カレンダーを見たら今日は先負で、明日の祝日(10月10日、体育の日)は仏滅だ。もっとも体育の日は10月の第2月曜日とされているから六曜(ろくよう)とは関係ないね。
六曜とは暦注(暦に注記してある吉凶・運勢・お日柄占いなど)の一つで、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の6つだ。1ヵ月(30日)を5等分して6日を周期とするものだ(旧暦での月日で決める)。七曜(7日周期、日・月・・土)と同じだ。しかし、六曜に吉凶・運勢が書かれているので”ゲン担ぎ”に使われている、周期的な吉凶・運勢なんてありえず迷信だ。
迷信と判っていても気になる方へ(諸説ある、1例の紹介)
先勝(せんかち):午前は吉、午後が凶
友引(ともびき):正午が凶、凶事は友を引く
先負(せんまけ):午前は凶、午後が吉
仏滅(ぶつめつ):物滅から、大凶日
大安(たいあん):最も吉日
赤口(しゃっく):正午のみ吉、他は凶
昨日のタンポポと同様に時期はずれのシロツメクサ(白詰草)の花を見つけた。花期は4月~8月頃なので些かの遅れかな。シロツメクサ(白詰草)はクローバーのことで、こちらの名の方が判りやすいだろうね。
シロツメクサはマメ科の植物であり、大気中の窒素を固定する作用をする根に付く根粒菌を持つ。土壌形成に有用であるので、道路などの切土・盛土の法面(のりめん、斜面のこと)の緑化や保護に用いる。
シロツメクサ(白詰草)
マメ科シャジクソウ属の多年草
別名はクローバー、ウマゴヤシ(馬肥)
明治に家畜飼料用が野生化した
地を這い、密生して他草を繁茂させない
葉は3枚の小葉の複葉、まれに4枚以上持つものがある。四つ葉のクローバーは”幸運を呼ぶ”と言う。・・心が和む迷信。
花色は白、小さな花が集合している
一つの花は猫の爪に似ている
詰草の名は、幕末にオランダから献上されたギヤマン(ガラス製品)を入れた箱の緩衝材(詰め物)に由来する。