私達つり人にとって偏光サングラスは必需品と言えます。
必要な理由はというと
1 釣場において水中を観察する場合に水面の反射によりよく見えないことがあります。
偏光サングラスを使用すると渓流釣りの時など魚がチェイスしているのが見えたり魚影を発見したりすることができます。また、タナゴ釣りの時も同様に魚影やヒラウチを見つけるのに大変有効です。
2 目の保護になります。
ルアー釣りのとき障害物に引っ掛けてしまい、外そうとして引っ張った時に自分に向かってルアーが飛んできた経験は無いでしょうか?この時に目にあたったりしたら大変です。
これはルアーに限らず色々な釣りでも言えるのではないでしょうか?
また、眼精疲労の軽減にもなりますね。
(目の保護は大事ですよ!鮎川魚紳さんのような事故を防げるのでは?←マニアックネタでした。。)
そこで今回は偏光サングラスに付いての考察及びインプレを書いてみました。
私は長年ドライブ用と釣り用の偏光サングラスを共用していました。
以前より愛用しているのがこれです。

レイバン オリンピアン RB3177
グレイグラスポラライズドモデル
可視光透過率13%
このサングラスは眩しい時には非常に有効です。また、このサングラスを通して見た景色の色味は極めて自然です。
そして、何よりカッコいいと思ってます。
しかしながら問題点も多々あります。
それは可視光透過率が低いので薄暗い場所や薄暗い天気のときは見えません。
さらにそれなりに重量があるので一日中掛けているのは疲れます。
そこで最近は釣り専用に偏光サングラスを使用しています。
偏光レンズと言えば有名なのはタレックス光学社のタレックス、コダック社のポラマックスですが最近ではコンベックス社のポラウイングも人気が出ている様です。
そこで今回はコンベックス社のポラウイングを採用しているパズデザインのASTRO-15とASTRO-16のインプレを載せます。
ASTRO-15

(以下パズデザインのホームページより)
コンベックス社製偏光レンズ
POLAWING-SPX 160
MR-20
非常に弾力性があるベーターチタンの板材を使い羽のような柔らかなかけ心地
リムなしフレーム
明るさが見えやすさのアストログリーン(オリジナルカラー)
偏光度:99% 透過率40%
本体価格 ¥29,800(税¥2,384)
ASTRO-16

(以下パズデザインのホームページより)
コンベックス社製偏光レンズ
POLAWING-SPX 150
CR-39
純チタンフレームの高級感とホールド感に優れたモデル(小沼正弥プロモデル)
金属の塊感と高級感を強調したデザイン
前後の重量バランスが非常に良く、そのために独自の収まり感が快適なかけ心地
天候型のドゥーブル
偏光度:99% 透過率41%
本体価格 ¥29,800(税¥2,384)
ということで両方ともコンベックス社のポラウイングレンズを採用しています。
但し、同じコンベックス社のポラウイングでも使われているレンズの種類が違っています。ASTRO-15にはSPX160(MR-20)、ASTRO-16にはSPX150(CR-39)というレンズが使われています。
これらの違いは以下の様になります。
形状
POLAWING SPX150 球面
POLAWING SPX160 球面
屈折率
POLAWING SPX150 1.50
POLAWING SPX160 1.60
厚さ
POLAWING SPX150 厚い
POLAWING SPX160 薄い
素材
POLAWING SPX150 CR-39
POLAWING SPX160 MR-20
光学特性
POLAWING SPX150 クラウンガラスと同等
POLAWING SPX160 CR-39よりは落ちる
色特性
POLAWING SPX150 開発のベース
POLAWING SPX160 CR-39より2-3%濃くなる
剥離
POLAWING SPX150 やや弱い
POLAWING SPX160 強い
対応フレームについてはSPX160だとハーフリム(ナイロール)やツーポイントにも対応しいますが、SPX150ではフルリムしか対応しません。(フルリムというのはレンズの全周をリムが囲む普通のフレームのことです。)
厚さについては屈折率が高いと、薄くなりますのでSPX160の方がより薄くなります。
光学性能はSPX150の方が良い様です
実際の掛け心地はというとASTRO-15は確かに軽くてサングラスを付けているのを忘れてしまうぐらいです。重さは15.27g(実測値)という超軽量に仕上がっています。フィット感は良いのですがちょっとペラペラした感じがします。長時間掛けていると耳のところが少し痛いかなっという気がします。また、私の所持している色がアストログリーンなので色味が黄色っぽく見えてしまいます。夕方で少し薄暗くなって来た時には良く見えて良いのですが。。。
ASTRO-16はこちらも26.36g(実測値)とそれなりに軽量なのですが、軽さだけで比較するとASTRO-15にはかないません。ただ、それなりにカチッとした感じで落ちつきます。ホールド感は良いと思います。長時間掛けていても耳のところは痛くなりませんでした。所有の色はドゥーブルなので色味は自然に近いですね。また、見え方のクリアさは若干こちらが上のような気がします。
どちらも軽量でとても良く見えます。
今回のインプレはあくまで個人の印象なのでご購入を検討されている方は実物を掛けてみることをお勧めします。
ちなみに昔から愛用していたレイバンRB3177の重さは33.93g(実測値)でした。
こちらは真夏の強い日差しの中での釣りには重宝します。
あとコンベックス社の開発秘話などはこちらにありましたのでご興味のある方は参考にしてください。
次回はZEAL+タレックスのインプレを掲載する予定です。
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必要な理由はというと
1 釣場において水中を観察する場合に水面の反射によりよく見えないことがあります。
偏光サングラスを使用すると渓流釣りの時など魚がチェイスしているのが見えたり魚影を発見したりすることができます。また、タナゴ釣りの時も同様に魚影やヒラウチを見つけるのに大変有効です。
2 目の保護になります。
ルアー釣りのとき障害物に引っ掛けてしまい、外そうとして引っ張った時に自分に向かってルアーが飛んできた経験は無いでしょうか?この時に目にあたったりしたら大変です。
これはルアーに限らず色々な釣りでも言えるのではないでしょうか?
また、眼精疲労の軽減にもなりますね。
(目の保護は大事ですよ!鮎川魚紳さんのような事故を防げるのでは?←マニアックネタでした。。)
そこで今回は偏光サングラスに付いての考察及びインプレを書いてみました。
私は長年ドライブ用と釣り用の偏光サングラスを共用していました。
以前より愛用しているのがこれです。

レイバン オリンピアン RB3177
グレイグラスポラライズドモデル
可視光透過率13%
このサングラスは眩しい時には非常に有効です。また、このサングラスを通して見た景色の色味は極めて自然です。
そして、何よりカッコいいと思ってます。
しかしながら問題点も多々あります。
それは可視光透過率が低いので薄暗い場所や薄暗い天気のときは見えません。
さらにそれなりに重量があるので一日中掛けているのは疲れます。
そこで最近は釣り専用に偏光サングラスを使用しています。
偏光レンズと言えば有名なのはタレックス光学社のタレックス、コダック社のポラマックスですが最近ではコンベックス社のポラウイングも人気が出ている様です。
そこで今回はコンベックス社のポラウイングを採用しているパズデザインのASTRO-15とASTRO-16のインプレを載せます。
ASTRO-15


(以下パズデザインのホームページより)
コンベックス社製偏光レンズ
POLAWING-SPX 160
MR-20
非常に弾力性があるベーターチタンの板材を使い羽のような柔らかなかけ心地
リムなしフレーム
明るさが見えやすさのアストログリーン(オリジナルカラー)
偏光度:99% 透過率40%
本体価格 ¥29,800(税¥2,384)
ASTRO-16


(以下パズデザインのホームページより)
コンベックス社製偏光レンズ
POLAWING-SPX 150
CR-39
純チタンフレームの高級感とホールド感に優れたモデル(小沼正弥プロモデル)
金属の塊感と高級感を強調したデザイン
前後の重量バランスが非常に良く、そのために独自の収まり感が快適なかけ心地
天候型のドゥーブル
偏光度:99% 透過率41%
本体価格 ¥29,800(税¥2,384)
ということで両方ともコンベックス社のポラウイングレンズを採用しています。
但し、同じコンベックス社のポラウイングでも使われているレンズの種類が違っています。ASTRO-15にはSPX160(MR-20)、ASTRO-16にはSPX150(CR-39)というレンズが使われています。
これらの違いは以下の様になります。
形状
POLAWING SPX150 球面
POLAWING SPX160 球面
屈折率
POLAWING SPX150 1.50
POLAWING SPX160 1.60
厚さ
POLAWING SPX150 厚い
POLAWING SPX160 薄い
素材
POLAWING SPX150 CR-39
POLAWING SPX160 MR-20
光学特性
POLAWING SPX150 クラウンガラスと同等
POLAWING SPX160 CR-39よりは落ちる
色特性
POLAWING SPX150 開発のベース
POLAWING SPX160 CR-39より2-3%濃くなる
剥離
POLAWING SPX150 やや弱い
POLAWING SPX160 強い
対応フレームについてはSPX160だとハーフリム(ナイロール)やツーポイントにも対応しいますが、SPX150ではフルリムしか対応しません。(フルリムというのはレンズの全周をリムが囲む普通のフレームのことです。)
厚さについては屈折率が高いと、薄くなりますのでSPX160の方がより薄くなります。
光学性能はSPX150の方が良い様です
実際の掛け心地はというとASTRO-15は確かに軽くてサングラスを付けているのを忘れてしまうぐらいです。重さは15.27g(実測値)という超軽量に仕上がっています。フィット感は良いのですがちょっとペラペラした感じがします。長時間掛けていると耳のところが少し痛いかなっという気がします。また、私の所持している色がアストログリーンなので色味が黄色っぽく見えてしまいます。夕方で少し薄暗くなって来た時には良く見えて良いのですが。。。
ASTRO-16はこちらも26.36g(実測値)とそれなりに軽量なのですが、軽さだけで比較するとASTRO-15にはかないません。ただ、それなりにカチッとした感じで落ちつきます。ホールド感は良いと思います。長時間掛けていても耳のところは痛くなりませんでした。所有の色はドゥーブルなので色味は自然に近いですね。また、見え方のクリアさは若干こちらが上のような気がします。
どちらも軽量でとても良く見えます。
今回のインプレはあくまで個人の印象なのでご購入を検討されている方は実物を掛けてみることをお勧めします。
ちなみに昔から愛用していたレイバンRB3177の重さは33.93g(実測値)でした。
こちらは真夏の強い日差しの中での釣りには重宝します。
あとコンベックス社の開発秘話などはこちらにありましたのでご興味のある方は参考にしてください。
次回はZEAL+タレックスのインプレを掲載する予定です。




ポラウイングには私も興味があるので参考になりました。
私はサングラスを頻繁に落とすので傷がついても平気な
安物ばかり使っています。
光学性能が劣っているのは承知の上なのですが
3万円のサングラスを岩場で落としてレンズに傷が入ったら
ショックで釣りにならないです。
それでも、ポラウイングのサングラスを使ってみたいという願望はあるのですが・・・・・・・
早く鉄より硬いプラスチックが開発されて欲しいものです。
ご来訪頂き、ありがとうございます。
CR-39はポリカーボネイト系の樹脂のようなので意外と硬いと思いますよ。
また、MR-20はウレタン系ということなので割れにくいのではないでしょうか?
タレックスのCACCHUというレンズはCR-39より硬いということですが硬い=割れないということではないように思います。硬い⇒傷が付きにくいと考えた方がよいのではないでしょうか?
あくまで個人的な見解です。
最近は何軒かのメガネ屋さんがポラウイングを釣り具屋の店頭などで出張
販売していることもあるようなので機会があればそこで聞いてみたいと思ってます。
(WORKS-ZEROというお店や池袋パールメガネというお店が最近よく出張受注会を開催しています。)