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グランモデルズ・Blog

Lesson写真、お仕事の写真、雑感、いろいろな事を一方的に書き綴っていきます🎶

自己表現の力

2014-04-17 22:10:44 | メッセージ

こちらは先日の日曜レッスンの様子です。一年生以下堀先生レッスンよりの1カット。あまりにもみんなが上手で生き生きしていたので、思わず写メってしまいました。

手前と向こう側と並んで「はないちもんめ」のように立っていますが、実はこれは「そらまめくんのベッド」を先生が読み聞かせてくれて、その流れで演技レッスンへと移行してくれたんです。

「そらまめくんのベッド」みんな大好きですよね。

最初は先生が読み聞かせてくれて、みんなじいっと聞いています。やがてそらまめくんやえだまめくんのセリフをみんなで言ってみます。

そして最後写真のようにチームに分かれて立ち、「そらまめくんベッド貸して」「ダメダメ!」とお互いが言い合いっこ、といった流れは、いかにも「はい、演技の練習をしていますよ!」「はい、セリフを覚えますよ!」といったお仕着せではなく、お子さんたちにとって、強制的な感も無く、ごく自然で、見ているこちらもとても好印象でした。

たった月一度のレッスンですが、先生からは、劇団のお子さんたちに追いつき、追い抜きつつあるとお褒めの言葉を頂いていますよ(^^)

最初泣いてばかりだった子、落ち着き無かった子。みんなそれぞれのペースでよく頑張って来ましたよね。

みんながみんなTVCMでメインを張る・・のは難しい事だと思いますが、この積み重ね、成長の度合いは、ふとした瞬間にご父兄の方には「こうやって返って来るのだなぁ」といつか実感して頂けると思っています。

以前も書いていますが、年下の子を思いやったり、場を読み、和ませたり、リーダーシップを発揮できたりする、そんな人材が一層求められて来ます。大きくなっても自分、または自分たちのグループさえ良ければいいという子は案外多いもの。ダメな事はダメとか、嫌な事は嫌だと毅然と伝えれるようになって欲しいです。

 

さて、こちらは俳優館のシェイクスピア・リーディングシアターにグランモデルズのキッズ1名が参加しており、今日の初日ゲネプロの様子の写真を送って頂けたので、掲載です。

俳優館トップページにも詳細があるのでチェックしてみて下さいね→http://www.hi-you-can.com

シェイクスピアものとあって、セリフも膨大、小難しい言葉も多用されている事でしょう(><)。小学生のお子さんには普段使い慣れない言葉も多く、お稽古も大変だったと思います。まだ初日。来週まで数公演控えています。体調キープして頑張って下さいね。


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あけましておめでとうございます

2014-01-07 15:46:57 | メッセージ

新年あけましておめでとうございます。たくさんの年賀状ありがとうございました。全て目を通していますよ~。

たどたどしい筆跡で一生懸命ご挨拶やお名前を書いてくれた小さい子、家族と一緒のいつもよりリラックスした表情の写真、etc。身の引きします思いです。一層頑張らねば~と気持ちも新た。

5日(日)よりスタッフは慌ただしく動いております。忘れないうちに新年のご挨拶をこちらでもしておかねばと今日も駆け足更新です。

本番撮影のお仕事も始まっておりますが、まだ写真などはこちらには掲載できないです。掲載可になった時点で、こちらにもご紹介しますね。

本番撮影にまつわり、年末年始をまたいだ為、たくさんの方を待機状態にさせてしまい申し訳ないです。年明け、スケジュールそのものをご父兄もなかなか確認しづらく、返信を急がせたり、スケジュールで流れたりと、いつにも増して振り回してごめんなさい><

常にここでも書いていますが、頑張っているみんなに、一本でも多くの作品歴を!はいつでも当事務所の目標であり、一人でも多くのクライアントに、また一人でも多くのお子さんたちを見て貰いたい!が当事務所のモットーです。

決して偏ることなく、頑張っている多くの子たちの書類提出は昔も今も、これからもずっと変わりません。

新年明けてまだ間もないですが、いい感じの滑り出しです。そのお子さんにとって初めてのお仕事だったり、初めてのスチール、或いは動画だったり、久しぶりのお仕事だったり、・・と、まんべんなく浸透している感じです。

そしてこれもまたいつも書いている事ですが、入り口までにしかみんなを連れて行ってあげられません。最後は自身が選ばれるしかないのも事実の厳しい世界。自分自身で扉をこじ開けるのか、扉を開けてもらって手を引っ張ってもらうのかはわからないですが、お仕事を取るのは紛れも無く自分であり、私たちスタッフではありません。

一緒に頑張って行きましょうね(^-^)今年もよろしくお願い致します。


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レッスン

2013-06-18 11:25:01 | メッセージ

  

金曜レッスン日から数日経過してしまいました。いつも遅れがちになってしまいます。

上写メは、金曜オーディション対応レッスン時の様子。旧未就学児対象あんふぁんレッスンにあたる、小学1年生以下レッスンの写メは社長が撮り忘れました・・すみません。

2年生以上オーディション対象レッスンですが、キャリアの長い子になってくると、「自己紹介を何でもいいから30秒以上」なんて、難関なお題を出されても、さらっとやってのけるようになったりします。年齢は近くても、一人一人、キャリアも個性も違う子たちが一緒くたのレッスンなので、ずいぶん個人差が出て来たりします。

引率のママの目から見ても明らかにわかる「声の大きさ、小ささ」だったり「アドリブがきくか、きかないか」を目の当たりにしながら、いかに自分の長所はそのままに、自己表現できるように成長するか・・考えたり、学んだりしないと、ただ目的なくなんとなく足を運んでいるだけでは、もったいないです。

写真は、そんなお題をクリアしてからの、カメラテストを意識したレッスン。手を開いた時に、大きな声を出しているんです。目線は絶対にカメラを見るつもりで、ここではスタジオ内の大きな鏡を見ています。

どうしてもママや先生を見てしまう子、大きな声がなかなか出せず恥ずかしがる子、最初はさまざま。しかし、途中からどんどん声も大きくなり、それにつられて表情も生き生き。劇団さんと違って月1、多くても月に2回のレッスンなので、この呼吸、この感覚をどうかひと月後まで忘れないよう、そしてその途中にオーディションが入った時、撮影で求められた時に思い出して下さいね。

大きな声が出ると、目も自然と開いて来る・・それがいつも我々が伝えている「目力」に繋がってゆくんだと思います。声が小さいお子さんに「まだ目が開いてない!」と演技指導の先生が声かけしているので、うんうん、と納得してしまいました。

また、この日のカリキュラムには出て来ませんでしたが、よくお音楽に合わせて、ぴたっと止まったところで「◯人」「△人!」とお題を出してもらい、お子さんたちの自主性に任せてグループになったり組になるレッスンをよく取り入れて頂いています。

当然あぶれて来る子も出てくるんですが、これが回数を重ねると、みんな考えながら、誰かがあぶれないように声を掛け合ったりするようになって来るのです。大人が「~~ちゃんを入れてあげてね」と声かけしなくても、子供たちが自分で考えながら進めて行く様子は、本当に感動しました。

例えば大きい子が大きい子だけで組にならず、小さい子を誘う、その様子を小さい子がまた大きくなった時に、もっと自分より小さい子に声をかけてあげれるようになるんだと思います。

こういう事が自然に出来る子が増えたり、自然な形でリーダーシップを取ってまとめてゆける子が育つって、すごい事ですよね。

モデル事務所たるもの、カワイイ、カッコいい写真が撮られるようになりたい、また、記念にお仕事がしたい、それはごく当たり前の事で、その気持ちが始まりなのだから、その気持ちに応えて行く姿勢である、私たちの方針も変わりません。

でも、もっと根底にある、人間としての強さや、困った時に考える力とか、思いやりや優しさ。そういう漠然とした目に見えない力や強さを押し売りではなく、上手に自然に身につけてくれれば、本当にこの先役に立つと思います。

たかが修学旅行や野外キャンプの班決めで、いちいち揉めてる話をよく聞きます。大きくなっても、まだそんなお子さんたちも多いのです。自分さえ良ければいい、そんな大人にはなってもらいたくないですね。

さてっ、長くなりましたが、上はそのオーディション対応レッスン後のメイクレッスン時の様子です。

前回のおさらいをしながら、チーク、マスカラまでどうにかたどり着き、最後に写真撮影~。

眉毛に皆さん苦戦していました。描きやすいからと、眉毛を自己流でいじるなぁ~!とずっと駄目だししていたスタッフCです。

イマドキのふんわりしたナチュラルな眉を描いてもらい、みんな可愛くなりました~。


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レッスン

2012-08-17 23:39:52 | メッセージ

こんばんは。

盆休みを頂いておりましたのでなかなか更新が出来ずにいました。

今日は演技レッスンが2ブロック行なわれました。

最初の頃はなかなか演技レッスンに集まらず、2~3人という事もありましたが

今は真っ先に埋まって行きます。

この調子だと、演技レッスンを増やさなければならない という事になるかもしれません。

 

モデルにも演技レッスンは必要ですか?とお母様方より質問を受けます。

CMのオーディションが増えている状況の中では、その実技も必ず必要なファクターとなっていますので当然必要です。

笑顔ひとつとっても、『分かりやすい作り笑い』か、『本当に笑っているような作り笑いか』で大きな違いがでますが

演技はその笑顔において非常によい結果をもたらすと思っています。

私がよく目力の話をしますが、感情が入ればおのずと強い目力を作る事が出来ます。

役者さんが雑誌用に撮ったときの写真の凄さは、そういったところが要因だと思っています。

 

つまり大回りに感じるかもしれない演技レッスンは、モデルのポーズや表情に大きな影響を及ぼすという事です、、、だと思っています。

ウォーキングレッスンにはウォーキングする事でしか分からない何かが必ずあります。

ダンスレッスンにも参加しなければ分からない何かがあります。

いろいろなレッスンにご参加下さいと常々お伝えしてるのは、そういった私の経験からの言葉だとご理解下さいね。

 


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一般公募もの

2012-07-23 19:05:10 | メッセージ

今日からラジオ体操の始まったキッズも多いんじゃないでしょうか。夏の早起きって気もちいいですよね。毎年みんな言われている事でしょうが、午前中にささっと宿題片付けて行きましょうね。

夏休みに入り、撮影会やショーの公募ものも増えています。夏の思い出作りを兼ねて、機会があれば参加してみるのもいいと思います(こちらにはご報告下さいね~)。

ただ公募ものは、間違った我流になってしまいがちなので、自分らしく、そしてレッスンで習った基礎だけは忘れないで欲しいです。間違った「我流」は下手すると、言い方はとてもよくないのですが、「イタい」感を見る側に与えてしまいます。自分だけが「イケてる」、自分だけが「気持ちいい」それでは駄目なんです。全くの一般のお子さんたちと同席する機会になりますので、惑わされず、やっぱりさすがプロだな、と思ってもらえればとっても素敵な事ですね。

昨年小学校高学年の子中心にお知らせした撮影会、今年も催されるみたいです。今年はあえてお知らせはしませんが、都合の合う方は参加されてみてはいかがでしょうか。

↑こちらも公募もののひとつ、キッズ時計に参加されたキッズからのご報告写メです。すっかり当事務所のお名前をスタジオの方に覚えて頂けたそうで何よりです。参加している一人一人が印象に残っているんでしょうね。この写真もポストカードのような仕上がりとなっています。


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夏休みにあたって

2012-07-21 15:04:28 | メッセージ

時間があったので、昨日からの連投です。今日もあいにくの雨ですね。

一旦ペンディングになる案件もあったりですが、お盆連休前の駆け込み案件が続いています。日程が決っていないものもあるので、どう進展するかはわからないですが・・いい方向に向かうといいなと思っています。

このお仕事をする上で、意外と重宝するのが、好き嫌いなく食べれる事や、動物や虫に触れるといったちょっとした事です。

ダンスやピアノといった特技は、事前にクライアントや制作会社からお伺いがあり、スケジュールの確認と一緒に保護者様からお聞きして、プロフィールとして提出しているんですが、その、ちょっとした嗜好は、オーディション当日に「カブトムシ好き?」とか「犬は触れる?」と直接お子さんに尋ねられたりします。

モデル本人の資質だけでなく、撮影を円滑に進める為に、シチュエーションに基づいたこういう嗜好は、合否にわりと大きく関わって来ます。笑い話なんですが、オーディションの後日「◯◯くん、『(特定の生き物)大嫌い!』って言ってたよ~」なんて面接に関わった方からお聞きしたりして、子供は正直だねー、などという話で盛り上がったりします。もちろんオーディションに合格したさに嘘をついても、撮影当日現場のスタッフに迷惑をかけかねないので、素直に正直に申告して頂くのは、全く問題の無いことです。

でももし、本来動物が触れる子だったら・・虫が平気な子だったら・・?結果は違っていたかもしれません。

また、食べるシーンもお子さんには求められる事も多いので、好き嫌いは少ないにこした事はありません。また、特に長時間拘束される仕事の場合、体力勝負なので、現場で出されたお弁当や食事に手をつけず、お菓子で繋げたが為に、肝心な時に気分が悪くなったり、体調を崩したりする事も実は多いです。きちんとした食事を抜いて撮影中倒れるモデルをスタッフCはたくさん見て来ました。

この重宝するという内容は、このお仕事に限った事ではないのですが、普段から色んな機会を与え、たくさんの経験をお子さんにさせてあげて欲しいと思います。なるべくなら、子供でなければ出来ない事、その年齢に応じたものが好ましいです。思わぬところで役立ちますし、動画、スチールに限らず、画面を通して内面は映し出されるものです。

なので夏休みも山に海にプール、いっぱい色んな経験をして貰いたいと思います。

日焼けは大敵、といいますが、子供には子供の設定があり、ほどよく子供らしく日焼けしている事が決め手になる事だってあります。写真に写った時に白い歯しか見えないような焼け方は困りますが、子供は子供らしく、中高生は中高生らしく!が当事務所のモットーです。でもレギュラーのお仕事がコンスタントにある方はほどほどに気をつけて下さいね♪


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ご挨拶

2011-12-31 15:59:44 | メッセージ

やっぱり時間が取れず、更新ままならないまま、年を超す事になりました・・

いっぱい書きたい事、伝えたい事あったんですけどねぇ・・

取り急ぎご挨拶を。

来年もまたよろしくお願い致します。なお一層頑張って行きましょうね(^^)


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ドラマネタによる考察

2011-09-13 17:02:41 | メッセージ

今日も残暑厳しい一日でしたね。体調崩してないですか?なんて書きつつ先日胃腸炎で苦しんでいたのはと、スタッフAこと、しゃっちょ、こと、社長です。(ややこしい?)

わたくしことスタッフCは他人ごとのようにそれを横目に見ていたら、疲れがたまっていたのか、自身まで目眩で伏せっていました。点滴打って少しずつ復活・・かな?といったところです。ほんとに皆様もお気をつけて・・・

目眩でフラフラになりながらも夕べ何気なくつけたテレビドラマが面白かったので、忘れないうちに覚書です(また懲りずにドラマネタ)。

吹石一恵さん主演の「バラ色の聖戦」なんですが、昼ドラのノリかしら、ドロドロの人間関係が主体ね、なんてうがった目で見ていましたが、これが意外としっかりしたプロットで、フラフラを忘れて最後まで見てしまいました。

といっても既に昨日で二回目。しかも途中から見始めたので後半だったのかもしれません。しかしこの業界の世界観がけっこうリアルに描かれていましたよ。

最初の方、また「あまりこの業界を知らない方の妄想入ってるのかな」という目で見ていたんですが、なかなかどうして。

多少大げさな点はありましたが、この業界の華やかな部分と泥臭い部分を、短い時間内で上手にわかりやすく対比させていました。

吹石さん演じる主人公が30歳を過ぎてでも所属できる事務所探しをするところから見たのですが、紹介される事務所は「あなた(吹石さん)でも入れるんじゃない」「紹介した責任は取りませんからね」と言われる弱小事務所。

★その事務所にさえ最初門前払いを食らう。→未経験で年齢が行っているから。

★営業に来たなら「写真を見せなさい」→モデル必需品の「ブック」ですね。もちろん主人公は持っていません。

★スナップ写真が夏木マリ演じる女社長の目に止まり→「こんな表情もあなた出来るのね」と即採用。

★登録させてあげるけど「諸費用かかるからね」→ここの部分はエージェンシーごとに差のあるもので、よく踏み込んだなと思いました。ちなみにこのドラマの事務所では30万円。(おそらくコンポジ代それに含まれるスタジオ代金、ヘアメイク料金、レッスン費用が含まれていると思われます。この金額が年間を通してだけのものなのか、最初だけのものなのかまではわかりませんでした。)→「ものになるかわからない人に投資は出来ないから」と女社長。

すぐさまウォーキングレッスンに連れていかれ、オーディションにも呼ばれます。そのオーディションで、アルバイトをしながらモデル活動をしているモデルたちがたくさんいる現実を知ります。モデルの仕事に呼ばれたらすぐ対応できるよう、正社員としてはは働けない事も。

そして新人モデルにはよくあるお仕事ですが、撮影会に呼ばれます。私たちや雑誌が催すイベントと違って、いわゆるアマチュアカメラマン相手の撮影会です。自分がギャラを貰ってのお仕事なので、自分ひとりが心地よく撮ってもらうものではなく、アマチュアとはいえ、大勢のカメラマンを満足させなくてはいけません。(ヘアメイク上がり、もちろん自分の私服で当日現場へ)

そこで主人公は

★ちょっとHなポーズを要求される→「出来ません」と拒否。こんな仕事の為に家族に迷惑をかけながらも続けるものなのだろうか?と自問自答。

しかし先輩モデルは

★同様なポーズを要求される→困りながらもリクエストを受け入れ、健康的、かつ写真としても目が惹きつけられるようなよい「作品」の被写体となって写りました。→クライアントにも迷惑をかけず、アマチュアカメラマンたちの要求を受け入れ、自分はよい「作品」を創りあげたのです。

★ただ「出来ない」とリクエストに答えられず、クライアントにも迷惑をかけた主人公には「もう次は無い」、その先輩モデルはまた「声がかかるでしょう」と女社長→こうして道が分かれてゆく、とバッサリ。

ただのエロい写真になるのか、「一作品」になるのか、モデルさん次第ってところでしょうか。

もちろん原作のコミックも、このドラマもフィクションであり、元になったエージェンシーやモデルはいないと思うんですが(たぶん)、何でもその道に入ってみないと、外からあれやこれやと想像だけ膨らませているだけではわからないものでしょう?主人公に対しても、モデルさんを夢見ている少女たちへ対しても、そう思わずにはいられませんでした。

何でもインターネットで検索、検索され、様々なスレッドで情報収集できる時代ですが、飽くまでもドラマなんですけど、弱小と言われ、そこそこの諸費用が必要なそんな事務所の女社長に魅力を感じずにはいられませんでした。

当事務所のブログも何という言葉で検索され、どういうスレッドからたどり着いたのかある程度わかるシステムになっていて、様々なスレッドを閲覧する度違和感を覚えるのは(もちろん全国、いろんなところのスレッドですよ)

「オススメの事務所ありますか?どこを選んだらいいでしょう?」→よりどりみどり選べる立場・・・?

「レッスンは通わなくてはいけませんか?」→元々持って生まれたものすごい才能が・・?

といった数々の質問。わからないゆえだとはわかっているのですが、この世界でずっと生きて来た私たちにとっては、とてもおこがましくて言えない類のものです。

全てにおいて自分に都合のいい話は無いもの。いつも最後、基本的に私たちは選ばれる立場であります。そして我々スタッフはその入口にまでしか連れて行ってあげれないものです。エージェンシーとモデル、そしてモデルとクライアント、全ては縁だったり、信頼関係でしかありません。

昨日のドラマでは、そういった新人モデルさんの登竜門ともい言うべき撮影会であり、自身に撮影会の経験は無いんですが、自分の新人だった時代を思い出しました。撮影会自体みんながみんな経験しているとは限らないんですが、けっこう根性のいるお仕事を現在大物と言われる方々、大抵だれでもこなしながらやってゆくものです。

最後にコンポジットの撮影をしながらドラマは終わったのですが、最初女優さんとして写っていた吹石さんが、写真を撮られながら「モデル顔」に少しずつ変貌してゆくさまは美しかったです。

※補足として・・マネージャーやクライアントの、理不尽だと思う要求に全てYesで答えよという意味では無いですよ。わからない事や不安な事は全て話し合いながら、相談しながらクリアにしてゆけばいいのです。↑成人モデルでなく、キッズモデルの場合はご父兄との関係にあたりますね。大事なお子様を預かっているわけですから、納得出来ない部分はとことんお話しながら進めて行く方針です。


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レッスン写真

2011-08-27 15:59:44 | メッセージ

これは前回の演技レッスンの模様です↓

画像処理中の問題で無くなったと思っていましたが、数枚残っていましたのでアップしますね。

これはあんふぁんレッスン(未入学時のレッスンです)の様子です↓

小さいながらに上手にポーズをとっています、感動します♬

ポーズレッスン(2回分)の写真です↓

回数をこなし、レッスンを受けていくとこんなに変わるの??と私自身が思ったレッスンでした。

「人に見られる」から「人に見せる」に変わっていく事はその過程で大きな変化をもたらしますね。

モデルをやっている人は、実年齢よりも若くみられることが多いです。

「人に見せる」という意識は一面ナルシストですが、大事なことなんです。

モデルはどんどんナルシストになってください。

毎日、毎日自分の顔を鏡に写し、よりよい表情をつかんでください。

子供たちは必ず変化をしていきます、長い目で見てあげて頂けたらと思います。


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グランモデルズ・21日レッスン、オーディション雑感

2011-08-23 11:54:20 | メッセージ

下記動画は21日のポーズレッスンの写真です。

ポーズレッスンの前に演技レッスンが行われましたが、画像処理中に不具合が生じてしまい今回はアップできません、、、すみません、、、

 

 

 

ポーズレッスンの写真を撮りながら「大きく伸びを感じる子」「調子が悪そうだなと感じる子」レンズを通してみるといろいろなものが見えてきます。

月に1回のレッスンに通っている方は、年間通しても12回のレッスンです。

書道、そろばん、スイミング、塾 等の習い事と比べた場合、圧倒的に参加日数が少ないです。

その少ないレッスンの中で何を感じ、掴む事ができるのか?

個々の性格、取り組み方、好きである度合い、いろいろなものに影響されてきますので100人いれば100人がばらばらだと思います。

いろいろでかまわないと思います、楽しいだけでもかまいません、お母さんが行けと言うから、何でもいいんです。

 

ただ1点 自分はプロモデル だという事、この1点だけは常に忘れないでレッスンを受けてほしいと思います。

 

ウォーキング、演技、ダンス、ポーズ どのレッスンに参加しても、忘れないでレッスンに臨んでください。

その意志をしっかり持っていれば必ず伸びていくと信じています。

どんな世界においても 素人 と プロ は大きく違うんです。

グランモデルズに所属した時点で、皆さんは素人ではなく、プロになったんです。

 

資料出しがなかなか通らない、オーディションになかなか通過しない、、、、やるべき事はあるはずなんです。

ちょっと太ったから痩せるよう努力する事、写真を撮り直す事(提出写真の変更)、いろいろなレッスンをチョイスし弱い部分を徹底的に鍛えていくetc、、、、、。

チャンスが多くある世代、問い合わせ自体がなかなか無い世代、それはバラバラです。 

いつかくるチャンスのために日々用意して待つ、そしてすべてを準備しておく、それができている人がプロです。

 

子供だからそこまでは、、、、と思う事もあります。

ですが今テレビ、雑誌の中で活躍している同じくらいの子供たちは、間違いなく本物のプロです。ちょっとした大人の役者、モデルが勝てないくらい意識が高いと思います。

 

レッスンを通じ楽しくこの世界に接して、いつか姿勢がよく、すばらしい笑顔で笑う事ができる素敵な大人になって欲しいという習い事の側面ももちろん持っています。

ですが、プロモデルだという意識はいつも持っていてください。 

 

 

☆オーディションについてお話をいたします。

お仕事の流れの中で、「書類審査で決定が出るもの」「書類選考後後にオーディションへと発展」していくものと2種類の決定方法があります。

資料出しは、クライアントより仕事の内容、必要となるモデルの詳細、の説明を受けてから対象となるモデル選定をします。

 

選定したモデルの印刷した資料、もしくはメール資料を先方へ届けます。

オーディション無しの場合はこの時点でモデルが決定となります。

実際のモデルの表情をみたい、演技をしてほしい等の要望があった場合オーディションとなります。

資料出しは名古屋市内の他の事務所のモデルも参加しますので、かなりの数の資料が集まっている事になります。

つまりこの時点で多くのモデルが選考漏れとなってしまいます。

通過したモデルの数がかなり絞られているケース(スチール撮影のお仕事に多いです。)とたくさんの人数が残っている(ムービーに多いです。)ケースがあります。

この段階まで残る事すらかなりの確率となります。

さらに決定者が1名、2名といった事が多いので、最終的にはほとんどが落ちてしまっているという状況になります。 

 

東京、大阪、名古屋、福岡、大人、子供、役者、モデル、、、どの地域でも、どんな人でも、この芸能に関わる人は避けて通れない事なんです。

 

私が皆さんに説明するときには、いつもパズルの話をします。

クライアントは色、形、大きさ、等明確なモデルイメージを持っています。

写真選考、オーディションはそのパズルのピースを探す場所なんです。

いくらよい発色の星のピースがあっても、大きさが合わなければ次を。大きさ、色がぴったりでも、形がほんの少し違うだけでも次を探します。

何十名集めたオーディションが行われても、ぴったりのピースが無かった場合は再度違うメンバーでやり直す事もざらにあります。

オーディションによって決定される結果というのは、その個々の善し悪しで判断されるのではなく、クライアントのイメージに合っているかどうかで判断されるものです。

落ちたからといって、この子はダメという判断をされた訳では全くないんです。

同じ代理店で行われる違うオーディションで結果は落ちているのに何度も呼ばれるというのは、その子が悪い、という事ではないという証明だと思います。

 

ただここで、最近私が考える引き出しの話になります。

パズルのピースにおいて、大きさ、形は変えられませんが、色の発色はかえられるという事です。

オーディション現場においての声の大きさ、挨拶の出来、話しながらの表情、先方が質問してきた事への明確な答え、入るとき出るときの姿勢

こういったものが大きく影響を及ぼすようです。(クライアント談)

ポーズの数、笑顔の数、声の大きさ、動きの大きさ、演技での表現方法、、、、、グランモデルズのレッスンですべて消化できます。

レッスンに参加するとき、吸収する準備は最低条件です。 

どんなレッスンに何回参加するかは皆さんの自由です。

プロのモデルとしての自覚を持ち、引き出しの数を多くしていってください。

どんなオーディション、や現場でもたくさんの引き出しがあれば、きっと困る事は無いです。

困る事がなくなれば立派なモデルさんになったという事ですね。

吸収する準備は最低条件です。

髪型でも何でもいいんです、ご相談は遠慮なくスタッフへしてくださいね。


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グランモデルズ・昨日のレッスン

2011-08-13 13:30:59 | メッセージ

昨日はあんふぁんのダンスレッスン、その後ポーズレッスンが。レッスンの様子はお盆明けにアップの予定です。

さっくりと昨日のレッスンの感想を。

あんふぁんレッスンは初参加のキッズもたくさんいましたが、どのお子さんもみんな笑顔で楽しそうな様子。昨日も前回に引き続き「マルモリダンス(正式名わからず…)」。どのお子さんもパパもママもよく知っているお歌でダンス。

最近オーディションで、お歌を歌ってもらったり、大きな声でセリフを言ったり、簡単な演技を要求される事も多いので、小さなうちから照れなく人前で踊ったり歌ったり出来るのは好ましい事です。昨日の参加メンバーを見てるとほぼ問題無いかな?と思いました。

でもオーディションは知らない方たちの前での短い時間内での自己表現。オーディションで100%に近い状態が出るよう、まだまだ特訓して行きましょうね。

後半はポーズレッスンでした。比較的人数も少なく、しっかりと見れた充実したレッスンでした。パソコン前でのチェックの渋滞もあまりなく、ゆっくり閲覧してもらえたと思います。お母様たちともお話ができてよかったです。

昨日の参加メンバーはみんな上手に笑えて、ポーズも上手な子たちばかりでした。もっと自信を持つと尚いいかな?と思う子もいますが、今自分にとって精一杯なら、その子なりのペースで大丈夫です。

残念ながら昨日が最後のレッスンになってしまったキッズもいましたが、初めてお会いした時よりぐんと成長した状態で卒業してくれたと思っています。何らかの形でこの経験が、どこかで自分に返って来るのだと信じたいです。さっといい笑顔が作れる事、まっすぐ立てる事、きちんとご挨拶できる事、物怖じせず自分の意志を伝えれる事、我慢したり頑張れる事、等々。お疲れ様でした。


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レッスンにおける雑感

2011-08-11 19:50:20 | メッセージ

厳しい暑さがぶり返していますね。夏バテぎみのスタッフCです。お子さんが体調を崩したという報告を、お母様方からちらほらと頂いています。大人でさえ体力の衰えるこの季節。お子さんともなると無理ありません。レッスンの振替にも対応しますので、申し出て次回消化して下さいね。

今年も折り返し地点をとっくに過ぎ、早いもので商品は秋~冬物へ。新規のお問い合わせが今年ぐんと増え、レッスン時思う傾向として、積極的に臨むお子さんの伸び方です。

年齢や性格により、まちまちなので必ずしもとは言えないのですが、淡々とレッスンをこなす、その次の段階に差し掛かり、好奇心を持って前向きにこなしてくれている子たちが少しずつ結果を出しているように思います。

私と目が合うまで「こんにちは~~♪♪」とご挨拶してくれる子、必ず私を捕まえる子、いつも質問、相談してくれる子、気が付けばいつも一番前にいて、先生の目の届きやすいところにいる子たち。

みんな一様にそうありなさいという意味ではありませんが、何か目的を持ってひとつひとつのレッスンに臨む方が、「なんの為にやっているのだろう?」と思いながら通うよりは、ずっと意義のある事です。

お家が遠い子もいれば、お習い事の合間を縫って来る子と様々ですが、忙しい家事やお仕事の都合をつけて連れて来て下さっているご父兄の為にも、せっかくのレッスン、何か一つでも得て帰ってもらいたいと思いながら指導しています。

そして最後の最後は、本人が「好き」で「楽しい」事が一番大事な事です。

この8月より毎金曜レッスンが割り当てられるようになり、ますます充実したレッスンを提供できるようになったと自負しています。何度も書いて来ましたが、レッスンで出来ない事が本番でできる事はありません。ものすごくよい、天性のものを持っているのになかなか発揮出来ない子、ありのままに自分を表現できる子、レッスンや場慣れしながら、本来の自分以上のものを引き出せるようになる子、様々です。一人ひとり速度は違っていても、見守り、個別に対応して行きたいと思っています。


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CMソング、掲示板、そしてかなりマイナーなリニューアル

2011-06-07 21:55:58 | メッセージ

昨日から今日にかけて、ものすごく急な案件が浮上したり、決まりかけていた事がなくなってしまったり、とても振り回してしまったご父兄もおみえで、本当に申し訳ない一日でした。

長年この世界に関わっている私たちにとっては、突然決まったり、バラしになったりは、「付き物」で、よくある仕方無い事として慣れっこになっていますが、子供たちがその立場となるとやっぱり切ないものです。状況が変わってゆくのは、何もこの業界だけではありませんが、どうしても振り回される機会が多くはなってしまいがちですね。

さて、先日歌声だけ収録したCMが既にオンエアされているようです。まだTVでは確認出来てないですが、Webにアップされていましたのでリンク貼らせて頂きます。トップページから放映中のCMが観れます→犬の家

今週放映のドラマ「中学生日記」掲示板にご本人からのメッセージが上がっていたので、ついでにこちらもリンク貼っておきます→中学生日記/掲示板

お気づきの方はあまりいないかと思いますが、ひっそりとこのブログ、一つ一つをカテゴリ分けしております。ランキングとか全く興味無く、来て下さった方がその時一番新しいページが読めればいいんじゃない、って感じで、ただ今までダラダラと順番に書き連ねておりました。

ところが、アクセス解析を毎日見ながら、意外な過去のブログが人気があったり、こんなとこからいらっしゃったのね、なんてご父兄対象に、特に仕事関連はきちんとわかりやすく分類されていた方がいいのでは、と思った次第です。

それに何より、頂いたお仕事とお仕事の合間に、私とスタッフAは常に所属して下さっている皆様にメッセージを発信し続けている事を再確認しました。

こういうお仕事があった、こんなオーディションがあった、レッスンでこうだったというさらっとした事実のみお伝えすればいいという意見もあるかもしれませんが、一部ではなく全ての所属モデルたちへ向けてのメッセージだったり、過程であったり、ちょっとした温度のようなものを表現する事で、他事務所と一線を画したいという思いもあったんですよねぇ、そういえば。

そんなわけで、全ていっしょくたではなく、「お仕事関連」「お知らせ」「(みんなへの)メッセージ」でカテゴリ別で分類してみましたが、どのカテゴリか難しいものもたくさん。みんなに伝えたいな、っていう思いを優先したりしながらとりあえずは分類し始めました。

しかし600近くに及ぶブログを今更カテゴリ分けするのは至難の技。ぼちぼちやってゆきます。今日はどのカテゴリだろう?最初は「お仕事関連」で分類しようと思って書き始めたんだけど、……やっぱり皆様への「メッセージ」って事で。


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演技レッスン、ウォーキングレッスン

2011-05-20 21:38:49 | メッセージ

ウォーキングレッスンの模様です。

以前は何度か行なっておりましたが、今回は久しぶりで初めての参加という子も多かったです。

担当する先生は私と何十年のお付き合いになるモデル仲間です。千佳子先生も仲の良いお友達です♫

レッスン後、参加モデルに感想を聞いてみると『楽しかった』『きつかった』という意見が多かったですね。

姿勢を綺麗に保って歩く事、これはポージングにも共通する非常に大事な部分です。

ウォーキングで顕著に現れる癖は、ポーズの中でも必ず出ています。

ウォーキングで姿勢を修正する事は、ポーズの姿勢も修正する事となります。

 

  

この動画は演技レッスンの模様です。

オーディションを想定した内容で、今回は『ハウジングメーカー』のCM撮影という設定でした。

お母様達にもクライアントと言う設定で、目の前で子供達の演技を見て頂きました。何が足りないか、どうすればよいのかいろいろな感想を持って頂いたのではないでしょうか?

 

私は何百と言うオーディションに参加して来ました。通過したものものもあれば、落ちたものもあります。(落ちたものの方が多いですよ)

結果はともかく、オーディション終了後に毎回思い知った事は自分の演技力の無さでした。

かっこいい、可愛いだけがモデルじゃなく、いかに自分の内面を写真に、フィルムの中に表現出来るかがモデルなんだと思います。

色々な経験の中で培われていくもんだと思います。


グランモデルズではポーズレッスンに圧倒的な時間を割いて来ましたが、今月より演技レッスンを増やし、ウォーキングレッスンを新設致しました。

皆さんに多くのレッスンを通じて、たくさんの経験をして欲しいからに他なりません。

ポーズレッスン、演技レッスン、ウォーキングレッスン、ダンスレッスン、なかなか他で経験出来ない事だと思います。

たくさんのレッスンに参加して、たくさんの経験をして欲しいと思います。

その経験がお子様たちをモデルとして大きく育てる事は間違いありません。ポーズレッスンに偏らず、演技レッスン、ウォーキングレッスン、ダンスレッスン に参加して欲しいと思います。

 

千佳子先生とも話していますが、仕事を取る事に限定すれば、子供モデルにとって、一番役に立つレッスンは 演技レッスン じゃないでしょうか? 

オーディションでは、ほぼ毎回初対面の方たちにお会いし、自己表現しなければならないわけですから。

動画のお仕事も増えています。特に入ったばかりの新人モデルさんにはポーズレッスンにおいて、目線が来る事に重きを置いていますが、動画では目線を外す場合も多いです。二次元の動きばかりに偏ると、いざ三次元の動きをしなさいと言われた時、ぎこちなくなるものです。

元々ポーズレッスンは、急に発生する機会の多い、流通の撮影時、クレームが来ない必要最低限の事を教える為のものでありました。

クレームの来ない必要最低限とは

※ご父兄から離れられる。一人でもバック紙に立てる。

※笑顔をさっと作れる。

※まっすぐ立てる。くねくねしない事。

※4~5パターンポーズの変化ができる事。

年齢が小さくなればなるほど、動けない事、ポーズが下手な事でクレームが来る事はまずありません。まんべんなく色んなレッスンが取れるのが理想ではありますが、色んな事情が出て来ます。部活動や習い事、テストや受験勉強…。限られた回数の中、貴重な時間をかけて来て頂くにおいて、ある程度のポーズがこなせるようになったら、演技レッスンにも目を向けてみて下さい。

初対面の、年輩の方(ばかりとは限らないですが)の前でも、せめて普段の80%でも、本来の自分が出せるように…。オーディションや動画、スチールでもイメージカットにおいては、そんな自己表現が求められ、それが次に繋がってゆくのだと思います。

いいものを持っているのに、それを出す事が出来ないまま終わるのって、すごく損ですよね。「いつもは泣かないんです」「お家ではすごく元気いっぱいなんです」等々、よくご父兄からお聞きする台詞です。子供さんとは、そういうものではありますが、限られたチャンスだったら、やっぱり生かしたいですよね。

ポーズレッスンの必要性はその後に続く為のもの、そんな気がします。


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2011-05-14 23:14:15 | メッセージ

いつもお世話になっているカジュアルウェアショップのサイトの、夏ものバージョンが更新されていたのでご紹介しておきます→こちら

以前も書いたんですが、チラシの上がりよりも、Webの方が扱いの比率が大きく(チラシは制限がいっぱいあるんでしょうね~)、お顔の表情もわかりやすく、チェックもしやすいです。

まだまだ寒い時期のロケだったのを思い出します。ようやく季節が追いついて来た感じです。

ここのブログを運営するのあたって、どこからどういうワードで検索されて、色んな方がたどり着いたのかある程度わかるようにはなっていますが(これも以前書いた事がありますね)、同業の会社のブログを目にする機会も多くなりました。たくさんのご父兄がネットサーフィンでこういったブログを検索して閲覧しているのでしょう。

その中で、とても興味深いブログを目にしました。ブログを運営されている方の価値観や考え方が似ているのでしょう、共感する事、勉強になる事も多く、無駄な時間を費やしてしまいがちなネットサーフィンですが、時にはこんなブログに出会えるのもいいなと思いました。

「オーディションで我が子が落ちたCMを見る度落ち込みます」というあるご父兄のコメントに対し、「あなたのお子さんが出ていたCMなり印刷物を見て、そう思う親御さんがおみえになるという事です」と簡潔な返信。

一見素っ気なく、厳しく、でも根底にある温かさ。

マネージメントする者として、そうありたいと思わされました。

煮詰まった時、なんだか落ち着かなく不安な時、目先に捕らわれず、視点を変えて、遠くから見つめてみたり、遠くを見てみるのもいいかもしれません。

 

 


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