百貨店の七五三カタログが出来上がりました。七歳、五歳、三歳すべてグランモデルズのキッズでまとめて頂いたお仕事です。
七歳役女の子は、表紙のカットもあったので、一番早いスタジオ入りでした。着物の撮影は見た目よりも過酷なもの。大変そうな表情も見せず、涼やかなお顔をしていますが、最後の方は疲れて来たそうです。カメラマンさんからも着付けの方からも「よく頑張った」とお褒めの言葉を頂いています。
五歳役男の子も、三歳の女の子との絡みがあったので待ち時間が発生。待ってる間は時折不安そうな「大丈夫かな…」というお顔をする時もあったのですが、バック紙の上に立ち、カメラが回り出すと、一転の笑顔。かなり細かい指示にも的確に応えてくれていました。
絡みのツーショットも微笑ましいですね～。
三歳役の女の子は初めてながら堂々としたお仕事っぷりだったと思います。落ち着いて安定した笑顔をすぐ作ってくれていました。こちらもやはりどうしても時間はかかってしまったのですが、上手にできていたと思います。
着物は特に、モデル本人の笑顔（表情）、姿勢、ポーズ、そして着物の柄がいかにきれいに見せているか？？の全てが揃わないとなかなか先に進めません。お洋服が商品の場合よりも、厳しい注文が飛び交います。なので、モデル本人がせっかくきれいに笑えていても、姿勢が崩れていれば正され、少々のシワでも好ましくない箇所なら「直し」が入ります。
表情、ポーズ、着物の柄の三拍子が揃ったところでカメラが回りだします。ポーズチェンジの度にまた着物のシワや、モデルの姿勢を直し、その繰り返しです。着物のお仕事は普段より姿勢を正す機会にも恵まれ、気持ちも引き締まりますので私も好きなお仕事ですが、カット数が多かったり、たくさんフィルムを回したり、色んなバリエーションを求められると、大人モデルもバタバタと夏場は倒れていたものです。
子供さんには大変だったと思います。お疲れ様でした。でもその甲斐あって、とってもいい仕上がりですよ。
