生命保険の保険金は万が一のとき、家族が路頭に迷わないように、一家の大黒柱としての責任としてかける、それはそれで、家族への「愛」の形だと思います。生命保険のCMで、その保険金で愛する娘さんが大学進学も可能となる、という美談はそのCMを見ているだけで涙が出そうになるほど感動的な内容です。つい、そのCMが流れると目頭を熱くして見てしまいます。
昔は先輩医師はみな、家族のために一億の生命保険をかけた、なんて話を医局でしていたもので、自分も家族を持ったら億単位の生命保険を毎月何万円か払ってかけるのかと思っていました。
しかしながら最も賢い死亡保障のかけ方はどういった方法でしょうか?まず生活の基盤は衣食住、特に住むところが安定して居住できることは一つの大きな安心です。その意味で、万が一の時は家賃を支払う必要がなくなる持ち家が安心です。通常住宅を購入するには団体信用生命保険がかかっていますので、その後の住宅ローンは支払いが不要となります。家族のために家を買う、これは生命保険の死亡保障にも勝る、家族への愛の形といえます。特に最近の住宅ローンには、癌保険や七大疾病保証を0.1-0.3%の金利上乗せでつけることができます。
また、住を住宅ローンの団体信用生命保険でまかなうとして、次は衣食は、可能ならば投資用ローンの利用が賢い選択です。日本人はお金の運用が苦手で損しているとよく言われますが、「金持ち父さん、貧乏父さん」のようにお金を運用しているかどうかでその差が大きく出るというものです。投資用の住宅やマンションなどにも、自宅の住宅ローンと同様に団体信用生命保険がつけられ、この保険料を経費にすることができますので、経費で生命保険をかけるのと同じです。しかも2018年からこの投資用ローンにも癌特約や7大疾病特約を金利の上乗せでつけることが出来るようになり、万が一の時は投資用ローンの返済が保険で処理されて、その後の家賃収入はそのまま衣食に回せるようになります。経費で、しかも家賃収入から保険料を支払えるという非常に賢い選択で、このスキームを利用している人は、一般の生命保険に加入する必要はなく、医療保険だけ加入すれば十分です。投資用ローンは自己資金を殆ど使うことなく、ローンを組むことで高額の保険をかけることができる、非常にレバレッジの大きな運用で、株や投資信託、FXなどの外貨運用と違って確実性が高いものといえます。しかも給与と唯一合算できるので、原価償却費などで税金対策にもなります。
癌になったとき、そのこと自体は人生にとって非常にマイナスな事象ではありますが、その不幸の中にもちょとでも、かけててよかったって思えること、これはやはりローンの癌特約、これに勝ものはないと思います。
上記二つで基本的に生命保険に加入してお金をかけ捨てる必要はなくなります。
次には、自己資金を預けておく、的な意味になって有利なのは外貨建ての個人年金ではないでしょうか。特に最近の円高基調は開始するのに有利な状況です。安全に運用でき、万が一のときには生命保険の死亡保障的な意味もあるので有利です。
これらだけで十分なので、賢い人は生命保険に加入する必要はないと思います。保険の窓口にいったところで、上記のアドバイスをしてくれる人はいません。筆者が保険屋さんにアドバイアスしているくらいですから。
昔は先輩医師はみな、家族のために一億の生命保険をかけた、なんて話を医局でしていたもので、自分も家族を持ったら億単位の生命保険を毎月何万円か払ってかけるのかと思っていました。
しかしながら最も賢い死亡保障のかけ方はどういった方法でしょうか?まず生活の基盤は衣食住、特に住むところが安定して居住できることは一つの大きな安心です。その意味で、万が一の時は家賃を支払う必要がなくなる持ち家が安心です。通常住宅を購入するには団体信用生命保険がかかっていますので、その後の住宅ローンは支払いが不要となります。家族のために家を買う、これは生命保険の死亡保障にも勝る、家族への愛の形といえます。特に最近の住宅ローンには、癌保険や七大疾病保証を0.1-0.3%の金利上乗せでつけることができます。
また、住を住宅ローンの団体信用生命保険でまかなうとして、次は衣食は、可能ならば投資用ローンの利用が賢い選択です。日本人はお金の運用が苦手で損しているとよく言われますが、「金持ち父さん、貧乏父さん」のようにお金を運用しているかどうかでその差が大きく出るというものです。投資用の住宅やマンションなどにも、自宅の住宅ローンと同様に団体信用生命保険がつけられ、この保険料を経費にすることができますので、経費で生命保険をかけるのと同じです。しかも2018年からこの投資用ローンにも癌特約や7大疾病特約を金利の上乗せでつけることが出来るようになり、万が一の時は投資用ローンの返済が保険で処理されて、その後の家賃収入はそのまま衣食に回せるようになります。経費で、しかも家賃収入から保険料を支払えるという非常に賢い選択で、このスキームを利用している人は、一般の生命保険に加入する必要はなく、医療保険だけ加入すれば十分です。投資用ローンは自己資金を殆ど使うことなく、ローンを組むことで高額の保険をかけることができる、非常にレバレッジの大きな運用で、株や投資信託、FXなどの外貨運用と違って確実性が高いものといえます。しかも給与と唯一合算できるので、原価償却費などで税金対策にもなります。
癌になったとき、そのこと自体は人生にとって非常にマイナスな事象ではありますが、その不幸の中にもちょとでも、かけててよかったって思えること、これはやはりローンの癌特約、これに勝ものはないと思います。
上記二つで基本的に生命保険に加入してお金をかけ捨てる必要はなくなります。
次には、自己資金を預けておく、的な意味になって有利なのは外貨建ての個人年金ではないでしょうか。特に最近の円高基調は開始するのに有利な状況です。安全に運用でき、万が一のときには生命保険の死亡保障的な意味もあるので有利です。
これらだけで十分なので、賢い人は生命保険に加入する必要はないと思います。保険の窓口にいったところで、上記のアドバイスをしてくれる人はいません。筆者が保険屋さんにアドバイアスしているくらいですから。