歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

南鳥島近くの海底でコバルトリッチクラスト層を発見

2016-03-04 | 科学・技術
国立研究開発法人海洋研究開発機構と国立大学法人高知大学は、日本列島の南東約1,800km、南鳥島の南西方向の海底・拓洋第5海山でコバルトリッチクラストの調査を実施した所、海山の斜面にコバルトリッチクラスト層を発見した(2月9日発表)。
 海洋研究開発機構の無人探査機「かいこうMk-IV」による調査で、拓洋第5海山の斜面にコバルトリッチクラスト層を発見した。水深約4,500mの地点から厚さ約2~7cm、南方の水深5,500mの地点で幅30~40cm、厚さ約3~8cmの板状試料を多数採取した。世界で初めて5,500mを超える大水深の海山の斜面においてコバルトリッチクラストの存在を確認して研究用試料の採取に成功した。
 形成後時間が経過した古い海山の斜面には、海山を形成する玄武岩・石灰岩などの基盤岩を覆うように鉄・マンガン酸化物を主体とした厚さ数mm~10cm程のコバルトリッチクラストが広く分布している。これらは、希少金属(レアメタル)や希土類元素(レアアース)などを含む海底金属資源として注目されている。
 今後、採取したコバルトリッチクラスト試料を詳細に分析・解析することによって、日本周辺におけるコバルトリッチクラストの成因解明に関する研究を進め、海洋資源調査技術の開発につなげていく予定、との事。

 天気は晴れ。気温は低くはない。風はとても穏やかなので、散歩日和。
 いつもの散歩道の”マンサク”に花が咲いた。咲く日は、概ね2月末~3月始めだから、平年並みの開花かな。
 ”マンサク”は、”まんずさく:先ず咲く”の語源説がある様に春に先駆けて咲く。花が黄色(黄金色)で、枝に沢山咲くので”豊年万作の縁起担ぎ”からの説もある。因みに、名にマンサクと付く”ベニバナトキワマンサク””トキワマンサク”はトキワマンサク属であり属が異なる
 ”マンサク”は花は葉が出る前に咲き、枝の一か所に数個纏まり、花は強く香る。マンサクよりも花が一回り大きく黄色が濃い”シナマンサク”があるが、こちらは開花がマンサクより1ヶ月程早く、枯葉を付けている事が特徴である。
 マンサク(満作、万作)
 学名:Hamamelis japonica
 英名:Japanese witchhazel(魔女の榛(はしばみ)、との訳)
 日本の固有種
 マンサク科マンサク属
 落葉小高木
 開花時期は1月~3月
 花弁は鮮やかな黄色で長さ十数mmの細長く縮れたひも状、内側は帯赤紫色
 果実は果(さくか)で1cm程の卵状球形、光沢のある黒い種子を含む


最新の画像もっと見る

コメントを投稿