K-Graine's Affirmade in Stadio

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VIRGIN KILLER

2010-09-24 00:52:07 | アファメイド
「Virgin?」

NEWレンズPlanarの処女作は満を持して登場

凛として時雨 『still a Sigure virgin?』

しかしとんでもないものを産み出してしまったな。
テレビの時代がついに3Dに到達したように
時雨の音楽は新時代を迎えた。
時雨が作る音は2010年の音楽ではないような
突き抜けた感というか、一歩二歩先をいった音楽のような・・・。
それぐらいメッタ刺しにされた後、ギザギザに切り刻まれたね。
そう、自分の予想レベルをはるか斜め45°をいかれたような。
音のナイフが鋭く突き刺さる。
アルバムタイトルが示すものは、
今まで時雨を聴いてきた人も
「こんな『時雨』未体験でしょ?」
このアルバムで時雨を知った人も
「あなた『時雨』初めてでしょ?」
そして
「『時雨』はまだ誰にも犯されていない」宣言。
これが時雨のすべてであってすべてでない。
そう言われているようで・・・。

プレイではまず345のボーカルがホント絶妙のスパイスになった。
出番は減ったけどここぞというところは
やっぱり345が持っていくんだよな~。
綿密に計算してんじゃねえかってぐらい。
ピエールも相変わらずこれライブで叩けんの?
ってぐらいテクニカルなものから
一発で利かせる説得力。
TKが施したドラムのミックスも革新的だな~。
そしてメインコンポーザーのTK。
まず彼の頭の中を覗きたい。
どうなってんの?
これを思いつくの?
それとも思いついたものを肉付けして、肉付けしてこうなったの?
とりあえず全部出してぐちゃぐちゃに和えたらこうなりました!みたいな。
プレイ面では轟音と流麗なアルペジオの洪水。
ギターキッズがまず真似できない変態プレイの数々。
でも難しいことだけをひけらかすギタリストではなく、
彼にしか出せない音、プレイ、メロディ。
すべてオリジナリティに溢れている。
バンドメンバー、スタッフを含め、
こんな革新的で新鮮で独特な音楽を作っている現場に携わっていて
毎日楽しいだろうな~。産まれる瞬間に立ち会えるわけで。。。
紛れもない日本産ロック。
今年の暫定1位は間違いなし!
おそらくこれを超える作品にはしばらく出会えないだろう。
そんな刺激的な作品が世間の注目を集めていることも
また嬉しい限りだ。
一昨日、昨日とデイリーチャート1位だったみたいよ。
この革新的ロックサウンドが受け入れられていることに
まだまだ日本も捨てたものじゃないなと思う。

LUNA SEAの音楽リンクで知った『凛として時雨』。
LUNA SEAという起源から派生したあらゆるジャンルのグッドミュージック。
未来に繋がるリンクをこれからも絶やしたくはない。

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