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仁科記念賞、岩佐義宏教授、吉田滋教授、石原安野教授の3氏に贈る

2019-11-24 | 学問
 仁科記念財団は、原子物理学とその応用分野での優れた業績をたたえる2019年度(第65回) 仁科記念賞を、電圧を加えると超伝導になる材料を開発した東京大学の岩佐義宏教授と、ニュートリノの観測に貢献した千葉大学の吉田滋、石原安野両教授の計3氏に贈ると発表した(11月11日)。授賞式は12月6日東京都内で行われ、受賞者に賞状、賞牌と副賞が贈られる。
 岩佐氏は東京大学大学院工学系研究科教授の傍ら理化学研究所創発物性科学研究センターのチームリーダーを務めている。同氏の授賞理由は「電界誘起2次元超伝導の発見」。比較的小さな電圧でも加えると、電気抵抗がなくなり電流が流れ続ける超伝導になる材料を開発した。省エネ機器の開発につながる成果などとして評価されている。
 吉田氏は千葉大学大学院理学研究院教授、石原氏は同大学グローバルプロミネント研究基幹兼大学院融合理工学府教授。両氏の授賞理由は「超高エネルギー宇宙ニュートリノの発見」。両氏は、南極で実施中の国際実験に参加。氷上の観測装置で得られたデータの解析方法を考案、理論的に予測された高エネルギーのニュートリノの初検出に貢献するなどした。宇宙誕生の解明に役立つ成果として評価されている。
 ◆仁科記念賞
 仁科記念賞は、原子物理学者の故仁科芳雄博士(1890~1951年)の功績を記念して1955年創設された。
 これまでの受賞者からは、江崎玲於奈、小柴昌俊、小林誠、益川敏英、中村修二、梶田隆章の6氏のノーベル物理学賞受賞者を輩出している。これまで191人が受賞している。
 仁科芳雄(にしなよしお)は、日本の物理学者である。日本に量子力学の拠点を作ることに尽くし、宇宙線関係、加速器関係の研究で業績をあげた。日本の現代物理学の父である。

 今日は朝から小雨、風が少し強い。
 曇り空の日、塀の際で咲いている”ヒメツルソバ”。茎が横に這うように広がり、小さなピンク花(径1cm~1.5cm)が集合して金平糖の様に咲いている・・綺麗で可愛い。葉にはタデ科特有の暗紫色のV字模様があり、ところどころ紅葉している。
 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
 別名:寒虎杖(かんいたどり)、ポリゴナム
 タデ科イヌダテ属
 ヒマラヤ原産、明治時代にグラウンドカバー用に導入
 常緑多年草(寒い冬は枯れる)
  種子・株分け・挿し木で殖える
  葉にはタデ科特有の暗紫色のV字模様がある
 匍匐性 広がりは50cm以上となる
 開花時期は7月~11月
 花径は1cm~1.5cm、花色は薄紅
 小球形に小さな花が纏まっている


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