下記動画は21日のポーズレッスンの写真です。
ポーズレッスンの前に演技レッスンが行われましたが、画像処理中に不具合が生じてしまい今回はアップできません、、、すみません、、、
ポーズレッスンの写真を撮りながら「大きく伸びを感じる子」「調子が悪そうだなと感じる子」レンズを通してみるといろいろなものが見えてきます。
月に1回のレッスンに通っている方は、年間通しても12回のレッスンです。
書道、そろばん、スイミング、塾 等の習い事と比べた場合、圧倒的に参加日数が少ないです。
その少ないレッスンの中で何を感じ、掴む事ができるのか?
個々の性格、取り組み方、好きである度合い、いろいろなものに影響されてきますので100人いれば100人がばらばらだと思います。
いろいろでかまわないと思います、楽しいだけでもかまいません、お母さんが行けと言うから、何でもいいんです。
ただ1点 自分はプロモデル だという事、この1点だけは常に忘れないでレッスンを受けてほしいと思います。
ウォーキング、演技、ダンス、ポーズ どのレッスンに参加しても、忘れないでレッスンに臨んでください。
その意志をしっかり持っていれば必ず伸びていくと信じています。
どんな世界においても 素人 と プロ は大きく違うんです。
グランモデルズに所属した時点で、皆さんは素人ではなく、プロになったんです。
資料出しがなかなか通らない、オーディションになかなか通過しない、、、、やるべき事はあるはずなんです。
ちょっと太ったから痩せるよう努力する事、写真を撮り直す事(提出写真の変更)、いろいろなレッスンをチョイスし弱い部分を徹底的に鍛えていくetc、、、、、。
チャンスが多くある世代、問い合わせ自体がなかなか無い世代、それはバラバラです。
いつかくるチャンスのために日々用意して待つ、そしてすべてを準備しておく、それができている人がプロです。
子供だからそこまでは、、、、と思う事もあります。
ですが今テレビ、雑誌の中で活躍している同じくらいの子供たちは、間違いなく本物のプロです。ちょっとした大人の役者、モデルが勝てないくらい意識が高いと思います。
レッスンを通じ楽しくこの世界に接して、いつか姿勢がよく、すばらしい笑顔で笑う事ができる素敵な大人になって欲しいという習い事の側面ももちろん持っています。
ですが、プロモデルだという意識はいつも持っていてください。
☆オーディションについてお話をいたします。
お仕事の流れの中で、「書類審査で決定が出るもの」「書類選考後後にオーディションへと発展」していくものと2種類の決定方法があります。
資料出しは、クライアントより仕事の内容、必要となるモデルの詳細、の説明を受けてから対象となるモデル選定をします。
選定したモデルの印刷した資料、もしくはメール資料を先方へ届けます。
オーディション無しの場合はこの時点でモデルが決定となります。
実際のモデルの表情をみたい、演技をしてほしい等の要望があった場合オーディションとなります。
資料出しは名古屋市内の他の事務所のモデルも参加しますので、かなりの数の資料が集まっている事になります。
つまりこの時点で多くのモデルが選考漏れとなってしまいます。
通過したモデルの数がかなり絞られているケース(スチール撮影のお仕事に多いです。)とたくさんの人数が残っている(ムービーに多いです。)ケースがあります。
この段階まで残る事すらかなりの確率となります。
さらに決定者が1名、2名といった事が多いので、最終的にはほとんどが落ちてしまっているという状況になります。
東京、大阪、名古屋、福岡、大人、子供、役者、モデル、、、どの地域でも、どんな人でも、この芸能に関わる人は避けて通れない事なんです。
私が皆さんに説明するときには、いつもパズルの話をします。
クライアントは色、形、大きさ、等明確なモデルイメージを持っています。
写真選考、オーディションはそのパズルのピースを探す場所なんです。
いくらよい発色の星のピースがあっても、大きさが合わなければ次を。大きさ、色がぴったりでも、形がほんの少し違うだけでも次を探します。
何十名集めたオーディションが行われても、ぴったりのピースが無かった場合は再度違うメンバーでやり直す事もざらにあります。
オーディションによって決定される結果というのは、その個々の善し悪しで判断されるのではなく、クライアントのイメージに合っているかどうかで判断されるものです。
落ちたからといって、この子はダメという判断をされた訳では全くないんです。
同じ代理店で行われる違うオーディションで結果は落ちているのに何度も呼ばれるというのは、その子が悪い、という事ではないという証明だと思います。
ただここで、最近私が考える引き出しの話になります。
パズルのピースにおいて、大きさ、形は変えられませんが、色の発色はかえられるという事です。
オーディション現場においての声の大きさ、挨拶の出来、話しながらの表情、先方が質問してきた事への明確な答え、入るとき出るときの姿勢
こういったものが大きく影響を及ぼすようです。(クライアント談)
ポーズの数、笑顔の数、声の大きさ、動きの大きさ、演技での表現方法、、、、、グランモデルズのレッスンですべて消化できます。
レッスンに参加するとき、吸収する準備は最低条件です。
どんなレッスンに何回参加するかは皆さんの自由です。
プロのモデルとしての自覚を持ち、引き出しの数を多くしていってください。
どんなオーディション、や現場でもたくさんの引き出しがあれば、きっと困る事は無いです。
困る事がなくなれば立派なモデルさんになったという事ですね。
吸収する準備は最低条件です。
髪型でも何でもいいんです、ご相談は遠慮なくスタッフへしてくださいね。