ahohoa続けない

引っ越しまであと僅か。主にネットゲリラとVIPPER速報の記事にここで言及。
FB : /kumaneko.hosoi

ナット交換

2024-04-17 14:33:03 | 楽器
予定通り開始してしまいました。
当て木はちょうど良いサイズを用意していなかったので以前テレキャスに使った当て木を使って横から叩いたら全く歯が立たず当て木が傷んだだけ(溝を平らにするのにも使った奴なので次回テレキャスのナット変更時には残りの板をまた適当なサイズに切って磨かないといけない😓)だったので、
邪魔なトラスロッド調整用のカバーを外して同じ当て木を使って指板側から叩いたら簡単に取れた。
ナットを外す事自体ではヘッドの塗装に影響は出なかったものの、トラスロッドカバーを留めているネジの穴が残念な位置にあって、そのネジを外す事でヘッドのコーティングの一部が剥がれた。
トラスロッドカバーの下に隠れる部分ではあるものの、ストリングバトラー系のLPにも付けられるタイプをそのネジ穴を使って留めるのはダメだろう。
これはチューニングをガチャガチャ変える都合でペグ交換もしたいと思っていたギターで、ヘッドの厚みが結構あるため、デフォルトがクルーソンタイプのペグだけどGoto○のクルーソンタイプのペグは付けられなさそうで、通常のペグなら使えそうなのでそちらで良いから替えたいと思っていたところなので、もし替えられたらストリングポストの部分を使って取付けるタイプのが使えるのだけど...う~ん。

外した写真。写真では写りにくいのでナット側をアップで取るのは省略したけど、接着剤はベタ付けではなく4点位だった。



コーティングの一部が溝に流れ込んだ状態で取り付けられていたのが幸いして?そこが剥がれやすくてポロっと取れたっぽい?
溝磨き用のヤスリはあるけど、テレキャス用の幅ので細いから、改めてちょうどの幅の板を買って切って紙ヤスリを取付けるか...。幅5.5位だから5mm厚の板。他にも買わないといけない物があったので仕方ない、一旦出かけよう。

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5mm厚の板は売っていなかったので6mmのをせっせと削りました😓
今回使った木の素材は白松。ほぼそれしか選択肢が無かった。蒲鉾板みたいな見た目の😅
以前使った素材は販売終了のためサイズが揃って無くて、白松のシリーズも3mmのは無かったので、今度テレキャスのナット替えをやる時には前回買った木材の残りを使う事になる。まだそんなに減ってないから大丈夫。
先に手頃な長さに切るのにのこぎりを使って、真っ直ぐにならなかったのを修正するのに削り、板厚を調整するのに削り、なかなか疲れました。途中紙ヤスリから耐水紙ヤスリに変更。紙ヤスリは二度と買わないかも🥺耐水紙ヤスリの方が断然削れて引っ掛かりにくくて価格差以上。
今回は養生テープで(耐水)紙やすりを軽く固定したのでやりやすかったです。
軽くっていうのは台が小さいのとケチってるのとで小さなペーパーなので、削るのに使う面積を空けると留めるのに使える面積が狭くて少し手で補助する必要があったから。それでも貼ると貼らないでは大違い。
出来上がったのはなんと!只の板😂


これに紙ヤスリを貼り付けて、ナット取付け用溝の底の仕上げに使います。手作業で削ると自然と若干角が丸くなってしまうので、これを使って削る対象(ヘッドの木)に引っ掛かりにくくて仕上げに良いと思います。
大まかな削りは以前買った金属の薄厚のを使います😐2mmと2.5mmのしか持ってないからこれまた大変かも。
あぁ...今日中には終わりそうに無いな😓
19:04

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無理矢理終わらせた。
感想。道具は良い物を使わないといけないと痛感。
ナットの縦幅が若干大きくて干渉するので削らなければならなかったのだけど、万力に挟んで作業しやすくしたまでは良かった。金属のヤスリを使ったのが失敗。削れなさ過ぎ。削り幅が狭いのに平ヤスリを使うと万力に当たりがちだったので溝用ヤスリを使ってみたら尚更削れなくて平ヤスリでゴリゴリ。
途中ナット底部分にちょっと傷がついたしカバーしたりナット底部分の整形用の穴のバリを取ったりしたのだけど、バリは意外と簡単に取れたので「アレ?」って思って、最後に軽くナット底に紙ヤスリをかけたら割と良く削れて「???」。
どうやら金属系ヤスリだけダメなんだと思い、
ナットの溝切りに使っていたのはダイヤモンドヤスリだったので、試しにダイヤモンドヤスリの平タイプのでナット用溝を軽く削ってみると...超仕事が早い😂
ナット用溝専用のヤスリでは(金属系ヤスリだったので)なかなか削れなかったのが嘘みたいに。
ただ、テレキャスだとナット用の溝が狭くて長いからサイズの合う平ヤスリは無いかも?
結局仕上げ用の木片は使わずにダイヤモンドヤスリで仕上げて瞬間接着剤チョンで終了しました😅
弦を貼るのはまた明日。

今回良かったのは、万力に挟む時の為にと追加で買ったスポンジが良い仕事をしてくれた事。挟みしろが超僅かだったのにグリップ力凄かった。ただしゴム系全般臭いから気分は悪くなるのだけが難点。






ビグスビーに弦を装着する時にエンドのボールが外れないようにする為に選んだのと同じ素材・同じ厚みで、足りなかったらいけないので買い足したのだけど、足りました。
ビグスビーの隙間から突っ込んでピッタリで、これも良い仕事をしてくれそうな予感☺


01:23

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補足。
ダイヤモンド平ヤスリがテレキャスではなくギブソン系ナット用溝に使えた理由としては、縦幅の広さだけでなく、真ん中にトラスロッドの穴があってそこは凹んでいる=途切れているから。
左右から半分ずつ処理した。
Nut横幅43mm前後より長い平ヤスリがあるかもしれないけど、あったとしても幅の細さからしてしなる筈なので、仕上がりの精度を求めて無理に長いのを探してもあまり意味は無いかと。
それよりは左右から削って実際にナットを載せて合うように微調整する方が健全というか楽な気がする。

カーボンのナットのサイズの精度はイマイチだったので、高さが足りるかの心配あり。合わせてみると6弦側が低そうだった。
太い弦を載せる事で多少弦高が稼げると良いのだけど...。
02:50

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