えてる人がそれに当てはまるとは思いません。エホバに仕える事と組織に仕えることは同じじゃない、ってことに気付いて欲しいと思います。

6節。
「実に変化に富んだ豊かな教えです」(イザ65:13,14)

この文は「聖書を与えてくださいました」の後に置くべきですね。本文のような順番にする意図は、エホバが「奴隷」を通して教えて下さってるんだ、っていう印象操作のためでしょうね。こすいね。

7節。
おおむね良いと思います。が、「お金や物があれば幸せになれる、といううそにだまされる」人なんて、普通でもあんまりいないと思いますよ。逆にこの組織は、お金や物があれば不幸になる、っていううそで信者をだましてるように思えるんですけどね・・・。

8節。
脅しですね。こうやって、若い人をだまそうとしてるんですね~。

9~11節。
確かに、同じ価値基準を持った人同士でいると安心できますよね。そういう意味では、この組織はコミュニティーとして良いものだと思ってます。善い人も多い。ただ、ちょっとでも基準からズレると、ハブかれるっていう危険がある。で、常に人の目を気にしなくちゃならなくなってくる・・という感じがね。これじゃ「最高の友」は作れないよね。

12~15節。
「労苦は無駄でない」「み名に示した愛をエホバは決して忘れない」と太字を使って必死になって、エホバつまり組織に仕えるよう促してるのがね、涙ぐましいなぁwと。まぁ、組織で学んで得たものも多々あると思ってます。組織に忠実に仕えていくのも一つの生き方だとも思います。でもね、組織に仕えさせるためにエホバ(ソロモンの例も)を持ち出して、若い人たちをだまそうとしてるのがイヤですね。

16節。
「あなたの周りには、ポルノを見たり、性的不道徳を行なったり、危険なスポーツをしたり、麻薬を使ったり、大酒を飲んだりする若い人がいるでしょうか」

世の若い人が皆こんなことを習わしにしてると思わせて、組織に留まらせようとするワナ。質問形にしてるのがイヤラシイ。断定できないからだよねw。

17節。
「聖書の基準に従ったために病気になった人はどれほどいるでしょうか」

これも、いません、って断定できないんだね。組織の基準に従って病気になった人、いっぱいいるよね。聖書の基準=組織の基準じゃないことがバレちゃったね。

18節。
「人間はたくさんの法律を作り、それを守るよう強制してきました」

だから、お前が言うな、です。

19節。
「エホバは、わたしたちにたくさんの律法を与える代わりに、愛の律法に従うよう辛抱強く教えてくださっています」

これも、お前が言うな、です。分かってんなら当てはめろよ、です。イエスは山上の垂訓で、律法に従うことで義をなそうとしていたパリサイ人たちよりも、勝った義のなし方を弟子たちに教えたんですよ。(「悪い行ないの根本原因」じゃ、だいぶ意味が違っちゃってると思います)

21節。
「感謝していますか」

また脅してる。親が子どもに良いものを与えるのは、感謝されたいからじゃないのに。ましてや神が感謝を要求するはずないのに。この組織のエホバ神は、感謝を要求する神なんだよね。一生ご自分(組織)に仕えさせるために。


来週も、若い人を組織に献身させるための記事みたいですね・・・。
自分は、生き方の一つとして、組織に仕えるのもアリだと思ってます。ただ、しっかり生活していけるように、費用を計算することも大事だと思ってます。(エホバ任せ、はダメだと思います)