マラサイその後（４）

　夏から作ってきたマラサイのジオラマですが、今回の記事で最後になります。

　当初は、今年のＧＢＷＣに出品するために作成して来ましたが、仕事の都合等で間にあわず断念しました。
　その後、ＲＲＭ展示会までには何とかと思い、制作を進めました。

　で、当日？？になりますかね。午前２時に完成するというドタバタでしたが、一応完成しましたので、その状態をアップします。

　まず、このジオラマを作るにあたっての設定を。

　ガンダムＵＣ第４話で、世界各地に潜伏していたジオン軍の残党が決起し、トリントン基地へ出撃するというシーンがありました。

　古城から出るグフ、密林の中のズゴック等、色々な場所に隠れていたんだなと想わせる場面でした。

　そこで、こんな場所にも隠れていたのではという設定で作り始めたのがこのジオラマです。

　とあるヨーロッパの牧場。（J.J.さん命名ＯＫ牧場）
　ジオンの残党は、牧場を営みながら地球に潜伏し、来るべき時に備えていた。
　いつでも出撃できるよう、ベースジャバーの格納庫を倉庫に偽装し整備を行なっていた。
　（マラサイも牧場のどっかに隠してあったことに）

　そんなある日、トリントン基地襲撃の電文が届きついに出撃の時を迎える。
　日頃からメンテナンスしていたおかげで、ベースジャバーはいつでも出れる状態。

　「待ちに待ったこの時だが、まだ時間はある。焦りなさんな、戦闘時に不備があっては困る。しかっり準備して行こう。」

　なんて感じで、倉庫を解体し徐々に出撃準備を進めているといった感じです。

　

　

　

　マラサイは、軽くディテアップを行ったのみ。
　ベースジャバーは、格納状態にするため羽を折りたたんだ状態に改修。
　各建物は、全て自作です。

　その他の小物（トラクターや箱）、牛、樹木はＮゲージの資材から流用。

　ベースは、ファームな感じを出したかったので、ガーデニング用の木製プランター（焼杉）を使用しました。
　ちょうど良い大きさのプランターがなかなか見つからず、最終的にアイリスオーヤマ製の物に。（ＧＢＷＣを考えていたので、レギュレーションに収まるよう直径４６㎝）

　皆さんには、展示会で現物を見てもらい色々と意見を頂きました。
　当初のイメージはこのとおりでしたので、これで完成として展示会には出しました。

　しかし、色々な話を聞かせてもらい、まだ手を加える余地があると思いました。
　来年のコンテストには、もう少し手を加え何かしらには出品いたします。

　今回で、このジオラマの記事は終了しますが、作品としてはもう少し続けて行きます。
　完成した際には、可能な範囲で報告しますのでしばし時間をください。