グランモデルズ・Blog

Lesson写真、お仕事の写真、雑感、いろいろな事を一方的に書き綴っていきます🎶

現場における付き添うママたちのお話

2009-03-31 12:29:14 | メッセージ

下でクレームのお話を書きましたが、そのエピソードに限って言えば、問題だったのは、その子供モデルと付き添いの叔母が「もう帰っていいよ」と言われるのを待っているのだろうな、という態度だったのでは、とふと思い出しました。

まあ実際「もう無理だから諦めて下さい」とは言わなかったと思いますが、なんの手だても無く、ただ諦めてもらうのを待っていた…そんな感じでした。 頑張って終わらせて上がって早く帰ろう、では無く…。叔母さんだと難しいかもしれないですが、頑張ってノルマを果たさなければ終わらない、帰れない、という認識では無かったように思います。

これもまた関西でですが、ある現場で大人モデルは早朝入り。子供モデルは夕方入りだったのですが、来てイキナリ、「先に終わらせてもらえますか?用事がありますので」とスタイリストさんに訴えたママがいて、ぶったまげました。

言われなくても、なるべく子供は先に終わらせて早く帰らせてあげようとみんな努力するものです…(泣)

時々バック紙、カメラ位置の関係(子供は背が低いので)で待たされる事もありますが、そういう時はしょうがなく、なんとか工夫をして待たなければなりません。

仕事の後、また仕事でダブルだったり、オーディションがあるといった場合はマネージャーから前もって現場に伝えられているはずなので、ママが直談判に来たという事は、プライベートの用事だったのかなぁ、と。

まだ小さいのだから、手早くちゃちゃっとお願いしまーす、っていうのは、現場サイドの台詞であって、ママが言うのはいかがなものでしょう。体調不良がある、とか傷が出来た、といったトラブルは伝えて頂くのはかまわないと思いますが。

また別件ですが、バック紙の前でどうしてもふざけてしまう子供モデルもいて、カメラマンさんも優しく、あまり注意もしないもので、よほど時間にゆとりがあると思ったのか、そのママは「微笑ましいわ」とただ我が子に優しい目線だけを注いでいたので、私がやんわりと「お母様が注意しないと終わらないですよ」と注意した事もあります。目は怒っていたかもしれません(爆)。

小さい子をなるべく早く終わらせてあげたいんです。何度も言いますが本当です。「けっこう長引く撮影もあるじゃん」と思うママもいるかもしれませんが、よりいい作品を作り上げたいからです。それでもその中でなんとかどこかで折り合って、早く帰らせてあげたい思いでみんな動いているんです。

そして子供を早く終わらせてあげるという事は、先に入っている大人のモデルを待たせているという事です。後から現場に入り、「お先に~」と早く帰ってゆく事が当たり前のような感覚になって欲しくありません。

こう書くと、現場ではママは貝のように黙っていなさい、と聞こえるかもしれませんが、そんな事は無いです。気遣いや気配りの気持ちを忘れないでもらいたいだけです。子供たちが笑顔で本番にのぞめるように、みんな動いてくれているんです。待ってくれている大人モデルたち、先に終わらせてあげたくて大人モデルの方の手を止めてくれるヘアメイクさん、スタイリストさん。どうしても用事がプライベートでもある場合は我々スタッフに伝えてもらえればいいですよ!(うまーく現場には前もって伝えるようにします)

また別の現場で「最近何センチの子が呼ばれてるんですか」とモデルのブッキングを担当しているスタイリストさんに質問しているママもいて、それも何だかなぁ,と思いました。現場慣れしすぎて、営業トークバリバリのママも(これまた別件)いて引きます。聞いて無いようで見て無いようで、回りのモデル、ヘアメイク、アシスタントさんたち、みんなしっかり見てますよ~。よその事務所の人だからいいや、という認識では困ります。これもまた何度も書いてますが、狭い世界なので、あっという間にこういう評判は伝わってしまいます。


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昨日のレッスン

2009-03-28 12:58:30 | メッセージ

三月の二回目のポーズレッスンだった昨日。先週までのぽかぽか陽気と打って変わってこの寒の戻り。寒い中たくさん来て下さってありがとうございました。スタッフCです。

一回目のレッスンで風邪で本人やご兄弟、もしくはママがダウンし、昨日はその振り替えのモデルたち、見学も多く、かなりごったがえしたレッスンでした。出欠も取れず、ママたちともサイズや歯の抜け具合、ポーズのアドバイス等のお話もほとんど出来ず~~

しかも途中で私事でトラブル発生し、電話対応に追われ、スタッフAもキャスティングの問い合わせがあり、空白が何度か生じてしまいました。本当にすいません昨日のレッスンはいつもより行き届かなかった点が多かったと思います。次回でもいいですしメールでも大丈夫なので、聞きそびれた事があればご連絡下さいね。

もっと個人個人に対応をしたかったのですが、昨日はグループ分けし、グループ対応になってしまいました。パソコンの画面を見ながら、ご本人にも確認させながらのバック紙のレッスンでしたが、興味があるママはいつでもパソコンを覗きに来て頂いていいですよ。

子供さんに伝えても、どうしても忘れてしまいがちなので、やはりママが理解してくれる事が一番ベストだと思います。

ここでもよく書かせて頂いてますし、みなさんにもお伝えしている事ですが、ここでのポーズレッスンは、最低限、クレームが来ないレベルに引き上げるのが最優先です。そこを乗り越えた子たちには、更に色んなバリエーションや課題を与えていますが、レッスンに一年以上通っている子がほとんどです。

大きな声でご挨拶できる事。
ママから離れて、いつでも機嫌よく一人でバック紙の前に立てる事。
そして素早く笑顔を作れる事。
まっすぐ立てる事。

まずそれがきちんと出来ないと、次の段階へ進めません。

とかくポーズのバリエーションがみなさん欲しいように感じられますし、たくさん動ける事はカメラマンさんやクライアントさんからすると、とても頼もしく、有り難いのも確かです。でも「動けない」事によるクレームよりも、キッズモデルに関しては、笑えない、泣いてしまった、不機嫌になった事によるクレームの方が考えられます。もしくは何も言われずに二度と呼ばれない、といったパターンも。

せっかく通ってくれているのですから、色んなバリエーションを教えてあげたいし、ゆくゆくは出たお洋服の種類によって動きを変化させたり(カジュアル、フォーマルの使い分け、浴衣、着物、ショーの場合)する事を自分で考えながら動けるモデルにいつかなってもらいたいです。

カメラマンさんによっては、小さい子(小学校中学年以下でしょうか…)には、「次こうしてみようか」とか「ポケットに手入れてみて」と指示してくれる事も多いです。その時に基本ができている子は、どのような指示があっても、きれいにこなす事ができるはずです。基本ができていないと、指示されてもきれいに「見せる」事ができません。

基本ができて初めて、カメラマン、クライアントさんの指示に従えるものですし、柔軟に対応してくれる子とわかれば、次に繋がる事も多いのでは無いでしょうか。


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今日のお仕事

2009-03-27 23:36:41 | お仕事関連




さて今日の1枚です。
撮影はスムーズに何の問題も無く
非常に上手にできました。

今日は私も立ち会いました。
その場でキッズのお母様と持ち物について
少しお話ししました。

通常持ち物は前日にFAXか電話でお知らせします。
今日の持ち物もそんなに多い訳ではなかったのに
荷物が非常に大きなスーツケースでした。
なにがどれだけ入っているのか聞きますと
靴類が5~6足、靴下、ヘアメーク道具
トップスの合わせ10枚、ジーパン、スカート等の
合わせ10パターン程だと言う事でした。

ビックリです。大人のモデルでもこれほど
持ってくる事はあまりありません。
言われた持ち物以上のものですから尚更です。
何が出ても合わせられるようにとお母様が考えての
事だと思います。すばらしいです。

他の方々にこのお母さんのようにお願いしますとは
いいません。言われたものを持ってくるだけで事は
足ります。
ただ姿勢として、クライアントが見た場合非常に
頼もしく、そして大きな信頼を寄せて頂けるのでは
ないでしょうか。

私自身もいつも多めのものを仕事に持って行きました。
使わないものがほとんどでしたが、それでも持って行きました。
どんな影響があったかと聞かれれば、何も分かりません。
一つだけ言える事は、多めの荷物を持って行くことで
悪い印象を与える事はないです。
そのモデルの姿勢として判断される事は確かだと思います。

素晴らしい上がりを提供する事が一番大事ですが、すべての
姿勢を含めた回りへの心遣いも非常に大事だという事も
忘れないで下さい。



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今日のお仕事(ロケ)

2009-03-26 21:05:38 | お仕事関連



今日の写真です。(私もいっしょの仕事でした。)
ロケ撮影で着替えをしている所です。
通常ロケの場合、建物の中で撮影するものは
お部屋を借りて、その中でメーク、着替えをしますが
町中での撮影はメークを済ませた状態で現場へ行き
ワンボックスの中で着替える事が多いです。

男性モデルなんかは平気で外で着替えちゃいます。
当然ボトムもはきますのでパンツ姿になっちゃいますね。
名古屋の栄、大阪御堂筋それこそどこでも着替えます。
普通に車の中から見た人はビックリするでしょうね。

女の子は車の中で着替えます(あたりまえですね。)
ロケ車はスモークが張ってあるかカーテンがありますので
完全シャットアウトです。

今日は非常に寒く、風が強かったので厳しい撮影となりました。
通販の撮影なんかは実際の季節の真逆の商品撮影をしますので
これはかなりハードなものです。
30°を超える中で冬物の撮影、極寒の中で夏物の撮影
経験しないと分からないですが、本当にきついです。

華やかなイメージのモデルさんですが、他にも色々大変な事が多いです。
集合時間が朝4時だったり、大阪へ行くのに荷物が海外旅行1週間分くらいの
量になったり、、、、、etc
1回の撮影量が30カットなんてのもざらですね。
私も通常の生活で着替える回数を考えた場合、もうすでに10人分くらい
着替えてると思います(笑

いろいろな状況の中でレッスンと同じ表情、ポーズをしなければなりません。
単純なレッスンの積み重ねが大事です。



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ミュージカル『赤毛のアン』

2009-03-23 21:00:59 | お知らせ


今日は先日ブログにて書きましたミュージカルのオーディション
について書きますね。
写真の女の子が『赤毛のアン』のオーディションを受けました。
7歳から27歳までで、総人数は100人。
同じ年齢層の対象人数が45人だったそうです。
皆、書類審査を通過したメンバーですね。

実技審査はダンス、歌唱の2課題。

ダンスは現場にて動きを教えてもらい、その場で踊るものだそうです。

歌唱審査は、予め楽譜をもらい家での練習。
その結果を発表する形だと思われます。

45人中10人の合格者、見事に通過したそうです!!

手に持っているのは最終を通過した子のみに手渡されたTシャツだそうです。いい記念にもなりますし、頑張ったご褒美ですよね。

東海ブロックの実技審査の通過者は4月の最終審査に進むそうです。
まだまだ関門はありますが、是非頑張って欲しいです。

ホームページのアドレスを張っておきます、覗いてみて下さい。
http://www.st-musical.com/tours.html

-----
TUARS覗き穴、というページに昨日のオーディションの途中までの様子がアップされていて、興味深かったです。ダンスに関しては全くの素人の私たちですが、ニュアンスは伝わって来ました。

なるべく多くの子を拾ってあげたい思い…ものすごーくよくわかります(^^)一人一人がみんな本気で熱心で、頑張っている事は本物なのですから。


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ミュージカル

2009-03-21 10:04:30 | お知らせ

こんにちは♪
なかなかアップ出来ずにすいません、、、、、、。
今週に入ってから、あるキッズのお母様より
『アルプスの少女ハイジ』と『赤毛のアン』
の書類審査に合格し、2次へ進みますとのご連絡がありました。
2次試験より歌、ダンス、台詞読みなどの審査に入ると思います。

1次審査を通過する事も応募数を考えた場合、かなりの難関だという事は
容易に想像出来ます。
2次審査に進むともっと高度になって来ますので大変ですが、頑張って欲しいと思います。

オーディション(仕事も)というのは、言い方を変えると
パズルのピースを探すようなものです。
今回のピースの形は、例えば星形だとしましょう。
大きさ、色、全てがピッタリはまる星形ピースをスポンサーは探そうとします。
奇麗な星形でも、大きさ、色が合わなければぴったりとはまりませんので
そのピースを手に取りはめ込もうとはしません。
当然四角や三角のピースにおいては、いかに魅力的なものであっても目にすら止まりません。

ここで大事なのが選ばれなかったピースが悪いとか、駄目とかではないという事です。
違うピースを探しているスポンサーにとっては、三角や四角を探してるという場合も当然あります。
三角ピースを探している人にとっては星形は興味が無いものです。

その時その時で求められているものが違う世界ですので、これが1番!という形が存在しないんです。
ポーズ、笑顔、性格全てが違って当たり前、他のピースと比べる必要は全く無いんです。
自分の形を奇麗に、そして強固なものへと整えていく事が重要な事ではないでしょうか?

分かりにくい書き方をしたかもしれませんが、25年モデルを続けて来て、今(遅)分かりかけて来ました。
ただ同じ色形を持つピースが複数あった場合、細かな色の発色、ピースの形が奇麗かどうか等
非常に細やかな選別になって来ます。これは日々の意識、努力の部分だと思います。

高い意識を持つ人と普通の人では、今は同じ状態でも1年後、2年後,そして10年後には全く違う
ステージいる事になります。

、、、、、、、、、、と自分に言い聞かせてみました、、、、。

河原智樹


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今日のお仕事(アイキャッチ)

2009-03-14 23:52:18 | お仕事関連


こんにちは。
写真は昨日の仕事のものです。
最近非常にばたばたしててなかなかアップ出来ずに
申訳ありません。
せっかく頂いた写真もアップ出来てないものが
多々あります。
本当に申し訳無いです。

今回はアイキャッチの撮影のものです。
作業をしている感じで とスポンサー様より
リクエストがあったものです。

アイキャッチとはチラシの中で1番に目がいくように
撮られたものです。
その季節ごとの感じであったり、チラシ全体のイメージを
集約するような写真が多いですね。

今回の撮影のあと キッズ達が『楽しかった』との感想を
持ったそうです。
通常の流通撮影より、イメージ重視ですので
笑いが絶えない撮影になる事が多いように思います。


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レッスンを見ながらマネージャーが把握する事

2009-03-09 10:00:32 | メッセージ



昨日中に更新できずすいません。

昨日は午前中に堀先生の演技レッスン、午後からは無料体験、所属するにあたっての新しいモデルのコンポジットの撮影、すでに所属しているモデルのプライベート撮影でした。写真はそのプライベートな撮影のワンショット。七五三の後撮りです。ママのおばあさまも着ていたという大正時代に作られた貴重なお着物での撮影です。赤バックに紫が映えますね。

四月から年少さんとの事ですが、終始おりこうさんで、待ち時間も多かったし疲れたはずですが、最後の家族写真まで笑顔で終える事ができました。

新しく所属するキッズモデルの中に笑顔が早く、オン、オフの切り替えのスムーズな子がいて、それは大人顔負けの切り替えでありました。笑顔をキープしつつ、もっと楽しそうに、とか、目をもっと大きく、といったリクエストに、ぱっと早く柔軟に対応してもらえる事は、カメラマン、クライアント側に非常に有り難い事です。

午前中のレッスンは私たちスタッフは今日は見学。月に一回なので劇団の子たちと比べると進度は遅いとは思いますが、遅いなりに徐々にみんなよくなって来ていますよ。うつむいたり、だらだらと動く事が少なくなって来ました。アドリブが上手になって来た子、声の抑揚がつくようになって来た子、ママがいなくてもしっかりして来た子、ご挨拶が上手になった子…様々です。

それでもやはりまだだらだらと見えてしまったりする子もいて、とても損だなぁと思いました。いつも書いていますが、上手にそつなくこなす事も大事ですが、一生懸命な思いが伝わって来る事の方が、相手の心に響くものです。みんなそれぞれがいいものを持っていて、それを発揮できる子、出来ない子、そして意外と多いのが、出来る時と出来ない時の差が激しい子です。

一生懸命な思いはあるのに、照れや、急にふっと冷めてしまう瞬間がある…本来子供ってそういうものかもしれません。

学校や幼稚園、サークルで許される事も、お習い事の種類によっては年令に応じて許されなくなって来ますね。お習い事でいうところの発表会やコンクール、試合、大会ともなると尚更です。経験のある方はよくご存知だと思います。

そしてこの業界においては、レッスンの段階ならまだしも、オーディション、お仕事では御法度の行為もあります。特にお仕事に関しては、お金を頂く立場であるのですから。

その子本来のいいものを引き出してあげる事も私たちの仕事ですし、本来の子供たちのいいものも把握できるよう努めています。どんなにいい笑顔ができる事を知っていても、私たちのいない現場でそれができるのか、普通にバック紙の前で機嫌良く立てるか、カット数が多くなったらどうなのか、待ち時間が多かったらどうなるのか、ロケだとどういう風に動くのか、を月二回、或いは一回のレッスンで把握するわけです。

お仕事も媒体やスタジオによって、拘束時間も、相手が子供に求める範囲もかなりギャップがあります。前のスタジオではこんなけ出来ていればOKだったのに、今日のスタジオでは…なんて事ざらなので(大人になってもそうです)、演技レッスン、ポーズレッスンで、ある程度こちらで把握し、判断し、お問い合わせを振って行きます。

最後はそのモデル本人が、この仕事をどれほど「好き」なのか、「まあまあ好き」なのか。「どちらかというとあまり…」なのか。

「好き」な子の方が前向きで、上達も速いのは言うまでもありませんが、決して「まあまあ好き」が悪いなんて思いません。むしろ子供はそのくらいの子の方が多いんじゃないでしょうか。まあまあ好き~♪くらいのニュアンスの子の方がある意味子供っぽいといえば子供っぽいですし、本当に「やるぞ!」という時には目を見張るくらいばける可能性を秘めていたりもするんです。

ただ損な事が多いのも事実なので、それを伝えたくて今日は長々と書いています。出来る時と出来ない(あまりやる気が起らないモード)時のギャップが大きく、ふてくされて見える子…これが本当に損なのです。相手側に与える印象として、何もいい事はありません。私たちがどんなにいいものを持っているんだと知っているとしても。

ちょっと時間があったので長文になりましたが、決して昨日のレッスンがみんな駄目だったのではないですよ。むしろみんな良くなって来ているのでご安心を。先生と相談しながら、以前のように希望すればママが立ち会えるようにしてゆきたいと思っています。少し見ていない間に上達していて、感動するかもしれませんよ。


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今日のお仕事(整髪剤関連、流通撮影)

2009-03-06 19:30:54 | お仕事関連

昨日髪を整えて、今日本番の撮影に挑んだスタッフCです。

今日キッズ二人も別媒体でお仕事でしたが、30分もかからずに終了したとの事(^^)。少ないカット数で今日はラクチンだったのでは。よかったですね。

私スタッフCも負けず劣らずのゆとりのある撮影で、ヘアメイクさんも「次から次へと追い立てられない…なんて楽なの~」とおっしゃっていました。

私は着いてから先に入っているモデルさんの終了を待ってから一緒にまずお昼。近所の和食屋さんに移動、スタジオにまた戻って来てからゆっくりメイク、ヘア。予定表によると80分取ってもらえてました。着替え後、カメラテスト15分、本番35分。ほぼ予定通り進み、終了~。といっても私がスタジオを出る時にも、他のスタッフの方は次回の撮影の打ち合わせをしていらっしゃいました。

3つのシチュエーションで各モデルさん3名ずつが、おそらく三日に分けての撮影で、一人一人のモデルさんは楽でも、撮影としては大掛かりで、デザイナーさん、ヘアメイクさん、スタイリストさん、カメラマン、印刷屋さんは大変だと思います。

写真は全9名分の衣装。一人につき1~2パターンは用意されていました。

今日は本番は正味3~40分の撮影でしたが、使ってもらえるものが撮れたのは最後の五分くらいでは無いでしょうか…。ゆっくりペースのせいか、先の食事のせいか?それとも夕べ遅い就寝になってしまったせいか、エンジンがなかなかかからずかなり焦りました。

エンジンがかからない状態…目にもやがかかったような感じで、ずっと手や足のつま先が冷えきっていました。このまま終わったらどうしようと思った矢先に、目の前が急にさっと晴れて体も温かくなって来ました。

そのあたりから、ようやくモニターを見つめるクライアントさんたちが笑顔になり、なんとかまとまったと思います。ヘアメイクさんもきっと焦ったはず…ごめんなさい。よく一緒になる方だからいつもと違うと感じたはずです。いつもよりメイクの直しもかかっていたし。ここのところ不本意です。


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美容室へ(今日の撮影に備えて)

2009-03-06 00:36:00 | お仕事関連

今日、と言いたいところですが、すでに日付が変わってしまいました。昨日、今日の撮影の為に髪をクライアント様のご要望にお答えする為、美容室で整えて来ました。

某カラーリング剤の撮影の為、まずはしっかりとカラーリング。毛量の調節、そしてかなりのダメージヘアをカバーするべく、トリートメントを

カラーリングももう少し後にしないといけないかなと思っていたので、撮影の為とはいえ、ちょっとラッキーと思ったのですが、何が嬉しいってトリートメントの方が嬉しかったかも。これで長女の卒業式も大丈夫

以前も同じカラーリング剤メーカーさんのお仕事をさせて頂いた事があるのですが、その時は指定された美容室も遠く、カラーはそのメーカーさんの研究所まで行かなくてはならず、それが美容室から更に更に遠い。一日がかりになってしまって疲れ果ててしまったのですが、今回は美容室も栄近辺だったし、サロンもきれい、担当の美容師さんも可愛くてとっても感じのいい方でした。

画期的な事に、シャンプー台が高い位置に設置されていて、あまり体を寝かせなくていいのが印象的でした。それとも私が今まで知らなかっただけで、今はそういうシャンプー台が主流なんでしょうか…

それはさておき、もちろん今日の撮影にあたってのカット、カラーリングなので、あまり長さも変えれませんでした。もっと痛んだところを切って頂いてよかったんですけど。でも、まあトリートメントで、ずいぶん痛みも治まりました。

今日のお仕事の決定が入った時点で、爪もかなり地味にしておきました。せっかくカルジェルをやって貰ってるので、せめて爪先にきらっと光沢を入れたかったんですが、今回は我慢しました。ベージュ一色です40歳の私が40歳の設定って事は無いだろう~と見越して。

ヘアスタイルや、ネイルで冒険できないのが、この仕事の難点ではありますね。きれ~にキラキラの装飾のキッズモデルのママたちを見ると羨ましくなってしまいます。




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決定、キャンセルの話

2009-03-03 10:32:00 | メッセージ

以前にもよく似たニュアンスの事を書きましたが、お仕事、オーディションといった、モデルさんが直に動く事に関しても、直前まで二転三転し、決定事項が伝わるのも遅れる事も多々で、ご理解願いますというお話でした。(余談ですが、水面下の書類選考の時点では、もっと動きがあり…お話があっても、あまり当てにならない場合もしばしばです。みなさんには一つ一つお伝えしていません)

今回男の子が対象だった某建設関係のオーディションもそんな流れの中、オーディションそのものがなくなってしまいました。かなり直前の事でしたし、私たちも楽しみにしていたので残念ですが、お母様や本人たちの方も同様だと思います。すいません…

私はかれこれこの業界歴20年を過ぎ(スタッフAだと…どのくらいの芸歴なんでしょう…あまりよく把握してはいません)、会社勤めする事もなく、ずっと携わっているもんですから、すっかり慣れっこになってしまっていますが、ママたちからすれば納得いかない事しばしばでしょう。自分一人が動くのとは違って、ママがいなければ子供モデルは動けないし、他の兄妹の子を仕事、オーディションの間どうすればいいのか?といった段取りや、ママのお仕事の関係もあります。子供一人の撮影、オーディションの為に、ママだけでなく、パパだったりおじいちゃんおばあちゃんまで巻き込んでの大騒動になったり、大移動になったりするわけですから。

そこを踏まえても、それでも、いつも「こんなもんだ」とママたちにはどんとかまえていてもらいたいです。そうでないと、やっていけません。直前のキャンセルは困るし、早く詳細を出して下さいとは、我々は先方さんに強くは言えません。最初始まったコンセプトがどんどん話が膨らんだり違う方向にいったり、予算の都合が出て来たり、私たちには予測不可能な状況で、知らないところで話は進んで行きます。私たちに伝えられるのはいつも最終決定です。(事前の相談ももちろんありますが、それはあくまでも相談。決定ではありません。私たちに決定権は何もありません)

以前私たちが所属していた某大手モデルエージェンシーのマネージャーはこういった動きを「一種の温度」と表現していました。あまりピンと来ませんが、私が表現するとしたら、なんだろう…やっぱり「流れ」かな?「波」の方が近いかな?キッズモデルに関してはある時期やたらと同じ身長の問い合わせがある、とか、つい最近小さい子の問い合わせが多かったらと思ったら「小さいから」の理由で立て続けに流れてしまったり、とかいった具合です。

急な問い合わせ、直前の決定、キャンセルのはほとほと振り回される事が多いので、本当にそれは申し訳無いと思いますが、もう付き物でしかありません。スポーツに怪我が付き物のように。怪我しないように日頃から気をつけるのと同時に、どうやって怪我と付き合ってゆくか、であるといいます。このお仕事に関しては、振り回されず、どんとかまえる、しかないと思います。「あらまた~?」くらいの余裕で(笑)。急な問い合わせで無理な場合はもちろん遠慮なくお断りして頂いていいです。

そんな私も撮影日前に、今回髪の色、長さを整える為に、クライアントさん指定の美容院に行くよう指示されているんですが、日程、場所もまだ連絡ありません(^^; いいんだろうか…と思いつつもノンキに連絡待ちです。

それにしてもまだ立ち上がったばかりのこのエージェンシーなのに、ママたちの意識変化にも目を見張るものがあります。ステージママという言葉は好きじゃないので、あまり使いたくないんですが…キッズモデルのママへと変化していってるんだなぁと…。我々ももっと一層頑張らなければ~。


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